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公開番号
2025087522
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202235
出願日
2023-11-29
発明の名称
炊飯システムおよび炊飯方法
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機ホーム機器株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
A47J
27/00 20060101AFI20250603BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】使用者が摂取する糖質量を減らすことを効果的に支援する。
【解決手段】
本開示に係る炊飯システムは、炊き上げられる米飯の量を使用者が指定するための米飯量指定手段と、米飯量指定手段で指定した量の米飯を炊き上げるための第1モードおよび第2モードを使用者が選択可能な選択手段と、を備える。米飯量指定手段によって特定の量Xを指定した場合において、第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R1に比べて第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R2の方が少なく、且つ、第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W1に比べて第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W2の方が多く、且つ、第1モードで炊き上げられた米飯の体積X1に対して第2モードで炊き上げられた米飯の体積X2はプラスマイナス10%の範囲内に属している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
炊き上げられる米飯の量を使用者が指定するための米飯量指定手段と、
前記米飯量指定手段で指定した量の米飯を炊き上げるための第1モードおよび第2モードを使用者が選択可能な選択手段と、
を備え、
前記米飯量指定手段によって特定の量Xを指定した場合において、前記第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R1に比べて前記第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R2の方が少なく、且つ、前記第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W1に比べて前記第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W2の方が多く、且つ、前記第1モードで炊き上げられた米飯の体積X1に対して前記第2モードで炊き上げられた米飯の体積X2はプラスマイナス10%の範囲内に属していることを特徴とする炊飯システム。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記第1モードによって米飯を炊き上げるための前記重量R1の米および前記第2モードによって米飯を炊き上げるための前記重量R2の米を計量可能に構成された米計量手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の炊飯システム。
【請求項3】
炊き上げられる米飯の量を使用者が指定する米飯量指定工程と、
前記米飯量指定工程で指定した量の米飯を炊き上げるための第1モードおよび第2モードを使用者が選択する選択工程と、
を備え、
前記米飯量指定工程によって特定の量Xを指定した場合において、前記第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R1に比べて前記第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R2の方が少なく、且つ、前記第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W1に比べて前記第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W2の方が多く、且つ、前記第1モードで炊き上げられた米飯の体積X1に対して前記第2モードで炊き上げられた米飯の体積X2はプラスマイナス10%の範囲内に属していることを特徴とする炊飯方法。
【請求項4】
前記第2モードの選択時に、前記第1モードの選択時における前記重量R1の米を容器に入れた後に入れた米を減らして当該容器内の米の重量を前記重量R2とする調整工程、を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の炊飯方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、炊飯システムおよび炊飯方法に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、炊飯器が記載されている。この炊飯器は、カロリーオフおよび糖質カットのニーズに対応するものであり、単位重量当たりの米飯に含まれる糖質量を減らす低糖質運転モードでの炊飯を行うことができるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-12292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献1に記載の炊飯器においては、通常運転モードおよび低糖質運転モードのどちらにおいても、使用する米の量は1合、2合といった合数刻みとすることを想定している。特許文献1に記載の炊飯器においては、通常運転モードおよび低糖質運転モードのどちらであっても、同じ合数の米を使用して炊飯した場合、炊き上げた米飯全体に含まれる糖質量に差異はない。このため、例えば、炊き上げた米飯を1度の食事で食べ切ってしまう場合、あるいは、炊き上げた米飯を等分して保存する場合等、1食分の米飯の量を重量で判断しない場合においては、使用者が摂取する糖質量を減らすことはできない。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するためのものである。本開示の目的は、使用者が摂取する糖質量を減らすことを効果的に支援することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る炊飯システムは、炊き上げられる米飯の量を使用者が指定するための米飯量指定手段と、前記米飯量指定手段で指定した量の米飯を炊き上げるための第1モードおよび第2モードを使用者が選択可能な選択手段と、を備える。前記米飯量指定手段によって特定の量Xを指定した場合において、前記第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R1に比べて前記第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R2の方が少なく、且つ、前記第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W1に比べて前記第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W2の方が多く、且つ、前記第1モードで炊き上げられた米飯の体積X1に対して前記第2モードで炊き上げられた米飯の体積X2はプラスマイナス10%の範囲内に属している。
本開示に係る炊飯方法は、炊き上げられる米飯の量を使用者が指定する米飯量指定工程と、前記米飯量指定工程で指定した量の米飯を炊き上げるための第1モードおよび第2モードを使用者が選択する選択工程と、を備える。前記米飯量指定工程によって特定の量Xを指定した場合において、前記第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R1に比べて前記第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる米の重量R2の方が少なく、且つ、前記第1モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W1に比べて前記第2モードの選択時に炊飯前に容器に入れる水の重量W2の方が多く、且つ、前記第1モードで炊き上げられた米飯の体積X1に対して前記第2モードで炊き上げられた米飯の体積X2はプラスマイナス10%の範囲内に属している。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る炊飯システムおよび炊飯方法によれば、使用者が摂取する糖質量を減らすことを効果的に支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1の炊飯器の断面構造に制御系統の構成を併せて示す概略図である。
実施の形態1の炊飯システムの動作例を示すフローチャートである。
実施の形態1の炊飯システムの炊飯設定を行うスマートフォンのアプリ画面の例を示す図である。
実施の形態1の炊飯システムの演算処理に用いられるデータの例を示すテーブルである。
実施の形態1の炊飯システムの演算処理を説明するテーブルである。
実施の形態1の炊飯システムの演算処理に用いられる近似式の例を示す図である。
実施の形態1の炊飯システムにおいて、使用者が米を入れる際のスマートフォンのアプリ画面の例を示す図である。
実施の形態1の炊飯システムにおいて、使用者が水を入れる際のスマートフォンのアプリ画面の例を示す図である。
実施の形態1の第1変形例を説明する図である。
実施の形態1の第2変形例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照して、本開示に係る炊飯システムおよび炊飯方法の実施の形態について説明する。各図における同一の符号は、同一の部分または相当する部分を示す。また、本開示では、重複する説明については、適宜に簡略化または省略する。なお、本開示は、その趣旨を逸脱しない範囲において、以下の実施の形態によって開示される構成のあらゆる変形およびあらゆる組み合わせを含み得るものである。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の炊飯器100の断面構造に制御系統の構成を併せて示す概略図である。図1に示すように、炊飯器100は、鍋状容器1、本体10および蓋体20を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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