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公開番号
2024179967
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099341
出願日
2023-06-16
発明の名称
保護リレー装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H02H
3/02 20060101AFI20241219BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】効率的な演算処理が可能な保護リレー装置を提供する。
【解決手段】電力を送電する送電設備の複数の箇所にそれぞれ設けられた複数の外部機器をそれぞれ制御する保護リレー装置であって、メモリと、メモリにアクセス可能に設けられ、メモリに格納されたデータに基づいて所定の演算処理を実行するCPUと、複数の外部機器の一部の外部機器との間でメモリの第1の領域を用いて基板間通信によりデータ授受を実行するための基板間通信制御部と、複数の外部機器の残りの外部機器と基板間通信によりデータ授受を実行する拡張ユニットに対応して設けられ、拡張ユニットとの間でメモリの第2の領域を用いてユニット間通信によりデータ授受を実行するユニット間通信制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電力を送電する送電設備の複数の箇所にそれぞれ設けられた複数の外部機器をそれぞれ制御する保護リレー装置であって、
メモリと、
前記メモリにアクセス可能に設けられ、前記メモリに格納されたデータに基づいて所定の演算処理を実行するCPUと、
前記複数の外部機器の一部の外部機器との間で前記メモリの第1の領域を用いて基板間通信によりデータ授受を実行するための基板間通信制御部と、
前記複数の外部機器の残りの外部機器と基板間通信によりデータ授受を実行する拡張ユニットに対応して設けられ、前記拡張ユニットとの間で前記メモリの第2の領域を用いてユニット間通信によりデータ授受を実行するユニット間通信制御部とを備える、保護リレー装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記ユニット間通信制御部は、所定のタイミング毎に前記拡張ユニットからの前記残りの外部機器の一括されたデータを受信する、請求項1記載の保護リレー装置。
【請求項3】
前記ユニット間通信制御部は、所定のタイミング毎に前記拡張ユニットに対して前記残りの外部機器への一括されたデータを送信する、請求項1記載の保護リレー装置。
【請求項4】
前記メモリの格納領域は、前記拡張ユニット毎に割り当てられている、請求項1記載の保護リレー装置。
【請求項5】
前記CPUは、前記拡張ユニット毎に割り当てられた前記メモリの格納領域に対して一括でデータを取得する、請求項4記載の保護リレー装置。
【請求項6】
前記CPUは、前記拡張ユニット毎に割り当てられた前記メモリの格納領域に対して一括でデータを書き込む、請求項4記載の保護リレー装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、保護リレー装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
保護リレー装置内のハードウェア構成は、一般的にリレー演算基板とI/O基板が1:Nで接続され、基板間通信にて外部機器の入出力情報をリレー演算基板へ集約する。
【0003】
母線保護装置のような外部機器との接続点数が多いシステムへ適用する場合、保護リレーユニット1台で外部機器との接続を全て賄うのは困難であり、ユニットを拡張した装置構成が必要となる。
【0004】
この点で、特許文献1においては、保護リレー装置として、ベースユニットと増設ユニットとを持ち、外部機器(計器用変成部、遮断器等)との接続方式、及びユニット間の通信に関する物理的な方式(無線、光ファイバー等)の適用例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-129886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方で、外部機器との接続点数に応じて拡張ユニットを組み込む装置構成となるが、母線保護では事故発生時の高速切り離し要求等があり、拡張ユニット構成においても1ユニット構成と同等の保護リレー性能が求められる。
【0007】
保護リレーの特徴上、電気角の周期でI/O情報のデータ授受を含めたリレー演算処理を実施する必要があるため、拡張ユニットを有した装置構成においても、リレー演算基板対するI/O情報のデータ授受に要する時間を短縮することが保護リレーの性能を確保するための課題となる。
【0008】
本開示は、上記の課題を解決するためのものであって、効率的な演算処理が可能な保護リレー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
ある開示に従う電力を送電する送電設備の複数の箇所にそれぞれ設けられた複数の外部機器をそれぞれ制御する保護リレー装置であって、メモリと、メモリにアクセス可能に設けられ、メモリに格納されたデータに基づいて所定の演算処理を実行するCPUと、複数の外部機器の一部の外部機器との間でメモリの第1の領域を用いて基板間通信によりデータ授受を実行するための基板間通信制御部と、複数の外部機器の残りの外部機器と基板間通信によりデータ授受を実行する拡張ユニットに対応して設けられ、拡張ユニットとの間でメモリの第2の領域を用いてユニット間通信によりデータ授受を実行するユニット間通信制御部とを備える。
【発明の効果】
【0010】
ある開示に従う保護リレー装置は、効率的な演算処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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