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公開番号
2025083857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197495
出願日
2023-11-21
発明の名称
照明装置
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
H05B
45/50 20220101AFI20250526BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】入力電圧の大きさに依らず昇圧回路に流れる電流が過電流であるか否かを判定することができる照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の照明装置は、光源と、外部電源からの入力電圧を昇圧する昇圧回路と、昇圧回路により昇圧された電圧を光源の点灯に適した電圧に降圧する降圧回路と、制御装置とを備える。制御装置は、昇圧回路のスイッチング素子に流れる電流を検知する処理と、該電流が過電流であるか否かを入力電圧に応じて設定された電流の閾値に基づき判定する処理とを実行するように構成される。電流の閾値は入力電圧が大きいほど低い値に設定される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
光源と、外部電源からの入力電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路により昇圧された電圧を前記光源の点灯に適した電圧に降圧する降圧回路と、制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記昇圧回路のスイッチング素子に流れる電流を検知する処理と、
前記電流が過電流であるか否かを前記入力電圧に応じて設定された前記電流の閾値に基づき判定する処理と、
を実行するように構成され、
前記電流の閾値は前記入力電圧が大きいほど低い値に設定される、照明装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記入力電圧に応じて設定された前記電流の閾値は、前記光源の調光率が小さいほど低い値に設定される、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記入力電圧が電圧の閾値を超えるか否かを判定する処理をさらに実行し、
前記電流の閾値は、前記入力電圧が前記電圧の閾値を超えた場合に変更される、請求項1または2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記スイッチング素子と直列に接続される抵抗を更に備え、
前記制御装置は前記抵抗にかかる電圧を検出することで前記スイッチング素子に流れる前記電流を検知する、請求項1または2に記載の照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、照明装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、照明装置の光源には、LEDが使用されることが一般的である。白熱電球および蛍光灯に比べて、LEDの明るさは入力電圧変化に追従しやすいことが知られている。そのため光源に供給される電圧のリップルを低減しない限り、光源がちらついて見えてしまうという問題がある。この問題の対策のため、外部電源からの入力電圧を一度昇圧してリップルを低減し、後段で光源に適した電圧に降圧する2コンバータ方式が増えてきている。さらには、前段の昇圧回路をPFC(Power Factor Correction)動作させることにより、力率改善を行う技術も知られる。
【0003】
特許文献1には、コンバータ回路のスイッチング素子に上限を超える過電流が流れていることを検出した場合にスイッチング素子のスイッチング制御を停止するように動作する点灯装置が開示されている。これにより、過電流から回路を保護することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-007068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
コンバータ回路において、前段の昇圧回路に流れる電流は、入力電圧が低いほど大きくなるという特徴がある。ところが、上述の方法では過電流であるか否かを判定する閾値が1値であるため、ある入力電圧を基準として設定された閾値は、それよりも高い入力電圧においては閾値の役割を果たさず、過電流であるか否かを判定できなかった。そのため入力電圧が大きい領域においては回路を保護することができないといった問題が生じていた。
【0006】
本開示は上述の問題を解決するため、入力電圧の大きさに依らず昇圧回路に流れる電流が過電流であるか否かを判定することができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の態様は、
光源と、外部電源からの入力電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路により昇圧された電圧を前記光源の点灯に適した電圧に降圧する降圧回路と、制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記昇圧回路のスイッチング素子に流れる電流を検知する処理と、
前記電流が過電流であるか否かを前記入力電圧に応じて設定された前記電流の閾値に基づき判定する処理と、
を実行するように構成され、
前記電流の閾値は前記入力電圧が大きいほど低い値に設定される、照明装置であることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、電流の閾値は入力電圧が大きくなるほど低い値になるように設定されるため、入力電圧が大きい場合にも過電流であるか否かの判定を実施することが可能となる。これにより、入力電圧の大きさに依らず昇圧回路に流れる電流が過電流であるか否かを判定することができる照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態1に係る照明装置の回路図である。
本開示の実施の形態1に係る外部電源からの入力電圧の監視方法を示す図である。
本開示の実施の形態1に係る外部電源からの入力電圧の監視方法を示す図である。
本開示の実施の形態1に係るスイッチング素子に流れる電流の閾値I
th
の設定方法を示す図である。
本開示の実施の形態2に係るスイッチング素子に流れる電流の閾値I
th
の設定方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施の形態について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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