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公開番号
2025119130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024013816
出願日
2024-02-01
発明の名称
照明装置
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
F21S
8/04 20060101AFI20250806BHJP(照明)
要約
【課題】加工費が低減できる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、照射領域に光を出射する灯具と、長尺形状を有し、照射領域と反対側の被取付部に設置されるとともに、灯具が装着される器具と、を備え、器具は、灯具が装着される装着部、及び、装着部の長手方向に沿った両端部から照射領域側に延びており、装着部に対し傾斜している傾斜部を備えた器具本体と、装着部の長手方向における端部に配置され、端部を覆う端板と、を備え、端板は、被取付部側の端部から装着部の方向に延びるように設けられ、装着部に固定される端板側固定片と、照射領域側の端部に設けられ、端板側固定片が装着部に固定された状態で、傾斜部に接し、傾斜部の装着部に対する傾斜角度を矯正する矯正部と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
照射領域に光を出射する灯具と、
長尺形状を有し、前記照射領域と反対側の被取付部に設置されるとともに、前記灯具が装着される器具と、
を備え、
前記器具は、
前記灯具が装着される装着部、及び、前記装着部の長手方向に沿った両端部から前記照射領域側に延びており、前記装着部に対し傾斜している傾斜部を備えた器具本体と、
前記装着部の前記長手方向における端部に配置され、前記端部を覆う端板と、
を備え、
前記端板は、
前記被取付部側の端部から前記装着部の方向に延びるように設けられ、前記装着部に固定される端板側固定片と、
前記照射領域側の端部に設けられ、前記端板側固定片が前記装着部に固定された状態で、前記傾斜部に接し、前記傾斜部の前記装着部に対する傾斜角度を矯正する矯正部と、
を有する
照明装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記装着部には、前記端板側固定片が挿入されて固定される本体側固定穴が形成されており、
前記端板側固定片が、前記本体側固定穴に挿入されることで前記端板が前記器具本体と一体化されている
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記端板の前記端板側固定片は、
前記器具本体の前記装着部の方向に折り曲げられ、前記器具本体の前記本体側固定穴に差し込まれ、前記本体側固定穴に折り込まれている
請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記傾斜部の前記長手方向に沿った端部から前記被取付部の方向に延びる立ち上がり部と、
前記立ち上がり部の前記被取付部側の端部から短手方向の内側に延びる折り返し部と、
を更に有し、
前記矯正部は、
前記端板の前記照射領域側の端部から前記照射領域の方向に延びる接続部と、
前記接続部の前記照射領域側の端部から、前記短手方向の外側に延びる矯正片と、
前記接続部の前記照射領域側の端部から、前記照射領域側に突出している矯正突部と、
を有し、
前記矯正片が、前記折り返し部の前記照射領域側の面に接する、又は、前記矯正突部が、前記傾斜部の前記被取付部側の面に接することで、前記傾斜部の前記傾斜角度が矯正されている
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項5】
前記傾斜部の前記折り返し部には、前記端板の前記矯正片に固定される本体側固定片が形成されており、
前記端板の前記矯正片には、端板側固定穴が形成されており、
前記本体側固定片が、前記端板側固定穴に挿入されることで、前記傾斜部の前記傾斜角度が確定されている
請求項4に記載の照明装置。
【請求項6】
前記本体側固定片と、前記端板側固定片とは、いずれも、前記端板が前記器具本体に固定された際に、前記照射領域の方向に折り曲げられている
請求項5に記載の照明装置。
【請求項7】
前記矯正片は、前記長手方向における内側が開口する切込みによって形成された嵌入片を有し、
前記嵌入片が、前記傾斜部の前記立ち上がり部及び前記折り返し部によって形成された嵌入部に嵌入されることで、前記傾斜部の前記傾斜角度が矯正されている
請求項4に記載の照明装置。
【請求項8】
前記傾斜部を前記短手方向における外側から覆う目隠部を更に備え、
前記矯正部は、前記接続部の前記被取付部側の端部から前記被取付部側に突出している保持片を有し、
前記目隠部にスリット状に形成された保持穴に、前記矯正部の前記保持片が挿入されることで、前記目隠部が保持されている
請求項6に記載の照明装置。
【請求項9】
前記矯正部の前記保持片は、
前記目隠部の前記保持穴に挿入され、折り曲げられている
請求項8に記載の照明装置。
【請求項10】
前記装着部は、
前記器具本体の前記長手方向に延びる天板部と、
前記天板部の前記長手方向における両端から前記照射領域側に延びる一対の側壁部と、
を有し、
前記端板は、
前記器具本体の方向に延びるように設けられた一対の装着ガイドを有し、
前記装着部の前記一対の側壁部が、前記一対の装着ガイドに挟み込まれている
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、照明装置に関し、特に、照明装置の構造に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
照明装置では、例えば、特許文献1のように、本体部であるケースの長手方向の端部に、外側へ突出する爪部が4箇所設けられており、本体部の長手方向の端部に取り付けられる端板に、4つの爪部を差し込むための角穴が設けられた構造が知られている。爪部は、本体部の水平部分と傾斜部分とに設けられており、角穴に差し込まれた4箇所の爪部をそれぞれ折り曲げることによって、本体部と端版とが締結されて一体化されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-134620号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、4箇所の爪部を4箇所の角穴に差し込む構成であり、本体部の水平部分と傾斜部分との曲げ角度が精度よく加工されていないと差し込む操作がし難くなるため、本体部の水平部分と傾斜部分との曲げ加工において、曲げ角度に精度が要求される。曲げ角度に精度が要求されると、本体部の曲げ加工に要する加工費が上昇し、本体部の材料費の増大が招来される。
【0005】
また、爪部の曲げ角度、又は、爪部の向きが複数存在するため、本体部と端版とを締結して組み立てる際に、角穴に差し込まれた4箇所の爪部を曲げる作業に手間を要する。このため、特許文献1のような爪部の構成は、部品に係る加工費が上昇し、器具の組み立てに係る加工費が増大する原因にもなっている。
【0006】
本開示は、加工費が低減できる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る照明装置は、照射領域に光を出射する灯具と、長尺形状を有し、前記照射領域と反対側の被取付部に設置されるとともに、前記灯具が装着される器具と、を備え、前記器具は、前記灯具が装着される装着部、及び、前記装着部の長手方向に沿った両端部から前記照射領域側に延びており、前記装着部に対し傾斜している傾斜部を備えた器具本体と、前記装着部の前記長手方向における端部に配置され、前記端部を覆う端板と、を備え、前記端板は、前記被取付部側の端部から前記装着部の方向に延びるように設けられ、前記装着部に固定される端板側固定片と、前記照射領域側の端部に設けられ、前記端板側固定片が前記装着部に固定された状態で、前記傾斜部に接し、前記傾斜部の前記装着部に対する傾斜角度を矯正する矯正部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る照明装置によれば、端板側固定片によって端板が本体部と一体化された状態で、矯正部が傾斜部に接して、傾斜部の装着部に対する傾斜角度が矯正されるため、加工における傾斜部の傾斜角度の精度が緩和され、加工費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態1に係る照明装置を下側から視た斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置を上側から視た分解斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置の部分分解斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置の器具本体に第1端板が取り付けられた状態の部分斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置の器具本体に第1端板が取り付けられた状態の部分側面図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置の第1端板を内側から視た斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置を下方から視た部分斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置の第1端板の組み立て手順を示す斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置の第1端板の組み立て手順を示す斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置の第1端板の組み立て手順を示す拡大斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置の第1端板の組み立て手順を示す拡大斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置において、目隠部が取り付けられた状態の部分斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置における目隠部の部分斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置における目隠部の部分斜視図である。
本開示の実施の形態1の変形例に係る照明装置の部分側面図である。
本開示の実施の形態2に係る照明装置の部分斜視図である。
本開示の実施の形態2に係る照明装置の部分側面図である。
本開示の実施の形態2の変形例に係る照明装置の部分斜視図である。
本開示の実施の形態2の変形例に係る照明装置の部分側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る照明装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。本開示は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本開示は、以下の各実施の形態に示す構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含むものである。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、一の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。また、図面に示す照明装置は、本開示の照明装置の一例を示すものであり、図面に示された照明装置によって本開示の照明装置が限定されるものではない。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これらは説明のためのものであって、本開示を限定するものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。なお、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係又は形状等が実際のものとは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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