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公開番号2025069612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179429
出願日2023-10-18
発明の名称熱交換形換気装置および熱交換形換気装置のセンサの取り付け方法
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 7/08 20060101AFI20250423BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】熱交換形換気装置においてセンサの取り付けを行う際の作業性を向上させることを目的とする。
【解決手段】本開示の熱交換形換気装置は、室外の空気を室内へ供給して給気風路に給気流を発生させる給気送風機と、室内の空気を室外へ排出して排気風路に排気流を発生させる排気送風機と、給気風路及び排気風路が内部に形成されるケーシングと、ケーシングの内面に着脱可能に設置されるガイドレールと、給気流と排気流との間で熱交換を行い、ガイドレールに沿って可動自在にケーシング内に支持される熱交換器と、ガイドレールに取り付けられ、給気流または排気流の空気の状態を検知するセンサと、ケーシングの内部と連通する点検口部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
室外の空気を室内へ供給して給気風路に給気流を発生させる給気送風機と、
室内の空気を室外へ排出して排気風路に排気流を発生させる排気送風機と、
前記給気風路及び前記排気風路が内部に形成されるケーシングと、
前記ケーシングの内面に着脱可能に設置されるガイドレールと、
前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行い、前記ガイドレールに沿って可動自在に前記ケーシング内に支持される熱交換器と、
前記ガイドレールに取り付けられ、前記給気流または前記排気流の空気の状態を検知するセンサと、
前記ケーシングの内部と連通する点検口部と、
を有する熱交換形換気装置。
続きを表示（約 830 文字）【請求項２】
前記センサは、前記熱交換器と前記ガイドレールが接する部分である接触部ではない部分に設けられる
請求項１に記載の熱交換形換気装置。
【請求項３】
前記センサは、前記給気風路において前記交換器よりも上流側に設けられ、前記給気流の空気の状態を検知する
請求項１または２に記載の熱交換形換気装置。
【請求項４】
前記センサは、前記排気風路において前記熱交換器よりも上流側に設けられ、前記排気流の空気の状態を検知する
請求項１または２に記載の熱交換形換気装置。
【請求項５】
前記センサは、二酸化炭素の濃度を検知する
請求項１に記載の熱交換形換気装置。
【請求項６】
前記ガイドレールは、ねじによって前記ケーシングの内面に着脱可能に設置される
請求項１に記載の熱交換形換気装置。
【請求項７】
給気流が流れる給気風路及び排気流が流れる排気風路が内部に形成されるケーシングと、前記ケーシングの内面に着脱可能に設置されるガイドレールと、前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行い、前記ガイドレールに沿って可動自在に前記ケーシング内に支持される熱交換器と、前記ガイドレールに取り付けられ、前記給気流または前記排気流の空気の状態を検知するセンサと、前記ケーシングの内部と連通する点検口部と、を有する熱交換形換気装置のセンサの取り付け方法であって、
前記センサが前記ガイドレールに取り付けられる第一のステップと、
前記ガイドレールが前記点検口部から前記ケーシングの内部に挿入される第二のステップと、
前記ガイドレールが前記ケーシングの内面に着脱可能に固定される第三のステップと、
前記熱交換器が前記ガイドレールに沿って可動自在に支持される第四のステップと、
を有する熱交換形換気装置のセンサの取り付け方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、熱交換形換気装置および熱交換形換気装置のセンサの取り付け方法に関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の熱交換形換気装置として、特許文献１に開示された熱交換型換気扇がある。特許文献１に開示された熱交換型換気扇は、熱交換型換気扇の給気風路内または排気風路内に設けられたセンサが、熱交換型換気扇が設置された空間の空気の状態を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０―３４２２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に開示された熱交換型換気扇では、センサを取り付ける位置については限定されていない。例えば、ケーシングの内面にセンサを設けた場合には、センサの取り付けを行う際に作業性が悪いという課題があった。
【０００５】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、特許文献１に開示された構成と比較して、センサの取り付けを行う際の作業性を向上させることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の熱交換形換気装置は、室外の空気を室内へ供給して給気風路に給気流を発生させる給気送風機と、室内の空気を室外へ排出して排気風路に排気流を発生させる排気送風機と、給気風路及び排気風路が内部に形成されるケーシングと、ケーシングの内面に着脱可能に固定されるガイドレールと、給気流と排気流との間で熱交換を行い、ガイドレールに沿って可動自在にケーシング内に支持される熱交換器と、ガイドレールに取り付けられ、給気流または排気流の空気の状態を検知するセンサと、ケーシングの内部と連通する点検口部と、を有する。
【０００７】
また、本開示の熱交換形換気装置のセンサの取り付け方法は、給気流が流れる給気風路及び排気流が流れる排気風路が内部に形成されるケーシングと、ケーシングの内面に着脱可能に固定されるガイドレールと、給気流と排気流との間で熱交換を行い、ガイドレールに沿って可動自在にケーシング内に支持される熱交換器と、ガイドレールに取り付けられ、給気流または排気流の空気の状態を検知するセンサと、ケーシングの内部と連通する点検口部と、を有する熱交換形換気装置のセンサの取り付け方法であって、センサがガイドレールに取り付けられる第一のステップと、ガイドレールが点検口部からケーシングの内部に挿入される第二のステップと、ガイドレールがケーシングの内面に着脱可能に固定される第三のステップと、熱交換器がガイドレールに沿って可動自在に支持される第四のステップと、を有する。
【発明の効果】
【０００８】
本開示の熱交換形換気装置および熱交換形換気装置のセンサの取り付け方法は、特許文献１に開示された構成と比較して、センサの取り付けを行う際の作業性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態１に係る熱交換形換気装置の天板を取り外した状態を示す斜視図である。
実施の形態１に係る熱交換形換気装置の天板を取り外した状態を示す上面図である。
実施の形態１に係る熱交換形換気装置の底板及びメンテナンスカバーを取り外した状態を示す斜視図である。
実施の形態１に係る熱交換形換気装置の熱交換器を示す斜視図である。
実施の形態１に係る熱交換形換気装置のメンテナンスカバーを取り外した状態を示す前面図である。
実施の形態１に係る熱交換形換気装置の前面図において右部ガイドレール付近を拡大した部分拡大図である。
実施の形態１に係る熱交換形換気装置のセンサの構成を示す図である。
実施の形態１に係る熱交換形換気装置の斜視図においてセンサ付近を拡大した部分拡大図である。
実施の形態１に係る熱交換形換気装置の内部を模式的に示す図である。
実施の形態１に係る熱交換形換気装置のセンサを付け替える手順を示すフローチャートである。
実施の形態２に係る熱交換形換気装置の内部を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面に基づいて本開示の実施の形態について説明する。なお、本開示は以下の実施の形態のみに限定されることはなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で変形または省略することが可能である。また、各図において共通する要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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