TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025135955
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034062
出願日
2024-03-06
発明の名称
制御システムおよび学習装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
F24F
11/63 20180101AFI20250911BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】空間ごとに適した換気および空調環境をユーザに提供することができる制御システムおよび学習装置を提供する。
【解決手段】制御システムは、外気から第1空間への給気量を調節可能な第1給気手段と、外気から第2空間への給気量を調節可能な第2給気手段と、第3空間から外気への排気量を調節可能な排気手段と、第1空間の空気調和を行う第1空調手段と、第2空間の空気調和を行う第2空調手段と、第1空間の温度を含む環境物理量を測定する第1測定手段と、第2空間の温度を含む環境物理量を測定する第2測定手段と、第3空間の温度を含む環境物理量を測定する第3測定手段と、第1測定手段、第2測定手段、および第3測定手段の測定結果に基づいて第1給気手段、第2給気手段、排気手段、第1空調手段、および第2空調手段を連動して制御する制御手段と、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1空間と第2空間と第3空間と第4空間とを有し、前記第4空間が前記第1空間、前記第2空間、および前記第3空間とそれぞれ連通している住居に適用される制御システムであって、
前記第1空間に設けられ、外気から前記第1空間への給気量を調節可能な第1給気手段と、
前記第2空間に設けられ、外気から前記第2空間への給気量を調節可能な第2給気手段と、
前記第3空間に設けられ、前記第3空間から外気への排気量を調節可能な排気手段と、
前記第1空間に設けられ、前記第1空間の空気調和を行う第1空調手段と、
前記第2空間に設けられ、前記第2空間の空気調和を行う第2空調手段と、
前記第1空間の温度を含む環境物理量を測定する第1測定手段と、
前記第2空間の温度を含む環境物理量を測定する第2測定手段と、
前記第3空間の温度を含む環境物理量を測定する第3測定手段と、
前記第1測定手段、前記第2測定手段、および前記第3測定手段の測定結果に基づいて前記第1給気手段、前記第2給気手段、前記排気手段、前記第1空調手段、および前記第2空調手段を連動して制御する制御手段と、
を備えた制御システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1空間、前記第2空間、前記第3空間、および前記第4空間のうち少なくとも1つの空間に存在する人の数を検出する人検出手段、
を更に備え、
前記制御手段は、前記人検出手段の検出結果に更に基づいて前記第1給気手段、前記第2給気手段、前記排気手段、前記第1空調手段、および前記第2空調手段を連動して制御する、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記人検出手段によって、前記第1空間、前記第2空間、および前記第3空間のうちいずれかの在室空間に1人の人が規定の判定時間以上存在していることが検出された場合、前記第1給気手段、前記第2給気手段、および前記排気手段のうち前記在室空間に設けられた手段の給気量または排気量が、増加幅だけ増加するよう制御される、
請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記判定時間は、1時間である、
請求項3に記載の制御システム。
【請求項5】
前記人検出手段によって、前記第1空間、前記第2空間、および前記第3空間のうちいずれかの在室空間に複数の人が存在することが検出された場合、前記第1給気手段、前記第2給気手段、および前記排気手段のうち前記在室空間に設けられた換気手段の給気量または排気量が、増加幅だけ増加するよう制御される、
請求項2に記載の制御システム。
【請求項6】
前記第1空間、前記第2空間、および前記第3空間のうち前記人検出手段によって人が存在しないことが検出された不在空間がある場合、前記第1給気手段、前記第2給気手段、および前記排気手段のうち前記不在空間に設けられた換気手段の給気量または排気量が、減少幅だけ減少するよう制御される、
請求項2に記載の制御システム。
【請求項7】
前記第1測定手段、前記第2測定手段、および前記第3測定手段は、空間の内部の空気汚染度を測定する、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項8】
前記第1測定手段、前記第2測定手段、および前記第3測定手段は、空気汚染度として、空間の内部のCO2濃度を測定する、
請求項7に記載の制御システム。
【請求項9】
前記第1空間、前記第2空間、および前記第3空間のうちの在室空間におけるCO2濃度が第1濃度閾値以上かつ第2濃度閾値以下である場合であって、前記在室空間においてCO2濃度が前記第1濃度閾値以上である状態が判定時間以上となった場合、
前記第1給気手段、前記第2給気手段、および前記排気手段のうち前記在室空間に設けられた換気手段の給気量または排気量が、増加幅だけ増加するよう制御される、
請求項8に記載の制御システム。
【請求項10】
前記在室空間におけるCO2濃度が前記第2濃度閾値より大きい場合、
前記第1給気手段、前記第2給気手段、および前記排気手段のうち前記在室空間に設けられた換気手段の給気量または排気量が、増加幅だけ増加するよう制御される、
請求項9に記載の制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御システムおよび学習装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、空気調和システムを開示する。当該空気調和システムによれば、各空間に設置された空気質センサの検出結果に基づいて、各空間に設けられた空気調和装置が動作する。このため、空間ごとに適切な空気調和が行われ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/208823号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のような空気調和システムでは、換気による空気の出入りによる影響が考慮されておらず、適切な空調環境が実現できない可能性がある。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、空間ごとに適した換気および空調環境をユーザに提供することができる制御システムおよび学習装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る制御システムは、第1空間と第2空間と第3空間と第4空間とを有し、第4空間が第1空間、第2空間、および第3空間とそれぞれ連通している住居に適用される制御システムであって、第1空間に設けられ、外気から第1空間への給気量を調節可能な第1給気手段と、第2空間に設けられ、外気から第2空間への給気量を調節可能な第2給気手段と、第3空間に設けられ、第3空間から外気への排気量を調節可能な排気手段と、第1空間に設けられ、第1空間の空気調和を行う第1空調手段と、第2空間に設けられ、第2空間の空気調和を行う第2空調手段と、第1空間の温度を含む環境物理量を測定する第1測定手段と、第2空間の温度を含む環境物理量を測定する第2測定手段と、第3空間の温度を含む環境物理量を測定する第3測定手段と、第1測定手段、第2測定手段、および第3測定手段の測定結果に基づいて第1給気手段、第2給気手段、排気手段、第1空調手段、および第2空調手段を連動して制御する制御手段と、を備えた。
【0007】
本開示に係る学習装置は、第1空間と第2空間と第3空間と第4空間とを有し、第4空間が第1空間、第2空間、および第3空間とそれぞれ連通している住居に適用され、第1空間に設けられ、外気から第1空間への給気量を調節可能な第1給気手段と、第2空間に設けられ、外気から第2空間への給気量を調節可能な第2給気手段と、第3空間に設けられ、第3空間から外気への排気量を調節可能な排気手段と、第1空間に設けられ、第1空間の空気調和を行う第1空調手段と、第2空間に設けられ、第2空間の空気調和を行う第2空調手段と、第1空間の温度とCO2濃度とを含む環境物理量を測定する第1測定手段と、第2空間の温度とCO2濃度とを含む環境物理量を測定する第2測定手段と、第3空間の温度とCO2濃度とを含む環境物理量を測定する第3測定手段と、を備えた制御システムの運転スケジュールの生成を行う装置であって、第1空間、第2空間、第3空間、および第4空間の各々に存在する人の数を含む在室状態と、第1測定手段、第2測定手段、および第3測定手段のCO2濃度の測定結果と、在室状態およびCO2濃度の測定結果における第1給気手段、第2給気手段、排気手段、第1空調手段、および第2空調手段の運転状態と、を含む学習用データを取得するデータ取得部と、学習用データを用いて、在室状態およびCO2濃度の測定結果から、第1給気手段、第2給気手段、排気手段、第1空調手段、および第2空調手段のそれぞれの運転に関する設定値および当該設定値が適用される時間帯を含む運転スケジュールを推論するための運転モデルを生成する生成部と、を備えた学習装置。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、給気手段、排気手段、および空調手段が連動して動作するよう制御される。または、給気手段、排気手段、および空調手段が適切に動作するような運転モデルが生成される。このため、空間ごとに適した換気および空調環境をユーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1における制御システムが適用される住居の平面図である。
実施の形態1における制御システムの機能ブロック図である。
実施の形態1における制御システムの制御の例を示すフローチャートである。
実施の形態1における制御システムの空調制御の例を示すフローチャートである。
実施の形態1における制御システムの処理装置のハードウェア構成図である。
実施の形態2における制御システムが適用される住居の平面図である。
実施の形態2における制御システムの機能ブロック図である。
実施の形態3における制御システムの機能ブロック図である。
実施の形態3における学習装置の機能ブロック図である。
ニューラルネットワークモデルの概要を示す図である。
実施の形態3における制御システムの制御手段の機能ブロック図である。
実施の形態3における学習装置の学習処理のフローチャートである。
実施の形態3における制御システムの制御手段が行う推論処理のフローチャートである。
実施の形態4における学習装置の機能ブロック図である。
実施の形態4における学習装置の学習処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
三菱電機株式会社
照明装置
13日前
三菱電機株式会社
照明装置
2日前
三菱電機株式会社
回転電機
16日前
三菱電機株式会社
回転電機
2日前
三菱電機株式会社
半導体装置
12日前
三菱電機株式会社
半導体装置
2日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
2日前
三菱電機株式会社
空気調和装置
3日前
三菱電機株式会社
回転電機装置
16日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
12日前
三菱電機株式会社
ネジ取出機構
3日前
三菱電機株式会社
車両制御装置
4日前
三菱電機株式会社
送電線保護装置
2日前
三菱電機株式会社
屋外設置用筐体
12日前
三菱電機株式会社
給湯機システム
16日前
三菱電機株式会社
変圧器の診断方法
10日前
三菱電機株式会社
情報処理システム
16日前
三菱電機株式会社
ウエハテスト装置
2日前
三菱電機株式会社
照明制御システム
2日前
三菱電機株式会社
コントロールセンタ
2日前
三菱電機株式会社
半導体装置の製造方法
10日前
三菱電機株式会社
照明器具及び照明装置
2日前
三菱電機株式会社
室外機および空気調和装置
2日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫及び冷蔵庫システム
4日前
三菱電機株式会社
制御システムおよび学習装置
2日前
三菱電機株式会社
給湯システムおよび学習装置
11日前
三菱電機株式会社
半導体装置および電力変換装置
2日前
三菱電機株式会社
サーバおよび点検業務支援システム
12日前
三菱電機株式会社
サーバおよび点検業務支援システム
12日前
三菱電機株式会社
探索装置、探索方法およびプログラム
2日前
三菱電機株式会社
照明制御装置および照明制御システム
2日前
三菱電機株式会社
接続配管装置、熱交換ユニット、及び空調設備
2日前
三菱電機株式会社
照明ゲートウェイ装置および照明制御システム
2日前
三菱電機株式会社
誘導加熱コイルアセンブリおよび誘導加熱調理器
2日前
三菱電機株式会社
柵構造体、ホームドア、及びホームドアシステム
2日前
三菱電機株式会社
検索支援システム、検索支援方法およびプログラム
2日前
続きを見る
他の特許を見る