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公開番号2024109023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023182265
出願日2023-10-24
発明の名称経口組成物、VDT症候群改善用組成物、眼精疲労改善用組成物
出願人株式会社東洋新薬
代理人
主分類A23L 33/105 20160101AFI20240805BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】VDT症候群改善作用、並びに眼精疲労改善作用に優れた組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、アントシアニン及びエピガロカテキンガレートを含有することを特徴とする経口組成物であって、アントシアニンとエピガロカテキンガレートが質量比でアントシアニン1質量部に対してエピガロカテキンガレートが1~29質量部であることを特徴とする経口組成物、VDT症候群改善用組成物、眼精疲労改善作用組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アントシアニン及びエピガロカテキンガレートを含有することを特徴とする経口組成物であって、アントシアニンとエピガロカテキンガレートが質量比でアントシアニン1質量部に対してエピガロカテキンガレートが1~29質量部であることを特徴とする経口組成物。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
アントシアニン及びエピガロカテキンガレートを含有することを特徴とするVDT症候群改善用組成物であって、アントシアニンとエピガロカテキンガレートが質量比でアントシアニン1質量部に対してエピガロカテキンガレートが1~29質量部であることを特徴とするVDT症候群改善用組成物。
【請求項3】
アントシアニン及びエピガロカテキンガレートを含有することを特徴とする眼精疲労改善用組成物であって、アントシアニンとエピガロカテキンガレートが質量比でアントシアニン1質量部に対してエピガロカテキンガレートが1~29質量部であることを特徴とする眼精疲労改善用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アントシアニン及びエピガロカテキンガレートを含有する経口組成物、VDT症候群改善用組成物、眼精疲労改善用組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、IT化によりパソコンやスマートフォンを使用したVDT(Visual Display Terminal)作業従事者が増加している。VDT作業を長時間行うことにより発生する様々な症状(VDT症候群)が問題となっている。VDT症候群の症状としては、例えば、目の疲れ、視力の低下、目のかすみ、目の痛み、ドライアイ、肩・首のこり、頭痛、首から肩、腕への痛み、だるさ、手指のしびれ・痛み、背中・腰の痛み、イライラ等、眼精疲労、身体的な疲労、精神的な疲労と多岐にわたる。また、近年はエレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)といったコンピューター等の電子機器を用いたスポーツ競技も普及してきている。eスポーツもVDT作業と同様、パソコンやスマートフォンを長時間使用するため、VDT症候群が問題となっている。
【0003】
日常生活においてIT機器の使用は不可欠であるため、VDT症候群を緩和/又は改善する組成物の開発が進められている。例えば、特許文献1にはニコチンアミドモノヌクレオチドによる視覚機能改善剤が記載されている。しかしながら、ニコチンアミドモノヌクレオチドは入手が困難であり、安価で入手可能な材料の開発が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/052019号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明者らは、VDT症候群を緩和/又は改善する組成物を探索することを課題として、種々の検討を行った。
【課題を解決するための手段】
【0006】
その結果、本発明者らは、アントシアニンとエピガロカテキンガレートとを特定の質量比で組み合わせることにより、VDT症候群を緩和/又は改善させた組成物の開発に成功し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
<1>アントシアニン及びエピガロカテキンガレートを含有することを特徴とする経口組成物であって、アントシアニンとエピガロカテキンガレートが質量比でアントシアニン1質量部に対してエピガロカテキンガレートが1~29質量部であることを特徴とする経口組成物。
<2>アントシアニン及びエピガロカテキンガレートを含有することを特徴とするVDT症候群改善用組成物であって、アントシアニンとエピガロカテキンガレートが質量比でアントシアニン1質量部に対してエピガロカテキンガレートが1~29質量部であることを特徴とするVDT症候群改善用組成物。
<3>アントシアニン及びエピガロカテキンガレートを含有することを特徴とする眼精疲労改善用組成物であって、アントシアニンとエピガロカテキンガレートが質量比でアントシアニン1質量部に対してエピガロカテキンガレートが1~29質量部であることを特徴とする眼精疲労改善用組成物。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、アントシアニン及びエピガロカテキンガレートを特定の質量比で含有することにより、目の疲れ、不快感、眼痛、眼のかすみ、まぶしさ、充血、頭痛、肩こり、吐き気といった眼精疲労の改善、精神的な疲労を緩和することができることから、VDT症候群改善用組成物、眼精疲労改善用組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例及び比較例の網膜色素上皮細胞における抗酸化作用(細胞生存率;コントロール比)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の組成物について詳細を説明する。なお、本明細書において、本発明の組成物とは、経口組成物、VDT症候群改善用組成物、眼精疲労改善用組成物のすべてを包含する概念である。また、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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