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公開番号
2025001890
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101646
出願日
2023-06-21
発明の名称
誘導加熱調理器
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機ホーム機器株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
H05B
6/12 20060101AFI20241226BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】センサーの設置の自由度を高くすることができる誘導加熱調理器を得る。
【解決手段】絶縁性を有する基板上に導体が巻回された誘導加熱コイルを有する誘導加熱コイル基板と、誘導加熱コイル基板上において、誘導加熱コイルの導体と接触しない位置に設置されるセンサーとを備えるものである。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
絶縁性を有する基板上に導体が巻回された誘導加熱コイルを有する誘導加熱コイル基板と、
前記誘導加熱コイル基板上において、前記誘導加熱コイルの前記導体と接触しない位置に設置されるセンサーと
を備える誘導加熱調理器。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
機器制御を行う制御装置と前記センサーとを電気的に接続するセンサー接続部を有し、
前記センサー接続部は、前記誘導加熱コイル基板において、前記誘導加熱コイルが設けられた面とは反対の面に配設される請求項1に記載の誘導加熱調理器。
【請求項3】
前記誘導加熱コイル基板において、前記センサー接続部は、前記誘導加熱コイルよりも外周側に配設される請求項2に記載の誘導加熱調理器。
【請求項4】
前記センサーと前記センサー接続部とは、前記誘導加熱コイル基板上のパターン配線で接続される請求項3に記載の誘導加熱調理器。
【請求項5】
前記センサーは、被加熱物の温度を検出する温度センサーである請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
【請求項6】
前記センサーは、サーミスタである請求項5に記載の誘導加熱調理器。
【請求項7】
前記センサーは、赤外線センサーである請求項5に記載の誘導加熱調理器。
【請求項8】
前記センサーは、前記誘導加熱コイル基板上に複数設置される請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、トッププレートの上に置かれた調理容器などを誘導加熱して加熱調理を行う誘導加熱調理器に関する。特に、温度などの物理量を検出するセンサーの設置に係るものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
加熱装置の一種である誘導加熱調理器は、平面状に巻回された誘導加熱コイルに高周波電流を供給する。誘導加熱調理器は、電磁誘導によって誘導加熱コイルに生じる高周波磁界により、金属からなる調理器具に渦電流を発生させ、渦電流によって発生したジュール熱により、調理器具自体を加熱して調理物を加熱する。誘導加熱コイルは、リッツ線を渦巻き状に巻回して絶縁板に接着されている(たとえば、特許文献1参照)。このため、誘導加熱コイルを接着などする製造工数が多くなる、厳格な温度管理などが必要となる。そこで、絶縁層に銅薄膜線を巻回させて形成した誘導加熱コイルが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2015/029441号
特開2022-043697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
誘導加熱調理器は、天板であるトッププレート上に載置された調理容器および被加熱物の温度を検出する温度センサーなど、物理量を検出する各種センサーを有する。ここで、誘導加熱調理器が有するセンサーは、できるだけ正確な検出を行うことができる位置に設置した方がよい。
【0005】
しかしながら、特許文献1のように、リッツ線を渦巻き状に巻回した誘導加熱コイルの間などにセンサーを設置しようとすると、センサーを取付ける構造が複雑となる。このため、部品加工および組立に時間を要する。また、センサーが配置される位置は、誘導加熱コイルのコイル形状によって制約されてしまうが、誘導加熱コイルの形状を変化させることは難しい。このため、正確な物理量を検出可能な位置に設置することが困難であった。
【0006】
そこで、センサーがより正確に物理量を検出することができる誘導加熱調理器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示に係る誘導加熱調理器は、絶縁性を有する基板上に導体が巻回された誘導加熱コイルを有する誘導加熱コイル基板と、誘導加熱コイル基板上において、誘導加熱コイルの導体と接触しない位置に設置されるセンサーとを備えるものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示の誘導加熱調理器によれば、誘導加熱コイル基板の表面に、導体の誘導加熱コイルと接触しないようにセンサーを設置する。センサーの位置に合わせて、センサーに接触しないように誘導加熱コイルを構成することができるため、より正確に検出を行うことができる位置にセンサーを設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る誘導加熱調理器の斜視図である。
実施の形態1の誘導加熱調理器における本体ケース1内の構成を説明する図である。
実施の形態1に係る誘導加熱調理器における内部の構成を示す模式図である。
実施の形態1に係る誘導加熱調理器における誘導加熱ユニット100の構成を説明する図である。
実施の形態1に係る誘導加熱ユニット100を表面から見た斜視図である。
実施の形態1に係る誘導加熱ユニット100とトッププレート10との配置関係を示す図である。
実施の形態1に係る誘導加熱コイル基板110の構成を説明する図である。
実施の形態1に係る誘導加熱コイル基板110を表面から見た図である。
実施の形態1に係る誘導加熱コイル基板110の表面および裏面における配線関係を説明する図である。
実施の形態1に係る誘導加熱ユニット100を裏面から見た斜視図である。
実施の形態2に係る誘導加熱コイル基板110を表面から見た図である。
実施の形態3に係る誘導加熱ユニット100を表面から見た図である。
実施の形態4に係る誘導加熱コイル基板110の構成を説明する図である。
実施の形態5に係る誘導加熱コイル基板110を表面から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態における誘導加熱調理器について、図面を参照しながら説明する。ここで、以下に説明する実施の形態によって本開示が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。さらに、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本開示を限定するものではない。方向を表す用語としては、たとえば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」または「後」などが挙げられる。そして、誘導加熱調理器は、複数種類の加熱手段を有する複合加熱調理器を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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