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公開番号2024036254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2022141086
出願日2022-09-05
発明の名称OCT装置
出願人株式会社ニデック
代理人
主分類A61B 3/10 20060101AFI20240308BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 被検者を繰り返し撮影するうえで操作が容易なGUIを有するOCT装置を提供すること。
【解決手段】OCT装置は、被検眼のOCT画像を取得するためのOCT光学系と、被検眼の観察画像を取得するための観察光学系と、を含む撮影ユニットと、画面上にグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を表示すると共に、前記撮影ユニットを制御することによって前記観察画像および前記OCT画像を取得する、制御手段と、を有し、前記制御手段は、複数のスキャンパターンで続けてOCT画像を撮影可能であり、前記GUIは、前記スキャンパターンが切り替わる度にユーザーに要求される複数の操作と対応する複数のUI要素が、操作が要求される順に呈示される第1のUI群を、画面の上下左右いずれか一方の端部に有し、更に、前記第1のUI群に対して画面反対側に、観察画像およびOCT画像の表示領域を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
被検眼のOCT画像を取得するためのOCT光学系と、被検眼の観察画像を取得するための観察光学系と、を含む撮影ユニットと、
画面上にグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を表示すると共に、前記撮影ユニットを制御することによって前記観察画像および前記OCT画像を取得する、制御手段と、を有し、
前記制御手段は、複数のスキャンパターンで続けてOCT画像を撮影可能であり、
前記GUIは、前記スキャンパターンが切り替わる度にユーザーに要求される複数の操作と対応する複数のUI要素が、操作が要求される順に呈示される第1のUI群を、画面の上下左右いずれか一方の端部に有し、更に、前記第1のUI群に対して画面反対側に、観察画像およびOCT画像の表示領域を有する、OCT装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記第1のUI群には、前記OCT光学系における被検眼の検出条件を調整する操作、前記OCT画像の撮影のトリガとなる操作、のとのそれぞれに対応するUI要素が、少なくとも順に一列に配置される、請求項1記載のOCT装置。
【請求項3】
前記第1のUI群には、更に、今回の撮影で使用されるスキャンパターンを選択する操作と対応するUI要素が配置される、請求項2記載のOCT装置。
【請求項4】
前記観察画像は前眼部観察画像を含み、前記前眼部観察画像の周辺領域には、マニュアルアライメント用の第2のUI群を有する、請求項1から3のいずれかに記載のOCT装置。
【請求項5】
前記観察画像は眼底観察画像を含み、前記眼底観察画像の周辺領域には、前記スキャンパターンにおけるスキャン条件を調整するための第3のUI群を有する、請求項1から4のいずれかに記載のOCT装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、OCT装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
眼科分野では、被検眼の組織の断層画像を撮影する装置である、OCT装置(Optical Coherence Tomography:光干渉断層計)が利用されている。
【0003】
OCT装置では、スキャンパターン等の各種撮影条件を設定する設定操作、および、撮影開始のトリガ操作、等の各種操作を検者が入力するために、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が利用される(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1には、GUIの一例として、図5に示す画面500が示されている。画面500には、図5に示すように、前眼部画像表示領域510、眼底画像表示領域520、OCT画像表示領域530が設けられている。また、リスト540,第1のUI群550、第2のUI群560、第3のUI群570、等が設けられている。
【0005】
ここで、前眼部画像表示領域510には、前眼部観察画像が表示される。眼底画像表示領域520には、眼底観察画像等の眼底正面画像が表示される。眼底正面画像上で、OCT画像の取得位置(言い換えるとスキャン位置)が確認可能である。OCT画像表示領域530には、随時取得されるOCT画像(Bスキャン画像)のライブ画像が表示される。検者はこれらの画像を参考にして、アライメント、撮影条件、スキャン位置等を調整する。
【0006】
図5において、リスト540には、スキャンパターンのタイトルのリスト、および、コンビネーション撮影のタイトルのリスト、の一方が選択的に表示される。所望のタイトルを選択することによって、選択に応じたスキャンパターンで撮影可能になる。第1のUI群550には、シングル撮影およびコンビネーション撮影のいずれかを選択するための選択部や、固視標や、撮影時の感度の設定を行うためのウィジェットが配置される。
【0007】
第2のUI群560には、いわゆるオートオプティマイズを開始するためのOptimizeボタン、撮影用のOCT画像の取得を開始させるトリガとなる撮影ボタン、等の各種ボタンが配置される。
【0008】
第3のUI群570には、フォーカス、光路長、偏光等をマニュアルで調整するためのスクロールバー等が配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2014-90748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
OCT装置では、1度の検査で、複数のスキャンパターンを用いて繰り返し撮影することが、多くの施設で取り入れられている。この場合において、多数配置されたUIのうち、頻繁に操作されるUIは一部に限られている。
(【0011】以降は省略されています)

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