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公開番号2025121466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016869
出願日2024-02-07
発明の名称照明装置
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類F21S 8/02 20060101AFI20250813BHJP(照明)
要約【課題】フランジ部と天井部材との間に隙間が発生するのを抑制できる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、光源部を下面に有し、天井部材に形成された開口部に挿入される器具本体と、天井部材の上方に配置されるとともに器具本体に連結され、光源部に電力を供給する電源ユニットと、を備え、器具本体は、天井部材の下面に当接するフランジ部を有しており、電源ユニットの一端部は、器具本体の上部に対し、上下方向に揺動可能に連結されており、電源ユニットの一端部と他端部との間には、電源ユニットから突出した脚部が設けられており、脚部は、天井部材の上面に当接して電源ユニットを支持する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
光源部を下面に有し、天井部材に形成された開口部に挿入される器具本体と、
前記天井部材の上方に配置されるとともに前記器具本体に連結され、前記光源部に電力を供給する電源ユニットと、
を備え、
前記器具本体は、前記天井部材の下面に当接するフランジ部を有しており、
前記電源ユニットの一端部は、前記器具本体の上部に対し、上下方向に揺動可能に連結されており、
前記電源ユニットの前記一端部と他端部との間には、前記電源ユニットから突出した脚部が設けられており、
前記脚部は、前記天井部材の上面に当接して前記電源ユニットを支持する照明装置。
続きを表示（約 640 文字）【請求項２】
前記脚部は、前記電源ユニットの重心位置よりも前記一端部寄りに設けられている請求項１に記載の照明装置。
【請求項３】
前記電源ユニットの前記一端部は、前記器具本体の上部のうち、前記器具本体の中心軸上の位置に連結されている請求項２に記載の照明装置。
【請求項４】
前記脚部は、少なくとも、前記電源ユニットから突出した第１位置と、前記電源ユニットに沿って延びる第２位置と、をとるように構成されており、
前記電源ユニットには、前記脚部を前記第２位置から前記第１位置に向かって付勢する付勢部材が設けられている請求項１～請求項３のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項５】
前記脚部は、前記天井部材に当接する先端部を有しており、
前記先端部は、丸みが形成されるように折り返されている請求項１～請求項３のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項６】
前記脚部は、前記天井部材に当接する先端部を有しており、
前記先端部は、前記天井部材と面接触するように平面状に形成されている請求項１～請求項３のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項７】
前記脚部は、板ばね状に形成されており、
前記脚部は、前記天井部材に当接する先端部を有しており、
前記脚部は、前記先端部に曲面部が形成されるように曲げられている請求項１～請求項３のいずれか一項に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、照明装置に関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、埋込形の照明装置が記載されている。この照明装置は、発光部と、放熱体と、電源ユニットと、を具備している。放熱体は、下部に発光部が設置される設置部と、設置部から上方に突出する複数の第１の放熱フィン部と、複数の第１の放熱フィン部の上部から側方に突出する複数の第２の放熱フィン部と、を有している。照明装置は、フランジ部と取付ばねとの間で天井部材を挟み込むことによって保持される。電源ユニットは、上下方向に揺動可能に第２の放熱フィン部の先端側に取り付けられている。電源ユニットの先端側は、天井部材の上面に接触しており、天井部材によって支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－９５９８１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記の照明装置では、第２の放熱フィン部には、電源ユニットの質量による下向きの荷重がかかる。第２の放熱フィン部は設置部の中心軸からずれた位置に配置されているため、上記の下向きの荷重がかかると、照明装置のフランジ部のうち電源ユニット側の一部が取付ばねのばね力に抗して天井部材から下方に下がってしまう場合がある。この場合、フランジ部と天井部材との間に隙間が発生してしまうという課題があった。
【０００５】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、フランジ部と天井部材との間に隙間が発生するのを抑制できる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る照明装置は、光源部を下面に有し、天井部材に形成された開口部に挿入される器具本体と、前記天井部材の上方に配置されるとともに前記器具本体に連結され、前記光源部に電力を供給する電源ユニットと、を備え、前記器具本体は、前記天井部材の下面に当接するフランジ部を有しており、前記電源ユニットの一端部は、前記器具本体の上部に対し、上下方向に揺動可能に連結されており、前記電源ユニットの前記一端部と他端部との間には、前記電源ユニットから突出した脚部が設けられており、前記脚部は、前記天井部材の上面に当接して前記電源ユニットを支持する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、フランジ部と天井部材との間に隙間が発生するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態１に係る照明装置の構成を示す斜視図である。
実施の形態１に係る照明装置の構成を示す上面図である。
実施の形態１に係る照明装置の構成を示す側面図である。
実施の形態１に係る照明装置の構成を示す分解斜視図である。
実施の形態１に係る照明装置が天井部材の開口部に設置された状態を示す側面図である。
実施の形態１に係る照明装置の脚部の先端部の構成の例を示す図である。
実施の形態１に係る照明装置の脚部の先端部の構成の例を示す図である。
実施の形態１に係る照明装置の脚部の先端部の構成の例を示す図である。
実施の形態１に係る照明装置が天井部材の開口部に設置された状態において、天井部材の厚みが異なる場合を示す側面図である。
実施の形態１に係る照明装置が天井部材の開口部に設置された状態において、天井部材の厚みが異なる場合を示す側面図である。
実施の形態１に係る照明装置が天井部材の開口部に設置された状態において、天井部材の厚みが異なる場合を示す側面図である。
実施の形態１に係る照明装置を設置する工程を示す側面図である。
実施の形態１の変形例に係る照明装置の構成を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して説明する。本開示は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本開示は、以下の各実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含むものである。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、一の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語（例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など）を適宜用いるが、これらは説明のためのものであって、本開示を限定するものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。なお、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係又は形状等が実際のものとは異なる場合がある。
【００１０】
実施の形態１．
実施の形態１に係る照明装置について説明する。本実施の形態では、照明装置として、天井埋込型の照明装置を例示している。天井埋込型の照明装置は、天井部材に形成された開口部に設置される。天井埋込型の照明装置は、ダウンライトとも称される。
（【００１１】以降は省略されています）

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