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公開番号2024113721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023018839
出願日2023-02-10
発明の名称棒金収納装置および現金処理システム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07D 1/00 20060101AFI20240816BHJP(チェック装置)
要約【課題】装置の構成を簡易にしつつも、棒金の収納状態の認識精度の低下を抑制する。
【解決手段】筐体から引き出し可能に収納され、各々が複数の硬貨を含んで構成される複数の棒金を立位状態で収納する収納部と、前記収納部の上方に設けられ、前記収納部が前記筐体に収納された状態で前記収納部に収納された前記複数の棒金を撮像する撮像部と、
を備える、棒金収納装置が提供される。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
筐体から引き出し可能に収納され、各々が複数の硬貨を含んで構成される複数の棒金を立位状態で収納する収納部と、
前記収納部の上方に設けられ、前記収納部が前記筐体に収納された状態で前記収納部に収納された前記複数の棒金を撮像する撮像部と、
を備える、棒金収納装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記撮像部は、前記収納部の上方に固定して設けられている、
請求項1に記載の棒金収納装置。
【請求項3】
前記撮像部は、前記収納部の上方かつ前記筐体の内部に固定して設けられている、
請求項2に記載の棒金収納装置。
【請求項4】
前記撮像部が備えるレンズは、魚眼レンズまたは超広角レンズである、
請求項1に記載の棒金収納装置。
【請求項5】
前記棒金収納装置は、前記撮像部によって撮像されて得られた画像に基づいて、前記収納部が収納する前記複数の棒金の収納状態を認識する制御部を備える、
請求項1に記載の棒金収納装置。
【請求項6】
前記収納部は、各々が棒金を収納可能な複数の収納場所を備え、
前記収納状態は、前記複数の収納場所の一部または全部に収納されている棒金の金種を含む、
請求項5に記載の棒金収納装置。
【請求項7】
前記収納状態は、前記棒金の金種と、前記棒金が収納されている収納場所を示す情報にあらかじめ対応付けられた金種とが一致しているか否かを示す情報を含む、
請求項6に記載の棒金収納装置。
【請求項8】
前記収納部は、各々が棒金を収納可能な複数の収納場所を備え、
前記収納状態は、前記複数の収納場所それぞれに棒金が収納されているか否かを示す情報を含む、
請求項5に記載の棒金収納装置。
【請求項9】
前記制御部は、複数の前記撮像部によって撮像された画像に基づいて、前記収納部が収納する前記複数の棒金の収納状態を認識する、
請求項5に記載の棒金収納装置。
【請求項10】
前記棒金収納装置は、
前記収納部が前記筐体に収納された状態を検知するスイッチと、
前記スイッチによって前記収納部が前記筐体に収納された状態が検知されたことに基づいて、前記撮像部による前記複数の棒金の撮像を開始する制御部と、
を備える、請求項1に記載の棒金収納装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、棒金収納装置および現金処理システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、小売店またはスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設において、売上金を入金し、釣銭準備金を出金する現金処理装置が設置されている。現金処理装置の一例として、同一金種の所定枚数の硬貨を棒状に包装して得られる棒金の収納機能を備える棒金収納装置も知られている。なお、以下では、棒金に含まれる硬貨の金種を、単に「棒金の金種」とも言う。
【0003】
特許文献1には、棒金収納部を備え、棒金収納部に収納される棒金の有無を、センサを用いて判定する棒金収納装置が開示されている。さらに、棒金収納部に収納される棒金の金種を、センサを用いて判定する棒金収納装置も知られている。
【0004】
例えば、棒金収納部に収納される棒金の有無または金種の判定に、光学センサ(例えば、対向型または反射型の光学センサなど)が用いられる技術が知られている。また、棒金収納部に収納される棒金の有無または金種の判定に、磁気センサが用いられる技術も知られている。
【0005】
さらに、棒金収納部が筐体に押し込まれた状態から、棒金収納部が筐体から引き出された状態への遷移段階(以下、この段階を「引き出し中」とも言う。)、または、棒金収納部が筐体から引き出された状態から棒金収納部が筐体に押し込まれた状態への遷移段階(以下、この段階を「押し込み中」とも言う。)に、棒金収納部の上方からカメラによって撮像されて得られた画像から、棒金の有無または金種を判定する技術も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-42256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、光学センサまたは磁気センサによって棒金の有無または金種を判定する技術では、センサによる検知範囲が狭いため、1個のセンサを用いて有無または金種を判定することが可能な棒金の本数は1本に限られてしまう。そのため、かかる技術では、棒金収納部に収納可能な棒金の容量が増加するとともに、センサの数量も大幅に増加してしまい、装置の構成の複雑化、より具体的には、装置の製造コストの増大、センサ制御の複雑化、または、装置の組み立ての容易さ(組立性)の悪化などといった、様々な問題が生じてしまう。
【0008】
また、棒金収納部の引き出し中または押し込み中に、棒金収納部の上方からカメラによって撮像されて得られた画像から、棒金の有無または金種を判定する技術では、棒金収納部に収納されている棒金が撮像されるときに、棒金収納部の引き出しまたは押し込みに伴う振動または衝撃が棒金に与えられてしまう。そのため、かかる技術では、画像に写る棒金の位置が安定しないことが原因となり、画像に基づく棒金の収納状態(例えば、棒金の有無または金種など)の誤判定が発生し得るという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、装置の構成を簡易にしつつも、棒金の収納状態の認識精度の低下を抑制することが可能な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、筐体から引き出し可能に収納され、各々が複数の硬貨を含んで構成される複数の棒金を立位状態で収納する収納部と、前記収納部の上方に設けられ、前記収納部が前記筐体に収納された状態で前記収納部に収納された前記複数の棒金を撮像する撮像部と、を備える、棒金収納装置が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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