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公開番号2024108648
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023013115
出願日2023-01-31
発明の名称給湯システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24H 9/00 20220101AFI20240805BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】 使用者の利便性を向上させることができる給湯システムを提供する。
【解決手段】 本開示に係る給湯システム100は、給湯先へ湯を供給する給湯端末300およびふろ用電磁弁32と、給湯先へ供給される湯の温度を調整する給湯用混合弁30およびふろ用混合弁31と、給湯先へ供給される湯の設定温度を設定可能なリモコン80と、リモコン80により設定された設定温度に応じて給湯用混合弁30およびふろ用混合弁31を制御する制御装置70と、を備え、リモコン80は、設定温度の設定可能範囲を制限する条件を設定可能であり、制御装置70は、リモコン80により設定された条件が満たされた場合に設定可能範囲を制限範囲に制限する温度設定制限機能を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
給湯先へ湯を供給する給湯手段と、
前記給湯手段により前記給湯先へ供給される湯の温度を調整する給湯温度調整手段と、
前記給湯手段により前記給湯先へ供給される湯の設定温度を設定可能な入力手段と、
前記入力手段により設定された前記設定温度に応じて前記給湯温度調整手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記入力手段は、前記設定温度の設定可能範囲を制限する条件を設定可能であり、
前記制御手段は、前記入力手段により設定された前記条件が満たされた場合に前記設定可能範囲を制限範囲に制限する温度設定制限機能を有する、給湯システム。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記入力手段は、前記条件に対応して前記制限範囲を設定可能である、請求項1に記載の給湯システム。
【請求項3】
前記入力手段は、通常時の前記設定可能範囲よりも上限温度が低くなる範囲で、前記制限範囲を設定可能である、請求項2に記載の給湯システム。
【請求項4】
前記入力手段は、通常時の前記設定可能範囲よりも下限温度が高くなる範囲で、前記制限範囲を設定可能である、請求項2に記載の給湯システム。
【請求項5】
前記制御手段は、前記条件が満たされて前記設定可能範囲を前記制限範囲に制限した後、前記条件が満たされなくなった場合は前記設定可能範囲の制限を解除する、請求項1から4のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項6】
前記入力手段は、前記条件として時刻を設定可能であり、
前記制御手段は、現在時刻が前記入力手段により設定された前記時刻である場合に前記設定可能範囲を前記制限範囲に制限する、請求項1から4のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項7】
前記入力手段は、前記条件として前記制御手段が実行可能な機能を設定可能であり、
前記制御手段は、前記入力手段により設定された前記機能を実行中である場合に前記設定可能範囲を前記制限範囲に制限する、請求項1から4のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項8】
前記入力手段は、前記条件として外部機器を設定可能であり、
前記制御手段は、前記入力手段により設定された前記外部機器が動作中である場合に前記設定可能範囲を前記制限範囲に制限する、請求項1から4のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項9】
前記制御手段は、前記条件が満たされたときの前記設定温度が前記制限範囲の範囲外である場合、前記設定温度を前記制限範囲の範囲内へ変更する、請求項1から4のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項10】
前記制御手段は、前記条件が満たされたときの前記設定温度が前記制限範囲の範囲外である場合、前記設定温度を前記制限範囲の範囲内において現在の前記設定温度に最も近い温度に変更する、請求項9に記載の給湯システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
給湯装置は、多くの場合、台所や浴室等に設けられたリモコンによって給湯温度やふろ温度等の設定温度を変更可能である。設定温度の設定可能範囲は、例えば40℃以下の低温から60℃近傍の高温までの範囲となっている場合が多い。この場合、リモコンによって50℃や60℃等の高温に誤って設定されると、蛇口やシャワー、浴槽等にて高温の湯が出湯される可能性がある。また、例えば浴槽洗浄機器のような、給湯装置に接続されて給湯装置から供給される湯を使用する機器へ高温の湯が流入する可能性もある。
【0003】
特許文献1には、リモコンに設けられたチャイルドセーフティモードスイッチを長押しすることにより、設定温度の設定可能範囲を制限するチャイルドセーフティモードを設定できるようにした給湯装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-278646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、設定温度の設定可能範囲を制限したい場合に、使用者がその都度、リモコンを操作する必要があった。
【0006】
本開示は、上述した問題を解決するためになされたもので、使用者の利便性を向上させることができる給湯システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る給湯システムは、給湯先へ湯を供給する給湯手段と、給湯手段により給湯先へ供給される湯の温度を調整する給湯温度調整手段と、給湯手段により給湯先へ供給される湯の設定温度を設定可能な入力手段と、入力手段により設定された設定温度に応じて給湯温度調整手段を制御する制御手段と、を備え、入力手段は、設定温度の設定可能範囲を制限する条件を設定可能であり、制御手段は、入力手段により設定された条件が満たされた場合に設定可能範囲を制限範囲に制限する温度設定制限機能を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る給湯システムによれば、入力手段により設定された条件が満たされた場合に設定温度の設定可能範囲が自動的に制限されるので、使用者の操作頻度を減らすことができ、使用者の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態の給湯システムの構成を示す図である。
実施の形態の給湯システムにおけるリモコンの正面図である。
実施の形態の給湯システムにおける温度設定制限機能の設定画面の一例を示す図である。
実施の形態の給湯システムにおける温度設定制限機能の設定画面の一例を示す図である。
実施の形態の給湯システムにおける温度設定制限機能の設定画面の一例を示す図である。
実施の形態の給湯システムにおける時刻指定モードに関する制御を示すフローチャートである。
実施の形態の給湯システムにおける機能指定モードに関する制御を示すフローチャートである。
実施の形態の給湯システムにおける外部機器指定モードに関する制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。また、以下の説明において、「水」および「湯水」との記載は、その温度にかかわらず、冷水から熱湯までを含みうるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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