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公開番号
2025084529
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198496
出願日
2023-11-22
発明の名称
制御システム
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
H04Q
9/00 20060101AFI20250527BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】本開示は、通信線の誤配線を検出できる制御システムを得ることを目的とする。
【解決手段】本開示に係る制御システムでは、コントローラと、前記コントローラと通信線で接続されて多重伝送方式で通信し、前記コントローラから前記通信線を介して給電されるように構成されたシステム機器と、前記通信線に接続された増幅器と、を備え、前記コントローラおよび前記増幅器の少なくとも一方は、前記通信線の短絡による電流を検出するように構成された第1電流検出部と、前記システム機器から前記コントローラへの上り信号を検出するように構成された第2電流検出部と、前記第1電流検出部の検出結果から前記通信線の短絡を検出し、前記第2電流検出部の検出結果から、前記コントローラの出力と前記増幅器の出力の誤接続、前記コントローラの出力同士の誤接続または前記増幅器の出力同士の誤接続を検出するように構成された制御部と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
コントローラと、
前記コントローラと通信線で接続されて多重伝送方式で通信し、前記コントローラから前記通信線を介して給電されるように構成されたシステム機器と、
前記通信線に接続された増幅器と、
を備え、
前記コントローラおよび前記増幅器の少なくとも一方は、
前記通信線の短絡による電流を検出するように構成された第1電流検出部と、
前記システム機器から前記コントローラへの上り信号を検出するように構成された第2電流検出部と、
前記第1電流検出部の検出結果から前記通信線の短絡を検出し、前記第2電流検出部の検出結果から、前記コントローラの出力と前記増幅器の出力の誤接続、前記コントローラの出力同士の誤接続または前記増幅器の出力同士の誤接続を検出するように構成された制御部と、
を有することを特徴とする制御システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、前記第1電流検出部と、前記第2電流検出部と、前記制御部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記増幅器は、前記第1電流検出部と、前記第2電流検出部と、前記制御部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
【請求項4】
前記第1電流検出部は、
前記通信線から流れる電流を検出するように構成された第1電流検出回路と、
前記第1電流検出回路で検出した電流を予め設定した閾値と比較するように構成された第1比較回路と、
前記第1電流検出回路で検出した電流から、前記上り信号を除去して前記第1比較回路に入力するように構成されたフィルタ回路と、
を有し、
前記制御部は、前記第1比較回路の比較結果に基づき前記短絡を検出することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御システム。
【請求項5】
前記第2電流検出部は、
前記通信線から流れる電流を検出するように構成された第2電流検出回路と、
前記第2電流検出回路で検出した電流を予め設定した閾値と比較するように構成された第2比較回路と、
を有し、
前記制御部は、前記第2比較回路の比較結果に基づき前記誤接続を検出することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記第2電流検出回路で検出した電流が前記閾値を超えた回数に基づき、前記誤接続を検出することを特徴とする請求項5に記載の制御システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記第2電流検出回路で検出した電流が前記閾値を超えた回数に基づき、前記誤接続の種類を検出することを特徴とする請求項5に記載の制御システム。
【請求項8】
前記制御部が前記誤接続を検出する際には、前記通信線には予め定められたダミー信号が出力されていることを特徴とする請求項5に記載の制御システム。
【請求項9】
前記第1電流検出部は、前記通信線のハイサイドとローサイドの一方に接続され、
前記第2電流検出部は、前記通信線のハイサイドとローサイドの他方に接続され、
前記制御部は、前記第1電流検出部で検出された電流と、前記第2電流検出部で検出された電流との差分が予め定められた値以上の場合に、電流漏洩を検出することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御システム。
【請求項10】
前記第1電流検出部は、前記通信線のハイサイドとローサイドの一方に接続され、
前記第2電流検出部は、前記通信線のハイサイドとローサイドの他方に接続され、
前記制御部は、前記第1電流検出部で検出された電流と、前記第2電流検出部で検出された電流との平均値から定常電流を算出することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、遠隔監視制御システムが開示されている。このシステムでは、信号線を介して多重伝送スイッチ端末器、リレー端末器が接続されている。多重伝送スイッチ端末器、リレー端末器には、それぞれを一意に特定する識別IDが付与されている。また、付与された識別IDに対応付けて、多重伝送スイッチ端末器、リレー端末器の種別を示す種別情報と、多重伝送スイッチ端末器、リレー端末器の当該遠隔監視制御システムにおける接続状況を示す接続状況情報とが付与される。付与された種別情報、接続状況情報は、識別ID毎に提示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-150610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば特許文献1に示されるように、照明コントローラに通信線を介してシステム機器が接続されるシステムがある。システム機器は、入力端末器、出力端末器、壁スイッチ、増幅器等である。このようなシステムでは、システム機器を設置する際の配線工事において、照明コントローラの通信線および増幅器の通信線の相互接続、地絡および線間短絡等の誤配線が発生することがある。これにより、システム機器の故障または不動作が発生し、システムが停止するおそれがあった。しかし、従来のシステムでは、特に照明コントローラの通信線と増幅器の通信線の相互接続などについて、十分な誤配線の検出ができないおそれがあった。
【0005】
本開示は、通信線の誤配線を検出できる制御システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る制御システムでは、コントローラと、前記コントローラと通信線で接続されて多重伝送方式で通信し、前記コントローラから前記通信線を介して給電されるように構成されたシステム機器と、前記通信線に接続された増幅器と、を備え、前記コントローラおよび前記増幅器の少なくとも一方は、前記通信線の短絡による電流を検出するように構成された第1電流検出部と、前記システム機器から前記コントローラへの上り信号を検出するように構成された第2電流検出部と、前記第1電流検出部の検出結果から前記通信線の短絡を検出し、前記第2電流検出部の検出結果から、前記コントローラの出力と前記増幅器の出力の誤接続、前記コントローラの出力同士の誤接続または前記増幅器の出力同士の誤接続を検出するように構成された制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る制御システムによれば、第1電流検出部と第2電流検出部により、通信線の短絡および誤接続等の誤配線を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る照明制御システムの構成を示す図である。
実施の形態1に係る照明コントローラの機能ブロック図である。
実施の形態1に係る増幅器の機能ブロック図である。
実施の形態1に係る短絡・漏電検知回路およびフィールドバス通信回路の機能ブロック図である。
実施の形態1に係る通信線に流れる通信信号の構成を説明する図である。
実施の形態1に係る下り信号のビット定義を説明する図である。
実施の形態1に係る上り信号のビット定義を説明する図である。
実施の形態1に係るダミー信号のビット定義を説明する図である。
実施の形態1に係る通信コマンド仕様を説明する図である。
誤配線のパターンを説明する図である。
誤配線のパターンを説明する図である。
誤配線のパターンを説明する図である。
誤配線のパターンを説明する図である。
誤配線のパターンを説明する図である。
誤配線のパターンを説明する図である。
実施の形態1に係る線間短絡時の電圧波形および電流波形の例を示す図である。
実施の形態1に係る相互接続時の電圧波形および電流波形の例を示す図である。
実施の形態1に係る相互接続時の電圧波形および電流波形の例を示す図である。
実施の形態1に係る起動時の通信線診断フローを示す図である。
実施の形態1に係る運転時の通信線診断フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施の形態に係る制御システムについて図面を参照して説明する。同じまたは対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明制御システム1000の構成を示す図である。照明制御システム1000は、照明コントローラ1と、照明コントローラ1と一対の通信線16で接続されたシステム機器17と、一対の通信線16に接続された少なくとも1つの増幅器2を備える。照明コントローラ1は、通信線16によりシステム機器17に対して例えば±24Vの給電を行い、通信線16に制御信号を重畳させている。つまりシステム機器17は、照明コントローラ1と多重伝送方式で通信し、照明コントローラ1から通信線16を介して給電されるように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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