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公開番号2024046834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152152
出願日2022-09-26
発明の名称歩行器
出願人株式会社熊谷組
代理人個人
主分類A61H 3/04 20060101AFI20240329BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】駐車時、保管時、運搬時等において、上部構成体が邪魔になりにくい歩行器を提供する。
【解決手段】本発明に係る歩行器1は、下部構成体2と、支持体3と、上部構成体4とを備え、下部構成体2は、下部ベース2Aと、下部ベース2Aに設けられた移動手段2Bとを備え、上部構成体4は、支持体3の上部側から左右方向に延長するように設けられた上前部41と、上前部41の左端側から後方に延長するように設けられた上左部42と、上前部の右端側から後方に延長するように設けられた上右部43とを備え、上部構成体4は、上左部42及び上右部43が支持体3の側方位置まで移動可能なように、上前部41を回転軸として支持体3に回転可能に取付けられたことを特徴とする。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
下部構成体と、下部構成体より上方に延長するように設けられた支持体と、支持体の上部側に設けられた上部構成体とを備え、
下部構成体は、下部ベースと、下部ベースに設けられた移動手段とを備え、
上部構成体は、支持体の上部側から左右方向に延長するように設けられた上前部と、上前部の左端側から後方に延長するように設けられた上左部と、上前部の右端側から後方に延長するように設けられた上右部とを備えた歩行器において、
上部構成体は、上左部及び上右部が支持体の側方位置まで移動可能なように、上前部を回転軸として支持体に回転可能に取付けられたことを特徴とする歩行器。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
下部ベースは、支持体の下部側から左右方向に延長するように設けられた下前部と、下前部の左端側から後方に延長するように設けられた下左部と、下前部の右端側から後方に延長するように設けられた下右部とを備え、
支持体は、下前部を回転中心軸として、後方に倒伏可能なように、下前部に取付けられたことを特徴とする請求項1に記載の歩行器。
【請求項3】
下部構成体は、脛サポートを備え、
脛サポートは、下部ベースに連結された脛サポート部材取付部と、当該脛サポート部材取付部に着脱自在に取付けられた脛サポート部材とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の歩行器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、下部構成体と支持体と上部構成体とを備えた歩行器に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
下部構成体(ベースフレーム、走行用キャスタ)と、下部構成体より上方に延長するように設けられた支持体(支柱)と、支持体の上部側に設けられた上部構成体(クッション部材、ハンドル)とを備えた歩行器(歩行補助器)が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平6-41543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した歩行器では、上部構成体が支持体の上部から後方に延長した形態のまま変形させることができないため、駐車時、保管時、運搬時等において、上部構成体が邪魔になるという課題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みて、駐車時、保管時、運搬時等において、上部構成体が邪魔になりにくい歩行器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る歩行器は、下部構成体と、下部構成体より上方に延長するように設けられた支持体と、支持体の上部側に設けられた上部構成体とを備え、下部構成体は、下部ベースと、下部ベースに設けられた移動手段とを備え、上部構成体は、支持体の上部側から左右方向に延長するように設けられた上前部と、上前部の左端側から後方に延長するように設けられた上左部と、上前部の右端側から後方に延長するように設けられた上右部とを備えた歩行器において、上部構成体は、上左部及び上右部が支持体の側方位置まで移動可能なように、上前部を回転軸として支持体に回転可能に取付けられたことを特徴とするので、駐車時、保管時、運搬時等において、上部構成体が邪魔になりにくい歩行器を提供できるようになった。
また、下部ベースは、支持体の下部側から左右方向に延長するように設けられた下前部と、下前部の左端側から後方に延長するように設けられた下左部と、下前部の右端側から後方に延長するように設けられた下右部とを備え、支持体は、下前部を回転中心軸として、後方に倒伏可能なように、下前部に取付けられたことを特徴とするので、支持体及び上部構成体を下部ベース側に折り畳むことができるようになって、コンパクト化が可能となり、輸送等の移動時の取扱容易性や保管(収納)容易性に優れた歩行器を提供できるようになった。
また、下部構成体は、脛サポートを備え、脛サポートは、下部ベースに連結された脛サポート部材取付部と、当該脛サポート部材取付部に着脱自在に取付けられた脛サポート部材とを備えたことを特徴とするので、脛サポート部材を取外すことで、支持体及び上部構成体を下部ベース側に折り畳む際に、支持体や上部構成体の一部を収容可能な収容スペースを形成することが可能となり、よりコンパクトに折り畳めるようになるので、よりコンパクト化が可能となり、輸送等の移動時の取扱容易性や保管(収納)容易性に優れた歩行器を提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【0006】
歩行器を後側から見た斜視図。
歩行器を前側から見た斜視図。
歩行器のフレーム(骨格)を示す斜視図。
歩行器の平面図。
複合機能体を示す分解斜視図。
左右の複合機能体間の間隔調節を説明する斜視図。
左右の背中サポートの開放位置及び閉鎖位置を説明する正面図。
左右の背中サポートの開放位置及び閉鎖位置を説明する斜視図。
歩行器の折り畳み手順を示す図。
(a)は上部構成体の回動動作を示す図、(b)は支持体及び上部構成体を倒伏させる動作を示す図。
歩行器収納パターンを示す側面図。
歩行器を前側から見た斜視図。
上部構成体の回動パターン、及び、折り畳み形態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1に示すように、実施形態に係る歩行器1は、下部構成体2と、下部構成体2より上方に延長するように設けられた支持体3と、支持体3の上部側に設けられた上部構成体4とを備えて構成される。
尚、本明細書においては、上、下、左、右、前、後は、図1,図2に示した方向と定義して説明する。
【0008】
下部構成体2は、下部ベース2Aと、移動手段2Bと、膝サポート2Cと、脛サポート2Dとを備える。
【0009】
下部ベース2Aは、例えば、凹状に構成され、凹の上部開放側部分が歩行器1の後方に位置され、凹の下部閉塞部分が歩行器1の前側部分に位置されるように構成される。
下部ベース2Aは、例えば、凹状に形成された金属製のパイプ等で構成された下部ベースフレーム2F(図3参照)と、下部ベースフレーム2Fの外周面を覆うように設けられた被覆材としてのカバー用スポンジチューブ2T等とにより構成されるか、あるいは、下部ベースフレーム2Fそのもので構成されていてもよい。
尚、下部ベースフレーム2Fは、例えば、複数のパイプを繋ぎ合わせて形成されるか、あるいは、パイプを折曲げて形成される。
換言すれば、下部ベース2Aは、支持体3の下部側より左右方向に延長するように設けられた下前部21と、下前部21の左端側から後方に延長するように設けられた下左部22と、下前部21の右端側から後方に延長するように設けられた下右部23とを備える。
尚、下部ベース2Aの下左部22と下右部23との間の間隔が前側から後側に向けて徐々に大きくなるように構成した。
そして、下前部21の下部ベースフレーム2Fが支持体3の下部側に形成された軸受孔3C(図3参照)を左右に貫通して左右方向に延長するように設けられていることで、支持体3が当該下前部21の下部ベースフレーム2Fを中心軸として後方に回転可能に構成されている(図7(b)参照)。
【0010】
移動手段2Bは、例えば、下部ベース2Aの下部ベースフレーム2Fの左前側に設けられた左前側自在輪24と、下部ベースフレーム2Fの右前側に設けられた右前側自在輪25と、下部ベースフレーム2Fの左後側に設けられた左後側自在輪26と、下部ベースフレーム2Fの右後側に設けられた右後側自在輪27と、下部ベースフレーム2Fの左前側と左後側との間の左中央側に設けられた左中央側固定輪28と、下部ベースフレーム2Fの右前側と右後側との間の右中央側に設けられた右中央側固定輪29とを備えた構成とした。
尚、自在輪とは、床面等の移動対象面上において車輪の回転中心線と直交する垂直軸を回転中心として車輪が旋回可能に構成されたものであり、例えば、自在キャスターと呼ばれるものである。
また、固定輪とは、移動対象面上において車輪の回転中心線と直交する垂直軸を回転中心として車輪が旋回できないように構成されたものであり、例えば、固定キャスターと呼ばれるものである。
尚、各輪24,25,26,27,28,29は、具体的には図3に示すように、下部ベースフレーム2Fの下面に設けられた取付部材2BFを介して下部ベースフレーム2Fに取付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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