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公開番号
2025070412
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180710
出願日
2023-10-20
発明の名称
モータ及び送風装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人加藤国際特許事務所
主分類
H02K
5/10 20060101AFI20250424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】モータケース内への水の浸入を抑制することができるモータを得ることを目的とする。
【解決手段】固定フリンジャー41は、突出部20bの一部を囲む筒状の第1水切部41bと、固定部41aの外周からモータケース10とは反対側へ突出している環状の第2水切部41cとを有している。回転フリンジャー42は、対向部42bと、対向部42bからモータケース10側へ突出している筒状のカバー部42cとを有している。カバー部42cのカバー端面42dは、第2水切部41cの内側において固定部41aに対向している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シャフト孔が設けられている出力側端部を有しているモータケース、
前記モータケースに収容されている収容部と、前記シャフト孔から前記モータケースの外部へ突出している突出部とを有しているシャフト、
前記モータケース内に収容されており、前記シャフトを回転させるモータ本体、及び
前記シャフト孔から前記モータケース内への水の浸入を抑制する浸入抑制装置
を備え、
前記浸入抑制装置は、
前記出力側端部に設けられている固定フリンジャーと、
前記突出部に設けられており、前記シャフトとともに回転する回転フリンジャーと
を有しており、
前記固定フリンジャーは、
前記出力側端部に固定されている平板状の固定部と、
前記固定部から前記モータケースとは反対側へ突出し、前記突出部の一部を囲む筒状の第1水切部と、
前記固定部の外周から前記モータケースとは反対側へ突出している環状の第2水切部と
を有しており、
前記回転フリンジャーは、
前記突出部から前記モータ本体の径方向外側へ突出しており、かつ前記第1水切部の先端に対向している対向部と、
前記対向部から前記モータケース側へ突出している筒状のカバー部と
を有しており、
前記カバー部における前記モータケース側の端面であるカバー端面は、前記第2水切部の内側において前記固定部に対向しているモータ。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記固定フリンジャーは、第1部材と第2部材とを有しており、
前記第1部材は、前記出力側端部に重ねられている第1平板部と、前記第1水切部とを有しており、
前記第2部材は、前記第1平板部に重ねられている第2平板部と、前記第2水切部とを有しており、
前記第2平板部には、前記第1水切部を通す開口が設けられており、
前記固定部は、前記第1平板部と前記第2平板部とにより構成されている請求項1記載のモータ。
【請求項3】
前記回転フリンジャーは、前記突出部の外周面に取り付けられている取付部をさらに有している請求項1又は請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記固定部に対する前記第2水切部の角度は、90度から170度までの範囲内の角度である請求項1又は請求項2に記載のモータ。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載のモータ
を備えている送風装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モータ及び送風装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のモータの防水構造では、本体ケーシングに防水カール部が形成されている。出力軸は、防水カール部を貫通して本体ケーシングの外部へ突出している。本体ケーシングの外部には、水切ゴムが設けられている。
【0003】
水切ゴムは、取付部と、円筒状の水切部とを有している。取付部は、出力軸に取り付けられている。水切部は、取付部から本体ケーシング側へ突出している。また、水切部の先端は、防水カール部の先端よりも本体ケーシング側に位置している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平3-77254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような従来のモータの防水構造では、シャフトが本体ケーシングから下方へ突出する向きでモータが使用される場合、モータにかかった水が、本体ケーシングの外面に沿って流下し、防水カール部と水切部との間から水切ゴムの内側に入り込む。そして、水切ゴムの内側に水が溜まることにより、防水カール部とシャフトとの間の隙間からモータの内部に水が浸入し、シャフト、軸受等の部品が故障する恐れがある。
【0006】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、モータケース内への水の浸入を抑制することができるモータ及び送風装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るモータは、シャフト孔が設けられている出力側端部を有しているモータケース、前記モータケースに収容されている収容部と、前記シャフト孔から前記モータケースの外部へ突出している突出部とを有しているシャフト、前記モータケース内に収容されており、前記シャフトを回転させるモータ本体、及び前記シャフト孔から前記モータケース内への水の浸入を抑制する浸入抑制装置を備え、前記浸入抑制装置は、前記出力側端部に設けられている固定フリンジャーと、前記突出部に設けられており、前記シャフトとともに回転する回転フリンジャーとを有しており、前記固定フリンジャーは、前記出力側端部に固定されている平板状の固定部と、前記固定部から前記モータケースとは反対側へ突出し、前記突出部の一部を囲む筒状の第1水切部と、前記固定部の外周から前記モータケースとは反対側へ突出している環状の第2水切部とを有しており、前記回転フリンジャーは、前記突出部から前記モータ本体の径方向外側へ突出しており、かつ前記第1水切部の先端に対向している対向部と、前記対向部から前記モータケース側へ突出している筒状のカバー部とを有しており、前記カバー部における前記モータケース側の端面であるカバー端面は、前記第2水切部の内側において前記固定部に対向している。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、モータケース内への水の浸入を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1によるモータを示す斜視図である。
図1のモータの一部を分解して示す斜視図である。
図1のモータの断面図である。
図3の一部を拡大して示す断面図である。
図1のモータの外面に付着した水の流れを示す説明図である。
図1のシャフトが水平になるように設置されたモータの外面に付着した水の流れを示す説明図である。
図1のモータが使用されている送風装置の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるモータを示す斜視図である。図2は、図1のモータの一部を分解して示す斜視図である。図3は、図1のモータの断面図である。図4は、図3の一部を拡大して示す断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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