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公開番号
2025032576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023137919
出願日
2023-08-28
発明の名称
空気清浄機
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機ホーム機器株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
8/80 20210101AFI20250305BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】
吹き出した空気を効率よく室内に広げるために、風路抵抗の増加を抑制しながら吹き出し方向を変更できる空気清浄機を提供する
【解決手段】
吸い込み口15と吹き出し口14が形成される筐体10と、吸い込み口15から吹き出し口14へ至る気流を発生する送風手段19と、送風手段19により吸い込み口15から筐体10内に吸い込まれた空気を清浄化する空気清浄フィルタ18と、筐体10の姿勢を仰角方向に回転することで、空気清浄フィルタ18により清浄化された空気が吹き出し口14から吹き出される方向を変更する方向駆動部17と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吸い込み口と吹き出し口が形成される筐体と、
前記吸い込み口から前記吹き出し口へ至る気流を発生する送風手段と、
前記送風手段により前記吸い込み口から前記筐体内に吸い込まれた空気を清浄化する空気清浄フィルタと、
前記筐体の姿勢を仰角方向に回転することで、前記空気清浄フィルタにより清浄化された空気が前記吹き出し口から吹き出される方向を変更する方向駆動部と、
を備える空気清浄機。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記筐体の姿勢の変更指示を受け付ける操作部と、
前記操作部が受け付けた変更指示に基づいて前記方向駆動部を制御する駆動制御部と、を備えた請求項1記載の空気清浄機。
【請求項3】
前記方向駆動部は、複数の仰角方向において前記筐体の姿勢を維持する請求項1記載の空気清浄機。
【請求項4】
前記方向駆動部は、
上部が前記筐体の両側方を支持し、底部の上面が前記筐体の底部と離間した状態で前記筐体を支持する支持部と、
前記支持部の上端付近に駆動軸が設けられ、前記筐体が前記駆動軸回りに回転駆動する回転駆動部と、
を備えた請求項1記載の空気清浄機。
【請求項5】
前記駆動軸の軸線は前記筐体の重心を通ることを特徴とする請求項4記載の空気清浄機。
【請求項6】
吸い込み口と吹き出し口が形成される筐体と、
前記吸い込み口から前記吹き出し口へ至る気流を発生する送風手段と、
前記送風手段により前記吸い込み口から前記筐体内に吸い込まれた空気を清浄化する空気清浄フィルタと、
前記送風手段の姿勢を仰角方向に回転することで、前記空気清浄フィルタにより清浄化された空気が前記吹き出し口から吹き出される方向を変更する方向駆動部と、
を備える空気清浄機。
【請求項7】
前記送風手段の姿勢の変更指示を受け付ける操作部と、
前記操作部が受け付けた変更指示に基づいて前記方向駆動部を制御する駆動制御部と、を備えた請求項6記載の空気清浄機。
【請求項8】
前記方向駆動部は、複数の仰角方向において前記送風手段の姿勢を維持する請求項6記載の空気清浄機。
【請求項9】
前記送風手段は、ファン、前記ファンを収容するファンケース、前記ファンを回転駆動するファンモータを備え、
前記ファンケースは、前記空気清浄フィルタにより清浄化された空気が前記ファンにより吹き出されるファン吹き出し口を備え、
前記方向駆動部は、前記ファンケースの姿勢を仰角方向に回転することで、前記ファン吹き出し口から前記吹き出し口を経由して空気が吹き出される方向を変更する請求項6記載の空気清浄機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は空気清浄機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
空気中に浮遊する粉塵、花粉、及びハウスダスト等を除去する空気清浄機が知られている。また、空気環境を制御する空気清浄機として、空気の湿度を調整する加湿機能付きや除湿機能付きのものがある。さらに、イオンや微小の殺菌剤等の有効成分を噴霧するものがある。
【0003】
このような空気清浄機は、室内の空気を吸い込み、加湿機能や除湿機能によって湿度が制御された空気、又は空気清浄機によって清浄化された空気等を吹き出すことにより、室内の空気の湿度の制御、及び空気の清浄化を行うことができる。
【0004】
清浄化された空気は、空気清浄機の本体に設けられたルーバーをスイングさせて吹き出し方向が変更される。例えば、特許文献1に開示されている空気調和機では、吹き出した空気を室内全体に効率よく広げることを目的とし、吹き出し方向を複数の方向に設定可能としている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-219155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般的に、室内の空気をより早く清浄化するためには、空気清浄機から吹き出される空気の量を多くして空気の循環効率を向上させる手法がある。
【0007】
しかし、吹き出される空気の量を多くする手法では、前述のように、ルーバーにより風路抵抗が増え、効率よく風を吹き出すことが困難となる。さらに、ルーバーの風路抵抗により消費電力が大きくなり、運転時の騒音も大きくなる。
【0008】
本開示は、吹き出した空気を効率よく室内に広げるために、風路抵抗の増加を抑制しながら吹き出し方向を変更できる空気清浄機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の空気清浄機は、吸い込み口と吹き出し口が形成される筐体と、前記吸い込み口から前記吹き出し口へ至る気流を発生する送風手段と、前記送風手段により前記吸い込み口から前記筐体内に吸い込まれた空気を清浄化する空気清浄フィルタと、前記筐体の姿勢を仰角方向に回転することで、前記空気清浄フィルタにより清浄化された空気が前記吹き出し口から吹き出される方向を変更する方向駆動部と、を備えるものである。
【0010】
また、本開示の空気清浄機は、吸い込み口と吹き出し口が形成される筐体と、前記吸い込み口から前記吹き出し口へ至る気流を発生する送風手段と、前記送風手段により前記吸い込み口から前記筐体内に吸い込まれた空気を清浄化する空気清浄フィルタと、前記送風手段の姿勢を仰角方向に回転することで、前記空気清浄フィルタにより清浄化された空気が前記吹き出し口から吹き出される方向を変更する方向駆動部と、を備えるものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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