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公開番号
2024109236
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-14
出願番号
2023013935
出願日
2023-02-01
発明の名称
被供給材の供給方法及び供給装置
出願人
福井県
代理人
主分類
B65G
33/26 20060101AFI20240806BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】短繊維、樹脂ペレット、樹脂粉体、短冊形状の樹脂補強テープ材、リサイクル繊維などの被供給材を連続的に供給する被供給材の供給方法及び供給装置を提供する。
【解決手段】多数の被供給材を連続的に搬送して供給する供給方法及び供給装置であって、被供給材1が貯蔵された材料貯蔵部2内に配置されるとともに回転軸Lを中心として螺旋形状に形成された棒状の送給部材31を回転させて被供給材を送給部材の内部に取り込みながら回転軸の一方向に送り込み、材料貯蔵部に一端部が回動可能に接続されるとともに内周面に回転軸を中心として螺旋状の突起が形成された筒状の搬送部材41の一端部に送給部材から送り込まれる被供給材を連続搬入し、搬送部材を連続回転させながら被供給材を一端部から他端部に搬送して被供給材を他端部より連続搬出する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
多数の被供給材を連続的に搬送して供給する供給方法であって、前記被供給材が貯蔵された材料貯蔵部内に配置されるとともに回転軸を中心として螺旋形状に形成された棒状の送給部材を回転させて前記被供給材を送給部材の内部に取り込みながら回転軸の一方向に送り込み、前記材料貯蔵部に一端部が回動可能に接続されるとともに内周面に回転軸を中心として螺旋状の突起が形成された筒状の搬送部材の前記一端部に前記送給部材から送り込まれる前記被供給材を連続搬入し、前記搬送部材を連続回転させながら前記被供給材を前記一端部から他端部に搬送して前記被供給材を前記他端部より連続搬出する被供給材の供給方法。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記搬送部材の回転軸と、前記送給部材の回転軸が一致している請求項1に記載の被供給材の供給方法。
【請求項3】
前記送給部材は、前記材料貯蔵部内において前記被供給材に埋没した状態で配置される請求項1に記載の被供給材の供給方法。
【請求項4】
前記送給部材には、外方に向かって棒状または板状の攪拌部材を複数本立設し、前記送給部材の回転により、前記攪拌部材が前記被供給材を攪拌しながら前記被供給材料を前記送給部材内に取り込む請求項1に記載の被供給材の供給方法。
【請求項5】
前記送給部材には、螺旋形状を支持する支持部材を複数設置する請求項1に記載の被供給材の供給方法。
【請求項6】
多数の被供給材を連続的に搬送して供給する供給装置であって、前記被供給材を貯蔵する材料貯蔵部と、前記材料貯蔵部内に配置されて回転軸を中心として螺旋形状に形成された棒状の送給部材を備えるとともに送給部材を回転させて前記被供給材を送給部材の内部に取り込みながら回転軸の一方向に送り込む材料送給部と、前記材料貯蔵部に一端部が回動可能に接続されて内周面に回転軸を中心として螺旋状の突起が形成された筒状の搬送部材を備えるとともに搬送部材の前記一端部に前記送給部材の内部に取り込まれた前記被供給材を連続搬入して、前記搬送部材を回転させて前記被供給材を前記一端部から他端部に搬送して前記他端部より連続搬出する材料搬送部とを備える被供給材の供給装置。
【請求項7】
前記搬送部材の前記突起の一端部と前記送給部材が接続し螺旋状に連続するように一体化した請求項6に記載の被供給材の供給装置。
【請求項8】
前記送給部材は、内面側に螺旋形状に沿って連続した溝が形成されている請求項6に記載の被供給材の供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、短繊維、樹脂ペレット、樹脂粉体、短冊形状の樹脂補強テープ材、リサイクル繊維などの被供給材を連続的に供給するための、被供給材の供給方法及び供給装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
短繊維状の炭素繊維などの被供給材を供給するための装置として、スクリューフィーダーが広く知られている。スクリューフィーダーは、外周に螺旋状に設けられる羽根部を有するスクリューシャフトを、円筒状をしたバレル内に水平方向に沿って配置した構成を備える。上記スクリューフィーダーは、スクリューシャフトを回転駆動することで、前記羽根部のピッチ間の隙間に被供給材を充填し、被供給材に対して排出口向きの推力を与えて搬送し、バレルの排出口より被供給材を排出する仕組みとなっている。
【0003】
スクリューフィーダーにはいろいろな方法、装置が提案されている。例えば、特許文献1では、外周に引掛かりがある棒材を螺旋状に曲成して成形し、回転駆動させることが出来るコイルスクリューを用いて短繊維を供給する方法が記載されている。コイルスクリューを回転させることにより、コイルスクリューを構成する棒材の外周の引掛かりにより短繊維が補足され、螺旋回転に沿って排出口方向へ定量的に搬送される方法が提案されている。
【0004】
特許文献2には、スクリューシャフトの上方に副スクリューシャフトを設け、スクリューシャフトと同期して回転させる方法、装置が提案されている。これは、一般的な単軸押出のスクリューフィーダーでは、被供給材がスクリューシャフトの外周で圧密化されブリッジを形成し、被供給材の供給速度及び供給量が低下する課題、すなわち、被供給材の定量供給が困難になる課題を解決するために提案されているものである。
【0005】
特許文献3では、繊維片を収容するケースと、前記ケース内部で回転して前記繊維片を撹拌する撹拌部と、内面に螺旋状の突起が配置された筒状の搬送路を前記ケースの側面に接続して前記繊維片を搬送する搬送装置を備えた繊維搬送装置が記載されている。そして、前記撹拌部には回転体を前記ケースの中心部に設け、前記回転体の外周部に形成される羽根によって前記繊維片を前記搬送路内に押し出すことが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開昭52-140178号公報
特開平5-24659号公報
特開2020-204118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に述べられている、コイルスクリューを構成する棒材の外周の引掛かりに被供給材を補足し、螺旋回転に沿って被供給材を供給する方法及び装置では、コイルスクリューとバレル側壁との間に被供給材が堆積し、ブリッジが形成される課題がある。また、被供給材を排出口まで搬送する過程で、短繊維にせん断力がかかり毛羽立ちが発生し、短繊維同士の絡みによりブリッジを形成する原因にもなる。
【0008】
特許文献2に述べられている、被供給材の搬送に寄与しない副スクリューを回転させる方法及び装置では、スクリューシャフトとバレル側壁との間に被供給材が堆積して被供給材のブリッジを形成する課題がある。また、副スクリューの回転によって、被供給材に損傷を与える可能性がある。
【0009】
特許文献3では、攪拌部の回転によって繊維片が外へ押し出され、ケース外壁と回転体に形成される羽根の隙間に繊維片が堆積して、繊維片がブリッジする課題がある。また、被供給材の形状、材質によっては、回転体に形成される羽根の回転による押し込みでは搬送路に被供給材を押し出せず、定量的な被供給材の供給が難しい課題がある。
【0010】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、短繊維、樹脂ペレット、樹脂粉体、短冊形状の樹脂補強テープ材、リサイクル繊維などの被供給材を、滞留することなくスムーズに連続して供給するための、被供給材の供給方法及び供給装置について提供することを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)
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