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公開番号
2024114881
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-23
出願番号
2024103993,2023129001
出願日
2024-06-27,2023-08-08
発明の名称
飼料用組成物及びその製造方法、飼料、家畜への給餌方法、並びに家畜の飼料に対する嗜好性向上方法
出願人
白鶴酒造株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A23K
20/20 20160101AFI20240816BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】醸造酒の製造において使用された活性炭を有効活用することができ、炭が有する糞の臭気低減効果、下痢の防止効果、及び体重増加効果を保持しつつ、さらには嗜好性が良好な飼料用組成物及びその製造方法、前記飼料用組成物を含む飼料、並びに前記飼料用組成物を用いた家畜への給餌方法及び家畜の飼料に対する嗜好性向上方法の提供。
【解決手段】醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭を含む飼料用組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
醸造酒の製造工程で生じる発酵物における液体に含まれる成分を吸着させた活性炭を含むことを特徴とする飼料用組成物。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の飼料用組成物の製造方法であって、
醸造酒の製造工程で生じた発酵物における液体を活性炭で処理する処理工程と、
前記処理工程後の活性炭を回収する回収工程とを含むことを特徴とする飼料用組成物の製造方法。
【請求項3】
請求項1に記載の飼料用組成物を含むことを特徴とする飼料。
【請求項4】
請求項1に記載の飼料用組成物を飼料に添加することを含むことを特徴とする家畜への給餌方法。
【請求項5】
請求項1に記載の飼料用組成物を飼料に添加することを含むことを特徴とする家畜の飼料に対する嗜好性向上方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飼料用組成物及びその製造方法、飼料、家畜への給餌方法、並びに家畜の飼料に対する嗜好性向上方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
醸造酒の製造では、活性炭が使用されている。例えば、清酒の製造では、清酒の清澄濾過において、活性炭が使用されている。この清澄濾過に使用された活性炭(以下、「清酒処理炭」と称することがある。)は堆肥や肥料として利用されている。しかしながら、清酒処理炭は非常に安価で引き取りされているため、さらなる有効活用が課題として挙げられる。
【0003】
清酒処理炭については、pol阻害活性があることなどが報告されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
他方で、炭には家畜が食べることで、糞の臭気の低減(例えば、非特許文献2参照)、下痢の防止(例えば、非特許文献3参照)、体重の増加効果(例えば、非特許文献4参照)があることが知られている。
【0005】
家畜類の排泄物を改善し環境衛生を向上させると共に、家畜類の食欲を増進させる技術として、焼成ゼオライトと、果物搾汁粕発酵物と、米糠熱水抽出液と、木炭粉末と、乳酸菌水と、果汁と、を含む飼料補助剤が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
酒粕には粗飼料の消化を促進する効果があるが、一方で牛によって嗜好性に差が見られることが報告されている(例えば、非特許文献5参照)。
【0007】
上記したように、醸造酒の製造において使用された活性炭の新たな活用方法が求められている。また、家畜に与える飼料には嗜好性が高いことが求められるが、既存の飼料用の炭では嗜好性が十分とはいえず、嗜好性が良好であり、飼料として有用な新たな素材の開発が求められているのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2008-054505号公報
【非特許文献】
【0009】
水品善之、兵庫県内の食品産業廃棄物の有効利用を目指した新規な健康機能性食品の開発、ひょうご科学技術協会 学術研究助成成果報告書(2013)
佐々木浩一、他、籾殻炭添加飼料給与による豚糞からの臭気低減効果、秋田県農林水産技術センター畜産試験場、23号、48~53ページ、2009年3月
青木康浩、他、炭の給与が子牛の糞性状、健康状態および発育に及ぼす影響、日本家畜管理学会・応用動物行動学会合同2010年度春季研究発表会(2010)
飛岡 久弥、濃厚飼料多給下の褐毛和種肥育牛の成長に及ぼす活性炭給与の効果、九州東海大学農学部紀要、九州東海大学農学部、14巻、49~55ページ、1995年3月
酒粕給与による黒毛和種肥育技術、あたらしい農業技術 No.671、静岡県経済産業部、令和2年度
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、前記従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、醸造酒の製造において使用された活性炭を有効活用することができ、炭が有する糞の臭気低減効果、下痢の防止効果、及び体重増加効果を保持しつつ、さらには嗜好性が良好な飼料用組成物及びその製造方法、前記飼料用組成物を含む飼料、並びに前記飼料用組成物を用いた家畜への給餌方法及び家畜の飼料に対する嗜好性向上方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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