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公開番号
2025070697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181200
出願日
2023-10-20
発明の名称
空調システム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
F24F
11/62 20180101AFI20250424BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】人数の偏りや局所的な混雑等を抑制しつつ、ユーザが所望する環境のエリアに滞在できる空調システムを提供する。
【解決手段】複数のエリアに分割された空間の空気調和を行う空調システムは、1人以上の人の生体情報を取得する生体情報取得手段と、それぞれの人について、当該人の生体情報に基づいて、当該人の温冷感を判定する温冷感判定部と、それぞれの人の温冷感に基づいて、1人以上の人を1つ以上のグループに分けるグルーピング部と、それぞれのグループに属する人の人数比に基づいて、それぞれのグループに割り当てるエリアを決定するエリア分配部と、それぞれのエリアについて、当該エリアに割り当てられたグループに属する人の温冷感に基づいて空気調和を行う空調装置と、それぞれのエリアの環境に関する情報を報知する報知手段とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のエリアに分割された空間の空気調和を行う空調システムであって、
1人以上の人の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
それぞれの前記人について、当該人の生体情報に基づいて、当該人の温冷感を判定する温冷感判定部と、
それぞれの前記人の温冷感に基づいて、1人以上の前記人を1つ以上のグループに分けるグルーピング部と、
それぞれの前記グループに属する前記人の人数比に基づいて、それぞれの前記グループに割り当てる前記エリアを決定するエリア分配部と、
それぞれの前記エリアについて、当該エリアに割り当てられた前記グループに属する前記人の温冷感に基づいて空気調和を行う空調装置と、
それぞれの前記エリアの環境に関する情報を報知する報知手段と、を備えた空調システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記空調装置は、1日における時間帯に応じて動作内容を変更する請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記温冷感判定部は、前記人の生体情報から当該人の温冷感を推論するための学習済みモデルに、前記人の生体情報を入力して得られる推論結果によって、当該人の温冷感を判定する請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項4】
それぞれの前記エリアについて、当該エリアに割り当てられた前記グループに属する前記人の温冷感に基づいて、当該エリアの推奨環境を算出する推奨環境算出部をさらに備え、
前記空調装置は、それぞれの前記エリアについて、当該エリアの推奨環境に基づいて空気調和を行う請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項5】
前記推奨環境算出部は、それぞれの前記エリアについて、当該エリアに割り当てられた前記グループに属する前記人の温冷感と、前記人の生体情報から判定した当該人の体調とに基づいて、当該エリアの推奨環境を算出する請求項4に記載の空調システム。
【請求項6】
前記空調装置は、前記人の移動元の前記エリアの温度及び湿度の一方又は両方に関する情報に基づいて、当該人の移動先の前記エリアの空気調和を行う請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項7】
前記空調装置は、前記人の移動先の前記エリアの温度及び湿度の一方又は両方に関する情報に基づいて、当該人の移動元の前記エリアの空気調和を行う請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項8】
前記空調装置は、前記人に携帯又は装着され、前記人がいる場所の環境情報を取得する環境情報センサにより検出された環境情報にさらに基づいて、前記エリアの空気調和を行う請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項9】
前記空調装置は、前記人のスケジュール情報にさらに基づいて、前記エリアの空気調和を行う請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項10】
それぞれの前記人について、当該人の生体情報に基づいて判定された当該人の温冷感、当該人のスケジュール情報から特定された作業内容、及び、当該人の行動履歴情報から判定される他の前記人との人間関係の少なくともいずれかに基づいて、当該人について推奨する前記エリアである推奨エリアを決定する推奨エリア決定部をさらに備え、
前記報知手段は、前記推奨エリアを報知する請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空調システムに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
サーマルカメラで取得された施設の利用者の体温の情報を取得する体温取得部と、記憶部に記憶されている管理情報と、取得した体温の情報を基に、複数のエリアの中から、利用者の体温に応じた空調設備の設定が行われているエリアのエリア情報を出力する居住案内部と、を備えたシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-023383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示されるようなシステムにおいては、予め空調制御されたエリアへ振り分けて案内するため、温熱的環境の好みが似た人が多い場合、特定のエリアに滞在する人が多くなり、各エリアに滞在する人数に偏りが生じ、局所的な混雑が発生する可能性がある。また、その環境を好む人が少ないエリアが生じ、空調装置による不必要な、あるいは、過度な冷房、暖房等が行われてしまう可能性もある。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、各エリアに滞在する人数の偏りを抑制し、局所的な混雑等を抑制しつつ、ユーザが所望する環境のエリアに滞在できる空調システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る空調システムは、複数のエリアに分割された空間の空気調和を行う空調システムであって、1人以上の人の生体情報を取得する生体情報取得手段と、それぞれの前記人について、当該人の生体情報に基づいて、当該人の温冷感を判定する温冷感判定部と、それぞれの前記人の温冷感に基づいて、1人以上の前記人を1つ以上のグループに分けるグルーピング部と、それぞれの前記グループに属する前記人の人数比に基づいて、それぞれの前記グループに割り当てる前記エリアを決定するエリア分配部と、それぞれの前記エリアについて、当該エリアに割り当てられた前記グループに属する前記人の温冷感に基づいて空気調和を行う空調装置と、それぞれの前記エリアの環境に関する情報を報知する報知手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る空調システムによれば、各エリアに滞在する人数の偏りを抑制し、局所的な混雑等を抑制しつつ、ユーザが所望する環境のエリアに滞在できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る空調システムの全体構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る空調制御システムが有する空調装置の斜視図である。
実施の形態1に係る空調装置の要部を拡大して示す斜視図である。
実施の形態1に係る空調システムの動作の一例を示すフロー図である。
実施の形態1に係る空調システムの第1変形例の空調制御例を説明する図である。
実施の形態1に係る空調システムの第2変形例で用いる学習装置の構成例を示すブロック図である。
実施の形態1に係る学習装置におけるニューラルネットワークの一例を示す図である。
実施の形態1に係る学習装置の動作の一例を示すフロー図である。
実施の形態1に係る空調システムの第2変形例による制御結果の一例を説明する図である。
実施の形態1に係る空調システムの第4変形例の動作例を示すフロー図である。
実施の形態1に係る空調システムの制御装置の機能を実現する構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係る空調システムを実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本開示は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態及び変形例等の自由な組み合わせ、各実施の形態及び変形例等の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態及び変形例等の任意の構成要素の省略が可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1から図11を参照しながら、本開示の実施の形態1について説明する。図1は空調システムの全体構成を示すブロック図である。図2は空調制御システムが有する空調装置の斜視図である。図3は空調装置の要部を拡大して示す斜視図である。図4は空調システムの動作の一例を示すフロー図である。図5は空調システムの第1変形例の空調制御例を説明する図である。図6は空調システムの第2変形例で用いる学習装置の構成例を示すブロック図である。図7は学習装置におけるニューラルネットワークの一例を示す図である。図8は学習装置の動作の一例を示すフロー図である。図9は空調システムの第2変形例による制御結果の一例を説明する図である。図10は空調システムの第4変形例の動作例を示すフロー図である。図11は空調システムの制御装置の機能を実現する構成の一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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