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公開番号
2024115220
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-26
出願番号
2023020804
出願日
2023-02-14
発明の名称
制御システム、制御装置及び方法
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H04L
7/00 20060101AFI20240819BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】グローバル時刻及びローカル時刻を参照した適切な動作を実現するための制御システム、制御装置及び方法を提供することにある。
【解決手段】実施形態によれば、ネットワークを介して通信可能に接続された第1及び第2制御装置を備える制御システムが提供される。第1制御装置は、グローバル時刻を管理する管理手段と、ローカル時刻を生成する第1生成手段と、グローバル時刻及びローカル時刻と第1制御装置の動作が規定された動作制御情報とに基づいて、当該第1制御装置の動作を制御する制御手段と、グローバル時刻及びローカル時刻に基づいて、時刻の誤差を示す時刻誤差情報を生成する第2生成手段とを含む。第2制御装置は、生成された時刻誤差情報を第1制御装置から取得する取得手段と、取得された時刻誤差情報に基づいて、動作制御情報を修正する修正手段とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークを介して通信可能に接続された第1及び第2制御装置を備える制御システムにおいて、
前記第1制御装置は、
グローバル時刻を管理する管理手段と、
ローカル時刻を生成する第1生成手段と、
前記グローバル時刻及び前記ローカル時刻と前記第1制御装置の動作が規定された動作制御情報とに基づいて、当該第1制御装置の動作を制御する制御手段と、
前記グローバル時刻及び前記ローカル時刻に基づいて、時刻の誤差を示す時刻誤差情報を生成する第2生成手段と
を含み、
前記第2制御装置は、
前記生成された時刻誤差情報を前記第1制御装置から取得する取得手段と、
前記取得された時刻誤差情報に基づいて、前記動作制御情報を修正する修正手段と
を含む
制御システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1生成手段は、前記第1制御装置が備えるクロック毎にローカル時刻を生成し、
前記第2生成手段は、前記ローカル時刻毎に時刻誤差情報を生成する
請求項1記載の制御システム。
【請求項3】
前記動作制御情報は、前記第1制御装置が動作を行う時間の長さを表す動作時間を含み、
前記修正手段は、前記生成された時刻誤差情報に基づいて、前記動作制御情報に含まれる動作時間を変更する
請求項1記載の制御システム。
【請求項4】
前記変更される動作時間は、前記グローバル時刻を参照して行われる1周期分の動作の時間及び当該1周期分の動作の時間中に前記ローカル時刻を参照して行われる動作の時間のうちの少なくとも一方を含む請求項3記載の制御システム。
【請求項5】
前記動作制御情報は、複数のキューの各々に対応するゲートの開閉が設定されたゲート制御情報を含む請求項4記載の制御システム。
【請求項6】
前記動作制御情報は、前記第1制御装置が備えるプロセッサが仮想マシンの単位で処理を実行するスケジュールを示すスケジューリング情報を含む請求項4記載の制御システム。
【請求項7】
前記動作制御情報は、前記第1制御装置が備えるプロセッサがタスク、プロセスまたはスレッドの単位で処理を実行するスケジュールを示すスケジューリング情報を含む請求項4記載の制御システム。
【請求項8】
前記第1制御装置は、前記時刻誤差情報によって示される時刻の誤差が予め定められた条件を満たすかを判定する判定手段を更に含み、
前記時刻誤差情報は、前記時刻の誤差が前記条件を満たすと判定された場合に、前記第1制御装置から前記第2制御装置に送信される
請求項1~7のいずれか一項に記載の制御システム。
【請求項9】
ネットワークを介して通信可能に接続された第1及び第2制御装置を備える制御システムにおいて、
前記第1制御装置は、
グローバル時刻を管理する管理手段と、
ローカル時刻を生成する第1生成手段と、
前記グローバル時刻及び前記ローカル時刻と前記第1制御装置の動作が規定された動作制御情報とに基づいて、当該第1制御装置の動作を制御する制御手段と、
前記グローバル時刻及び前記ローカル時刻に基づいて、時刻の誤差を示す時刻誤差情報を生成する第2生成手段と
を含み、
前記第2制御装置は、
前記生成された時刻誤差情報を前記第1制御装置から取得する取得手段と、
前記取得された時刻誤差情報によって示される時刻の誤差が予め定められた条件を満たす場合に、前記第1制御装置を識別するための識別情報を出力する出力手段と
を含む
制御システム。
【請求項10】
他の制御装置とネットワークを介して通信可能に接続される制御装置において、
グローバル時刻を管理する管理手段と、
ローカル時刻を生成する第1生成手段と、
前記グローバル時刻及び前記ローカル時刻と前記制御装置の動作が規定された動作制御情報とに基づいて、当該制御装置の動作を制御する制御手段と、
前記グローバル時刻及び前記ローカル時刻に基づいて、時刻の誤差を示す時刻誤差情報を生成する第2生成手段と
を具備し、
前記動作制御情報は、前記他の制御装置において前記時刻誤差情報に基づいて修正される
制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、制御システム、制御装置及び方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、ネットワークを介して通信可能に接続される複数の制御装置(通信転送装置及び情報処理装置等)を備える制御システムにおいては、ネットワーク全体で同期した時刻(以下、グローバル時刻と表記)に基づいて各制御装置が動作することが知られている。
【0003】
このような制御システムによれば、当該制御システム内の時刻を統一的に管理し、当該制御システム全体で効率的に処理を切り替えるようなことが可能となる。
【0004】
ところで、グローバル時刻による処理の切り替えはオーバヘッドが大きいため、当該オーバヘッドの影響を緩和するために、基本的には各制御装置において生成される時刻(以下、ローカル時刻と表記)を参照して動作しながら、必要に応じてグローバル時刻を参照して動作するように当該制御装置を構成することが考えられる。
【0005】
しかしながら、例えばグローバル時刻とローカル時刻との進み方にずれ(誤差)がある場合には制御装置が適切に動作することができない場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-211247号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、グローバル時刻及びローカル時刻を参照した適切な動作を実現するための制御システム、制御装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態によれば、ネットワークを介して通信可能に接続された第1及び第2制御装置を備える制御システムが提供される。前記第1制御装置は、グローバル時刻を管理する管理手段と、ローカル時刻を生成する第1生成手段と、前記グローバル時刻及び前記ローカル時刻と前記第1制御装置の動作が規定された動作制御情報とに基づいて、当該第1制御装置の動作を制御する制御手段と、前記グローバル時刻及び前記ローカル時刻に基づいて、時刻の誤差を示す時刻誤差情報を生成する第2生成手段とを含む。前記第2制御装置は、前記生成された時刻誤差情報を前記第1制御装置から取得する取得手段と、前記取得された時刻誤差情報に基づいて、前記動作制御情報を修正する修正手段とを含む。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る制御システムのネットワーク構成の一例を示す図。
本実施形態の比較例におけるグランドマスター装置の機能構成の一例を示す図。
本実施形態の比較例における通信転送装置の機能構成の一例を示す図。
本実施形態の比較例における情報処理装置の機能構成の一例を示す図。
本実施形態の比較例におけるオーケストレーション装置の機能構成の一例を示す図。
ゲート制御情報の一例を示す図。
スケジューリング情報の一例を示す図。
本実施形態における通信転送装置の機能構成の一例を示す図。
本実施形態における情報処理装置の機能構成の一例を示す図。
本実施形態におけるオーケストレーション装置の機能構成の一例を示す図。
時刻誤差情報通知処理の処理手順の一例を示すフローチャート。
差分計算部の動作について説明するための図。
周期動作に応じて計測されるグローバル時刻増加値及びローカル時刻増加値について概念的に示す図。
動作制御情報修正処理の処理手順の一例を示すフローチャート。
第1処理が実行されることによって修正されたゲート制御情報の一例を示す図。
第1処理が実行されることによって修正されたスケジューリング情報の一例を示す図。
第2処理が実行されることによって修正されたゲート制御情報の一例を示す図。
第2処理が実行されることによって修正されたスケジューリング情報の一例を示す図。
第2処理が実行されることによって修正されたゲート制御情報の他の例を示す図。
オーケストレーション装置から出力された識別情報が表示された画面の一例を示す図。
オーケストレーション装置から出力された識別情報に基づいて生成される画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る制御システムのネットワーク構成の一例を示す。図1に示す例では、制御システム1は、グランドマスター装置2、第1通信転送装置3a、第2通信転送装置3b、第1情報処理装置4a及び第2情報処理装置4bを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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