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公開番号2024112465
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2023017485
出願日2023-02-08
発明の名称深紫外線照射装置、照射制御方法
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類A61L 9/20 20060101AFI20240814BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ネットワークに接続しなくても消費電力を抑制して不活化効果を奏すること。
【解決手段】本発明は、ダクトを通過する空気に深紫外線を照射する深紫外線照射装置であって、病原体の流行時期データ、及び、前記病原体の不活化受光量データを記憶するメモリ部と、前記流行時期データに基づいた病原体の流行時期に、該病原体の前記不活化受光量データに基づいて、深紫外LEDの出力制御を行う受光量制御部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ダクトを通過する空気に深紫外線を照射する深紫外線照射装置であって、
病原体の流行時期データ、及び、前記病原体の不活化受光量データを記憶するメモリ部と、
前記流行時期データに基づいた病原体の流行時期に、該病原体の前記不活化受光量データに基づいて、深紫外LEDの出力制御を行う受光量制御部と、
を有する深紫外線照射装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記流行時期データにより複数の病原体の流行時期が重複していると判断された場合、前記受光量制御部は、複数の病原体のうち最も大きい前記不活化受光量データに基づいて、深紫外LEDの出力制御を行う請求項1に記載の深紫外線照射装置。
【請求項3】
前記深紫外線照射装置が設置されている場所に関する情報の入力を受け付ける操作受付部を有し、
前記受光量制御部は、前記場所に関する情報に応じて、前記流行時期データにおける病原体の流行時期を変更し、
前記受光量制御部は、変更後の前記流行時期データに基づいた病原体の流行時期に、該病原体の前記不活化受光量データに基づいて、深紫外LEDの出力制御を行う請求項1又は2に記載の深紫外線照射装置。
【請求項4】
前記深紫外線照射装置が設置されている位置情報を取得する位置情報取得部を有し、
前記受光量制御部は、前記位置情報に応じて、前記流行時期データにおける病原体の流行時期を変更し、
前記受光量制御部は、変更後の前記流行時期データに基づいた病原体の流行時期に、該病原体の前記不活化受光量データに基づいて、深紫外LEDの出力制御を行う請求項1又は2に記載の深紫外線照射装置。
【請求項5】
前記受光量制御部が、前記病原体の前記不活化受光量データに基づいて、前記深紫外LEDの出力制御を行う場合、
前記深紫外LEDの出力を小さくする補正部を有し、
前記補正部が前記深紫外LEDの出力を小さくした分だけ、空気の流量を低減する請求項1に記載の深紫外線照射装置。
【請求項6】
前記補正部は、前記深紫外LEDの照射時間に対し定められた標準的な第1の残照射量よりも、現在までに照射した照射量に基づく第2の残照射量の方が小さい場合、
前記第2の残照射量に対する前記第1の残照射量の比率を、前記病原体の前記不活化受光量データに基づいた前記深紫外LEDの出力に乗じる請求項5に記載の深紫外線照射装置。
【請求項7】
前記受光量制御部は、前記病原体が冬期に流行する病原体の場合、気温が低い地域ほど前記流行時期を前にずらし、
前記病原体が夏期に流行する病原体の場合、気温が高い地域ほど前記流行時期を前にずらす請求項3に記載の深紫外線照射装置。
【請求項8】
前記流行時期データにより複数の病原体の流行時期が重複していると判断された場合、ユーザーが指定した流行レベルが高い病原体名の前記不活化受光量データに基づいて、深紫外LEDの出力制御を行う請求項1に記載の深紫外線照射装置。
【請求項9】
前記受光量制御部がどの病原体の前記不活化受光量データに基づいて、深紫外LEDの出力制御を行っているかを表示する表示部を有する請求項8に記載の深紫外線照射装置。
【請求項10】
ダクトを通過する空気に深紫外線を照射する深紫外線照射装置が行う照射制御方法であって、
病原体の流行時期データ、及び、前記病原体の不活化受光量データを記憶する
メモリ部に記憶されている病原体の流行時期データを取得する処理と、
前記メモリ部に記憶されている前記病原体の不活化受光量データを取得する処理と、
前記流行時期データに基づいた病原体の流行時期に、該病原体の前記不活化受光量データに基づいて、深紫外LEDの出力制御を行う処理と、
を実行する照射制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、深紫外線照射装置、及び照射制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
深紫外線(概ね100~280[nm]の光)は他の紫外線と比較し高い不活化効果があることが知られている。深紫外線はLEDにより照射できるが、深紫外LEDの発光効率は現在数%にとどまっている。近年、深紫外LEDは空気清浄機などの深紫外線照射装置に採用されてきたが、発光効率が低いため不活化効果を得ようとすると、深紫外LEDの照射により消費電力量が増大する場合がある。
【0003】
一方、ノロウイルスやインフルエンザウイルスなど人間が罹患する病原体は、流行する時期がほぼきまっているものがある。また、病原体の種類によって、深紫外LEDによる不活化受光量は異なっている。
【0004】
ネットワーク上から取得した情報に応じて、装置を稼働する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、花粉情報やインフルエンザ流行情報などをネットワークから取得し、空気清浄機を稼働する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2019/058569号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の技術では、深紫外線照射装置をネットワークに接続する必要があり、コスト増となっていた。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑み、ネットワークに接続しなくても消費電力を抑制して不活化効果を奏する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題に鑑み、本発明は、ダクトを通過する空気に深紫外線を照射する深紫外線照射装置であって、病原体の流行時期データ、及び、前記病原体の不活化受光量データを記憶するメモリ部と、前記流行時期データに基づいた病原体の流行時期に、該病原体の前記不活化受光量データに基づいて、深紫外LEDの出力制御を行う受光量制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
ネットワークに接続しなくても消費電力を抑制して不活化効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
空気清浄機の動作又は処理の概略を説明する図である。
一実施形態の空気清浄機の一例を示す図である。
一実施形態における空気清浄機の内部構造の一例を示す図である。
ダクトの内部構造の別の構成例を部分的に示す斜視図である。
空気清浄機のハードウェア構成例を示す図である。
制御部の機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
メモリ部に記憶されている流行時期データの一例を示す図である。
メモリ部に記憶されている不活化受光量データの一例を示す図である。
深紫外LEDの出力の補正方法を説明する図である。
制御部が流行時期データと不活化受光量データに応じて深紫外LEDを照射する制御を説明するフローチャート図の一例である。
補正部が深紫外LEDの出力を補正する処理を説明するフローチャート図の一例である。
表示部が表示する深紫外線の照射に関する画面例を示す図である。
空気清浄機のハードウェア構成例を示す図である。
制御部の機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
制御部が流行時期データと不活化受光量データに応じて深紫外LEDを照射する制御を説明するフローチャート図の一例である。
制御部の機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
空気清浄機の設置時に空気清浄機が行う処理を説明するフローチャート図である。
深紫外LEDの照射制御を説明するフローチャート図の一例である。
表示部が表示する深紫外線の照射に関する画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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