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公開番号2025033346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139011
出願日2023-08-29
発明の名称稟議決裁システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 10/0633 20230101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】 稟議決裁のための決済経路を稟議書類に応じて適切に決定すると共に、決裁経路を決定するための労力を低減することができる稟議決裁システムを提供する。
【解決手段】 本発明の一態様の装置は、稟議決裁システムは、稟議書類に対して稟議決裁経路を決定すると共に稟議決裁の進捗を管理する稟議決裁システム(1)であって、予め設定されている複数の稟議決裁経路パターンの中から前記稟議書類に対して適用する1つの稟議決裁経路パターンを選択する経路選択部(12)、審議者枠に審議者を設定する審議者設定部(13)、承認部(14)、及び、進捗管理部(15)を備え、前記各稟議決裁経路パターンは、各経路における審議者枠の数や前記直列経路を並列数が異なるパターンとして設定されことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
稟議書類に対して稟議決裁経路を決定すると共に稟議決裁の進捗を管理する稟議決裁システムであって、
予め設定されている複数の稟議決裁経路パターンの中から前記稟議書類に対して適用する1つの稟議決裁経路パターンを選択する経路選択部、
前記経路選択部により選択された稟議決裁経路パターンの審議者枠に審議者を設定して、稟議決裁経路を設定する審議者設定部、
前記審議者による承認が行われる承認部、及び、
前記審議者設定部で設定された稟議決裁経路に基づいて稟議決裁の進捗を管理する進捗管理部、
を備え、
前記稟議決裁経路パターンは、直列経路、並列経路、及び、前記直列経路を複数並列に備える経路のいずれか少なくとも1つであり、
前記直列経路、及び、前記並列経路には、1つ以上の審議者枠が設けられており、
前記各稟議決裁経路パターンは、前記直列経路における審議者枠の数、前記並列経路における審議者枠の数、及び、前記直列経路を複数並列に備える経路の前記直列経路の数の少なくともいずれか1つが異なるパターンとして設定され、
前記審議者設定部では、前記稟議決裁経路パターンの各審議者枠に対して、審議者を設定すること、審議者枠を追加すること、審議者枠を削除すること、及び、審議者枠を通過することのいずれかの設定が可能であることを特徴とする稟議決裁システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
複数の稟議決裁経路パターンを予め設定しておく経路パターン設定部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の稟議決裁システム。
【請求項3】
前記経路選択部では、前記稟議書類の属性情報に応じて、予め設定されている複数の稟議決裁経路パターンの中から1つの稟議決裁経路パターンが、入出力装置からの入力、及び/又は、演算結果により選択されることを特徴とする請求項1に記載の稟議決裁システム。
【請求項4】
前記経路選択部では、各稟議決裁経路パターンを入出力装置に表示し、表示された稟議決裁経路パターンの中から1つの稟議決裁経路パターンが、入出力装置からの入力、及び/又は、演算結果により選択されることによって、前記予め設定されている複数の稟議決裁経路パターンの中から前記稟議書類に対して適用する1つの稟議決裁経路パターンが設定されることを特徴とする請求項3に記載の稟議決裁システム。
【請求項5】
前記審議者設定部では、事前に設定されている前記審議者の情報を含む審議者情報に基づいて前記審議者枠に審議者が、入出力装置からの入力、及び/又は、演算結果により設定されることを特徴とする請求項1に記載の稟議決裁システム。
【請求項6】
前記審議者設定部では、前記審議者の氏名、役職、又は所属を検索可能であり、検索された審議者が入出力装置から選択または入力されることによって、前記審議者枠に対して、前記審議者が、入出力装置からの入力、及び/又は、演算結果により設定されることを特徴とする請求項5に記載の稟議決裁システム。
【請求項7】
前記審議者設定部は、入出力装置に前記審議者枠を表示し、入出力装置からの操作により、前記審議者枠に前記審議者を設定すること、前記審議者枠を追加すること、前記審議者枠を削除すること、及び、前記審議者枠を通過する設定をすることの少なくともいずれか1つの設定が可能であることを特徴とする請求項1に記載の稟議決裁システム。
【請求項8】
前記審議者設定部では、変更権限者からの操作に応じて、前記稟議決裁経路及び前記決裁者を変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の稟議決裁システム。
【請求項9】
前記変更権限者としては、システム管理者、稟議依頼者、前記稟議依頼者の管理者、及び、前記審議者枠に設定された審議者の少なくともいずれか1の者が登録されていることを特徴とする請求項8に記載の稟議決裁システム。
【請求項10】
稟議決裁経路パターンの数は、前記直列経路が含む審議者枠の数のパターンをn通り、直列経路が並列に備えられる数のパターンをm通りとすると、
n×m通り(ただし、n及びmは自然数)
の中から絞り込んで選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の稟議決裁システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は稟議決裁システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
稟議書類の決済を電子決済システム上で行う場合には、決済ルート及び決裁者を担当者が事前に設定しておく必要があるが、この決裁ルート及び決裁者の事前の設定に労力がかかるため、従来、決裁ルート及び決裁者の設定を自動化することが提案されている。特許文献1には、文章-認証ルール・テーブルから承認ルールIDにしたがって承認処理と対応する権限IDを決定し、権限テーブル及びユーザ・テーブルから権限IDに対応するユーザIDを決定し、さらに、承認フロー処理部が承認ルール、権限ID、及びユーザIDに基づいて承認ルール・テーブルから承認ルートを決定する承認ルート決定方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-038145号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されている承認ルート決定方法では、決済ルート及び決裁者を決定するためには、文章-認証ルール・テーブル、権限テーブル、ユーザ・テーブル、及び承認ルール・テーブル等の各種承認関係の情報テーブルを事前に設定しておくと共に、各情報テーブルが常に最新の状態となるように管理する必要があり、情報テーブルの管理が負担となるという問題がある。また、例えば同じ内規改定に係る文章の決済であっても、誤記訂正に係るものなのか、条文を大きく改定するものなのかによって、決済が必要な範囲は全く異なる。このため、予め規定されている情報テーブルに応じて自動的に設定された決済ルート及び決裁者が、決済文書の性質に応じた適切なものとならないという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、稟議決裁のための決済経路を稟議書類に応じて適切に決定すると共に、決裁経路を決定するための労力を低減することができる稟議決裁システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の稟議決裁システムは、稟議書類に対して稟議決裁経路を決定すると共に稟議決裁の進捗を管理する稟議決裁システムであって、予め設定されている複数の稟議決裁経路パターンの中から前記稟議書類に対して適用する1つの稟議決裁経路パターンを選択する経路選択部、前記経路選択部により選択された稟議決裁経路パターンの審議者枠に審議者を設定して、稟議決裁経路を設定する審議者設定部、前記審議者による承認が行われる承認部、及び、前記審議者設定部で設定された稟議決裁経路に基づいて稟議決裁の進捗を管理する進捗管理部、を備え、前記稟議決裁経路パターンは、直列経路、並列経路、及び、前記直列経路を複数並列に備える経路のいずれか少なくとも1つであり、前記直列経路、及び、前記並列経路には、1つ以上の審議者枠が設けられており、前記各稟議決裁経路パターンは、前記直列経路における審議者枠の数、前記並列経路における審議者枠の数、及び、前記直列経路を複数並列に備える経路の前記直列経路の数の少なくともいずれか1つが異なるパターンとして設定され、前記審議者設定部では、前記稟議決裁経路パターンの各審議者枠に対して、審議者を設定すること、審議者枠を追加すること、審議者枠を削除すること、及び、審議者枠を通過することのいずれかの設定が可能であることを特徴とする。
【0007】
本発明の第2の態様の稟議決裁システムは、第1の態様の稟議決裁システムにおいて、複数の稟議決裁経路パターンを予め設定しておく経路パターン設定部をさらに備えることを特徴とする。
【0008】
本発明の第3の態様の稟議決裁システムは、第1の態様の稟議決裁システムにおいて、前記経路選択部では、前記稟議書類の属性情報に応じて、予め設定されている複数の稟議決裁経路パターンの中から1つの稟議決裁経路パターンが、入出力装置からの入力、及び/又は、演算結果により選択されることを特徴とする。
【0009】
本発明の第4の態様の稟議決裁システムは、第3の態様の稟議決裁システムにおいて、前記経路選択部では、各稟議決裁経路パターンを入出力装置に表示し、表示された稟議決裁経路パターンの中から1つの稟議決裁経路パターンが、入出力装置からの入力、及び/又は、演算結果により選択されることによって、前記予め設定されている複数の稟議決裁経路パターンの中から前記稟議書類に対して適用する1つの稟議決裁経路パターンが設定されることを特徴とする。
【0010】
本発明の第5の態様の稟議決裁システムは、第1の態様の稟議決裁システムにおいて、前記審議者設定部では、事前に設定されている前記審議者の情報を含む審議者情報に基づいて前記審議者枠に審議者が、入出力装置からの入力、及び/又は、演算結果により設定されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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