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公開番号2025083928
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197614
出願日2023-11-21
発明の名称検出システムおよび検出方法
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 47/125 20200101AFI20250526BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】外乱の有無の誤検出を抑制できる検出システムおよび検出方法を得ることを目的とする。
【解決手段】本開示に係る検出システムは、第1領域と、前記第1領域の周囲の少なくとも一部に設けられた第2領域と、を含む撮像画像を取得するように構成された撮像部と、制御部と、を備え、前記第2領域は、前記撮像部の筐体または前記撮像部の被取付部の画像を含み、前記制御部は、前記第2領域に基づき外乱の有無を判別し、前記外乱の有無の判別結果に応じて、前記第1領域での検出結果に基づく処理を行うように構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
第１領域と、前記第１領域の周囲の少なくとも一部に設けられた第２領域と、を含む撮像画像を取得するように構成された撮像部と、
制御部と、
を備え、
前記第２領域は、前記撮像部の筐体または前記撮像部の被取付部の画像を含み、
前記制御部は、前記第２領域に基づき外乱の有無を判別し、前記外乱の有無の判別結果に応じて、前記第１領域での検出結果に基づく処理を行うように構成されていることを特徴とする検出システム。
続きを表示（約 950 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記第２領域に基づき前記外乱が無いと判別すると、前記第１領域での人の動きを検出することを特徴とする請求項１に記載の検出システム。
【請求項３】
前記制御部は、前記第２領域に基づき前記外乱が有ると判別すると、前記第１領域と前記第２領域を用いて照度を算出することを特徴とする請求項１に記載の検出システム。
【請求項４】
前記撮像部は、前記筐体に形成された開口部を通して撮像を行い、
前記第２領域の前記画像は、前記筐体の前記開口部の縁の画像を含むことを特徴とする請求項１から３の何れか１項に記載の検出システム。
【請求項５】
前記第２領域の前記画像は、前記撮像部の被取付部の画像を含むことを特徴とする請求項１から３の何れか１項に記載の検出システム。
【請求項６】
前記第２領域の前記画像は前記筐体の画像を含み、
前記筐体のうち前記撮像画像に映る部分は、前記撮像画像がグレースケール化された場合に中間階調領域となる外観であることを特徴とする請求項１から３の何れか１項に記載の検出システム。
【請求項７】
前記制御部は、前記第２領域の前記画像の明るさの変化に基づいて前記外乱の有無を判別することを特徴とする請求項１から３の何れか１項に記載の検出システム。
【請求項８】
撮像部により、第１領域と、前記第１領域の周囲の少なくとも一部に設けられた第２領域と、を含む撮像画像を取得し、
前記第２領域に基づき外乱の有無を判別し、前記外乱の有無の判別結果に応じて、前記第１領域での検出結果に基づく処理を行い、
前記第２領域は、前記撮像部の筐体または前記撮像部の被取付部の画像を含むことを特徴とする検出方法。
【請求項９】
前記第２領域に基づき前記外乱が無いと判別した場合、前記第１領域での人の動きを検出することを特徴とする請求項８に記載の検出方法。
【請求項１０】
前記第２領域に基づき前記外乱が有ると判別した場合、前記第１領域と前記第２領域を用いて照度を算出することを特徴とする請求項８または９に記載の検出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、検出システムおよび検出方法に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、照明空間を照明する複数の照明器具の各々を制御する照明制御装置が開示されている。照明制御装置は、取得部、検知部、制御部、判断部および切替部を備える。取得部は、照明空間を撮像する画像センサから撮像画像を取得する。検知部は、撮像画像から照明空間における人の位置と明るさとを検知する。制御部は、複数の照明器具を制御する。判断部は、照明空間に外光が入射しているか否かを判断する。切替部は、判断部にて外光が入射していると判断されたときには第１モードとなり、外光が入射していないと判断されたときには第２モードとなるように制御部の動作モードを切り替える。
【０００３】
制御部は、第１モードにおいては、検知部から人の位置と明るさとの両方の検知結果を受け、照明空間に人が存在するときに明るさが所定の目標値となるように複数の照明器具を一括して調光制御する。制御部は、第２モードにおいては、検知部から人の位置の検知結果を受け、照明空間に人が存在するときに明るさには依らず当該人の位置に応じて複数の照明器具を個別に制御するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第５９０３６３４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１では、判断部は照明空間に外光が入射しているか否かの判断に、画像センサにおけるＡＧＣ（ＡｕｔｏｍａｔｉｃＧａｉｎＣｏｎｔｒｏｌ）回路の増幅率を利用している。しかし、例えば人の影などが、外光の有無の判断に影響を及ぼすおそれがある。
【０００６】
本開示は、外乱の有無の誤検出を抑制できる検出システムおよび検出方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示に係る検出システムは、第１領域と、前記第１領域の周囲の少なくとも一部に設けられた第２領域と、を含む撮像画像を取得するように構成された撮像部と、制御部と、を備え、前記第２領域は、前記撮像部の筐体または前記撮像部の被取付部の画像を含み、前記制御部は、前記第２領域に基づき外乱の有無を判別し、前記外乱の有無の判別結果に応じて、前記第１領域での検出結果に基づく処理を行うように構成されている。
【０００８】
本開示に係る検出方法は、撮像部により、第１領域と、前記第１領域の周囲の少なくとも一部に設けられた第２領域と、を含む撮像画像を取得し、前記第２領域に基づき外乱の有無を判別し、前記外乱の有無の判別結果に応じて、前記第１領域での検出結果に基づく処理を行い、前記第２領域は、前記撮像部の筐体または前記撮像部の被取付部の画像を含む。
【発明の効果】
【０００９】
本開示に係る検出システムおよび検出方法によれば、撮像画像における第１領域の周囲の少なくとも一部に設けられた第２領域に基づき外乱の有無が判別される。従って、外乱の有無の誤検出を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施の形態１に係る照明制御システムの構成を示す図である。
実施の形態１に係る画像センサの斜視図である。
実施の形態１に係る画像センサの正面図である。
実施の形態１に係る画像センサの平面図である。
実施の形態１に係る画像センサの検知エリアを説明する図である。
実施の形態１に係る画像センサの撮像画像の例を説明する図である。
実施の形態１に係る撮像画像における第１領域と第２領域を説明する図である。
実施の形態１に係る画像センサの機能ブロック図である。
実施の形態１に係る人の動き検出処理を説明する図である。
実施の形態１に係る人の動き検出処理を説明する図である。
実施の形態１に係る人の動き検出処理を説明する図である。
照明変化時の筐体の画像の変化を説明する図である。
照明変化時の筐体の画像の変化を説明する図である。
実施の形態１に係る人の動き検出処理を示すフローチャートである。
実施の形態１に係る照度算出処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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