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公開番号2024112968
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2024086236,2023108177
出願日2024-05-28,2023-06-30
発明の名称KRAS G12C阻害剤の投与レジメン
出願人イーライ リリー アンド カンパニー
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 31/553 20060101AFI20240814BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】KRAS G12Cを阻害することによって治療可能ながんを治療する方法を提供する。
【解決手段】KRAS G12C変異がんを治療する方法であって、かかる治療を必要とする患者に、約50mg~約200mgの用量の、式Iの化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法とする。
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【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
KRAS G12C変異がんを治療する方法であって、
かかる治療を必要とする患者に、約50mg~約200mgの用量の、式Iの化合物、
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又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記化合物を投与する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
投与された前記用量が、約50mg、約100mg、約150mg、約200mg、約300mg、約400mg、約500mg、約600mg、約700mg、及び約800mgからなる群から選択される最大1日用量である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記最大1日用量が、約50mgである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記最大1日用量が、約100mgである、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記最大1日用量が、約200mgである、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記最大1日用量が、約300mgである、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
前記最大1日用量が、約400mgである、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
前記KRAS G12C変異がんが、肺がん、結腸直腸がん、膵臓がん、膀胱がん、子宮頸がん、子宮内膜がん、卵巣がん、胆管がん、及び食道がんからなる群から選択される、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記KRAS G12C変異がんが、非小細胞肺がん、膵臓がん、又は結腸直腸がんである、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、がん治療の分野を対象とする。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
発がん性KRas変異は、ヒトがんのおよそ30%で確認されており、複数の下流シグナル伝達経路を活性化することが示されている。KRas変異の有病率にもかかわらず、それは困難な治療標的となっている。
【0003】
WO2021/118877及びUS2021/0179633A1はそれぞれ、KRas G12C阻害剤として使用することができる化合物又はその塩を開示する。対象となるKRAS G12C阻害剤の例は、4-[(13aS)-10-クロロ-8-フルオロ-6-オキソ-2-プロパ-2-エノイル-1,3,4,12,13,13a-ヘキサヒドロピラジノ[2,1-d][1,5]ベンゾオキサゾシン-9-イル]-2-アミノ-7-フルオロ-ベンゾチオフェン-3-カルボニトリルであり、これは、以下の構造を有する。
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【0004】
この化合物は、WO2021/118877及びUS2021/0179633A1のそれぞれにおいて実施例35として開示された。そこに開示されているように、この化合物は、アトロプ異性体として存在する。更に、これらの参考文献の調製物167及び168で論じられるように、アトロプ異性体は、シリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーを使用して分離することができる。調製例167は、0~30%のアセトン/ヘキサンで溶出する場合、所望のジアステレオマーが、シリカゲルフラッシュカラムから溶出する第2のジアステレオマーであることを更に教示している。
【0005】
この第2のジアステレオマーは、Mアトロプ異性体に対応する。この化合物の名称は、4-[(13aS)-10-クロロ-8-フルオロ-6-オキソ-2-プロパ-2-エノイル-1,3,4,12,13,13a-ヘキサヒドロピラジノ[2,1-d][1,5]ベンゾオキサゾシン-9-イル]-2-アミノ-7-フルオロ-ベンゾチオフェン-3-カルボニトリルであり、以下の構造を有するMアトロプ異性体(以下「式I」)である。
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【0006】
式Iの化合物は現在、KRAS G12Cを阻害することによって治療可能ながんを有する患者の治療におけるその有用性を評価するために臨床試験を受けている(ClinicalTrials.gov識別子:NCT04956640)。
【0007】
がんを治療するために、式Iの化合物を単剤療法として、1つ以上の他の治療薬と組み合わせて、又はネオアジュバント、アジュバント、進行療法、若しくは転移療法の一部として使用する新たな治療レジメン及びプロトコルを開発することは有用であり得る。現在の治療レジメン又はプロトコルよりも忍容性の高い治療レジメン及びプロトコルを開発することが有用であろう。現在の治療レジメン又はプロトコルよりも毒性の低い治療レジメン及びプロトコルを開発することは有用であろう。
【発明の概要】
【0008】
KRAS G12Cを阻害することによって治療可能ながんを治療するために、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の方法及び使用が、本明細書に開示されている。
【0009】
一態様では、KRAS G12C変異がんを治療する方法であって、かかる治療を必要とする患者に、約50mg~約200mgの用量の、式Iの化合物、
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又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が、本明細書に開示されている。
【0010】
別の態様では、KRAS G12C変異がんを治療する方法であって、かかる治療を必要とする患者に、約150mgの用量の式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が、本明細書に開示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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