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公開番号
2024113796
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-23
出願番号
2023018985
出願日
2023-02-10
発明の名称
建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
E05C
17/24 20060101AFI20240816BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】障子の開き量を規制する規制機構の操作部を覆い、汎用性が高いカバーを備えた建具を提供する。
【解決手段】障子と、前記障子を開閉自在に軸支する枠体と、操作部を備え前記障子の開き量を規制する規制機構と、前記操作部を覆うカバーと、を有し、前記カバーは、前記枠体の室内側に位置する内装材に取り付けられる台座部と、前記台座部に対して位置調整可能に取り付けられるカバー本体と、を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
障子と、
前記障子を開閉自在に軸支する枠体と、
操作部を備え前記障子の開き量を規制する規制機構と、
前記操作部を覆うカバーと、
を有し、
前記カバーは、前記枠体の室内側に位置する内装材に取り付けられる台座部と、
前記台座部に対して位置調整可能に取り付けられるカバー本体と、
を有していることを特徴とする建具。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建具であって、
前記カバー本体は、前記台座部に螺合されるねじにより固定され、
前記ねじが挿通される長孔を有していることを特徴とする建具。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の建具であって、
前記カバー本体は、外力を加えることにより破壊可能であり、
前記台座部の取り付け位置と反対側に、前記外力を作用させるための外力作用部を有していることを特徴とする建具。
【請求項4】
請求項3に記載の建具であって、
前記カバー本体は、樹脂製であることを特徴とする建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開き障子の開き量を規制する規制装置と、操作により規制装置の規制を解除する解除機構と、解除機構を覆うカバーとを備えた開き窓用の建具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、戸(障子)の最大開放量(開き量)を所定の換気開放位置に規制する牽制部品(規制装置)が、戸及び窓枠に対して連結部材で接続係合しており、連結部材の連結を解除状態に操作する規制解除手段の操作部材をカバーで覆っている開量調整器を備えた建具は知られている(特許文献1参照)。また、枠体の内周側に配置される障子と枠体の間に、障子の開放角度を規制する規制機構を備え、この規制機構による規制を上下方向にスライドさせて解除する解除機構を備え、解除機構の一部を枠体と障子との間から室内側に延出させて、解除機構の操作部が室内側に設けられている建具も知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭63―201178号公報
特開2019―124093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような解除機構の操作部は、室内側から操作し易いように、より室内側に配置される。このため、操作部を覆うカバーは、障子が支持される枠体よりも室内側に位置する内装材に取り付けられることもある。建具は、施工現場により納まりが相違する、すなわち、カバーが取り付けられる内装部分と、枠体又は障子に設けられる操作部との相対位置は、施工現場により相違する。このため、操作部を覆うカバーは、施工現場に応じて取り付けができるようにサイズが異なる、複数種類のカバーを用意しなければならず、コストが嵩むとともに、複数種類のカバーの保管及び管理が煩雑であるという課題があった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、障子の開き量を規制する規制機構の操作部を覆い、汎用性が高いカバーを備えた建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するための主たる発明は、障子と、前記障子を開閉自在に軸支する枠体と、操作部を備え前記障子の開き量を規制する規制機構と、前記操作部を覆うカバーと、を有し、前記カバーは、前記枠体の室内側に位置する内装材に取り付けられる台座部と、前記台座部に対して位置調整可能に取り付けられるカバー本体と、を有していることを特徴とする建具である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、障子の開き量を規制する規制機構の操作部を覆い、汎用性が高いカバーを備えた建具を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る建具の横断面図である。
本実施形態に係る建具が備える規制機構を縦框側から見た図である。
図2におけるA矢視図である。
図4(a)は、規制部材のうちの縦枠に取り付けられる部材を縦框側から見た図であり、図4(b)は、規制部材のうちの縦框に取り付けられる部材を縦枠側から見た図である。
規制機構により開き量が規制された状態を示す図である。
規制機構による規制が解除された状態を示す図である。
図7(a)は、台座部の平面図であり、図7(b)は、図7(a)におけるB矢視図である。
図8(a)は、カバー本体部の平面図であり、図8(b)は、図7(a)におけるC矢視図である。
互いに異なる納まりの建物に取り付けられたカバーを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係る建具について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る建具の一例として、高層建物の換気口として用いられ、図1に示すような縦すべり出し窓をなす建具1を例に挙げて説明する。
【0010】
以下の説明においては、建物に取り付けられた状態の建具1を、室内側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、奥行き方向を見込み方向として示す。また、建具1の各部位であっても、また、建具1を構成する各部材については単体の状態であっても、建具1が設置されている状態にて上下方向、左右方向、見込み方向となる方向にて方向を特定して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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