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公開番号
2025005052
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105052
出願日
2023-06-27
発明の名称
部品供給機及び部品搭載機
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B23K
3/06 20060101AFI20250108BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】プリント基板のランド部上以外にはんだが残存することを抑制可能な部品供給機を提供する。
【解決手段】部品供給機(110)は、加工機構(10)を備えている。加工機構は、ワイヤ状のはんだ(WS)を環状のはんだ(RS)に加工する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加工機構を備え、
前記加工機構は、ワイヤ状のはんだを環状のはんだに加工する、部品供給機。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記加工機構は、送り機構と、フィーダ部とを有し、
前記フィーダ部は、曲げ機構と、切断機構とを有し、
前記送り機構は、前記曲げ機構に前記ワイヤ状のはんだを供給し、
前記曲げ機構は、前記ワイヤ状のはんだの先端部が前記環状のはんだとなるように前記先端部を湾曲させ、
前記切断機構は、前記先端部を前記ワイヤ状のはんだの残部から切断する、請求項1に記載の部品供給機。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の前記部品供給機と、
吸着ノズルとを備える、部品搭載機。
【請求項4】
前記環状のはんだは、搬送されることなく前記吸着ノズルにより吸着される、請求項3に記載の部品搭載機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、部品供給機及び部品搭載機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
表面実装型部品をプリント基板上に搭載した状態で挿入実装型部品のプリント基板へのはんだ付けを行う方法として、THR(Through Hole Reflow)実装が知られている。THR実装では、まず、プリント基板上にフラックスとはんだとを含むはんだペーストが塗布される。はんだペーストの塗布は、メタルマスク及びスキージを用いて行われる。次に、挿入実装型部品のリードをプリント基板のスルーホールに挿入した上で、プリント基板がリフロー炉に導入される。これにより、はんだが溶融される。
【0003】
プリント基板が厚い場合や挿入実装型部品の熱容量が大きい場合、スルーホール内で温度分布が生じることがある。スルーホール内に温度分布が生じると、スルーホール内にはんだが十分に入り込まなかったり、接合部においてはんだに偏りが生じたり、接合部にボイドが発生したりすることがある。その結果、挿入実装型部品の接合強度にばらつきが生じることがある。
【0004】
特許文献1(特開平6-312260号)には、はんだピースが記載されている。特許文献1に記載のはんだピースを挿入実装型部品のリードの根元部に配置することにより、はんだ量の不足に起因した接合不良に対処することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平6-312260号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のはんだピースは、ソルダレジストに覆われていないプリント基板のランド部にのみ供給される必要がある。しかしながら、特許文献1のはんだピースは、チップ状であるため、溶融時にランド部上以外に残ってしまうことがある。このように残存したはんだは、配線間や電極間を短絡させる原因となることがある。
【0007】
本開示は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本開示は、プリント基板のランド部上以外にはんだが残存することを抑制可能な部品供給機を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の部品供給機は、加工機構を備えている。加工機構は、ワイヤ状のはんだを環状のはんだに加工する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の部品供給機によると、プリント基板のランド部上以外にはんだが残存することを抑制可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
部品搭載機100の模式的な斜視図である。
ワイヤ状はんだWSの断面図である。
送り機構30の側面模式図である。
送り機構30の第1変形例の側面模式図である。
送り機構30の第1変形例の正面模式図である。
送り機構30の第2変形例の正面模式図である。
送り機構30の第3変形例の正面模式図である。
送り機構30の第4変形例の正面模式図である。
フィーダ部40の平面図である。
図8中のIX-IXにおける断面図である。
フィーダ部40の動作を説明する第1説明図である。
フィーダ部40の動作を説明する第2説明図である。
フィーダ部40の動作を説明する第3説明図である。
フィーダ部40の動作を説明する第4説明図である。
フィーダ部40の動作を説明する第5説明図である。
部品搭載機100Aにおけるフィーダ部40の側面図である。
部品搭載機100Aにおけるフィーダ部40の正面図である。
部品搭載機100Aにおけるフィーダ部40の動作を説明する第1説明図である。
部品搭載機100Aにおけるフィーダ部40の動作を説明する第2説明図である。
部品搭載機100Aにおけるフィーダ部40の動作を説明する第3説明図である。
部品搭載機100Aにおけるフィーダ部40の動作を説明する第4説明図である。
部品搭載機100Aにおけるフィーダ部40の動作を説明する第5説明図である。
部品搭載機100Aにおけるフィーダ部40の動作を説明する第6説明図である。
部品搭載機100Aにおけるフィーダ部40の動作を説明する第7説明図である。
部品搭載機100Bにおけるフィーダ部40の側面図である。
部品搭載機100Bにおけるフィーダ部40の動作を説明する第1説明図である。
部品搭載機100Bにおけるフィーダ部40の動作を説明する第2説明図である。
部品搭載機100Bにおけるフィーダ部40の動作を説明する第3説明図である。
部品搭載機100Bにおけるフィーダ部40の分解模式図である。
部品搭載機100Bにおける曲げ機構50の模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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