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公開番号2025002306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102385
出願日2023-06-22
発明の名称検査計画管理装置、検査計画管理方法および検査計画管理プログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約【課題】検査に従事する人員が固定的である場合にも利便性の高い検査計画管理装置を得ること。
【解決手段】鉄道の電気設備の検査計画を管理する検査計画管理装置1において、一度の検査で検査対象とする複数の電気設備をグルーピングした検査グループであって、検査計画を立案するよりも前に生成された検査グループ単位で、検査計画を表示画面に表示する検査計画表示部14を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
鉄道の電気設備の検査計画を管理する検査計画管理装置において、
一度の検査で検査対象とする複数の前記電気設備をグルーピングした検査グループであって、前記検査計画を立案するよりも前に生成された前記検査グループ単位で、前記検査計画を表示画面に表示する検査計画表示部、
を備えることを特徴とする検査計画管理装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記検査計画表示部は、１つの前記検査グループに属する複数の前記電気設備の前記検査計画を１つのレコードとして前記表示画面に表示することを特徴とする請求項１に記載の検査計画管理装置。
【請求項３】
前記検査計画表示部は、前記検査計画を示す検査計画台帳の中から、前記検査計画の各レコードが前記検査グループの検査計画であるか否かを示すフラグ情報に基づいて、前記検査グループの検査計画のレコードを抽出し、抽出した前記レコードに基づいて、前記検査グループ単位で、前記検査計画を前記表示画面に表示することを特徴とする請求項１に記載の検査計画管理装置。
【請求項４】
前記検査計画表示部は、１日を１つのマス目で示すカレンダーを前記表示画面に表示し、前記マス目の中に、前記検査グループ毎に１つの予定として前記検査計画を表示することを特徴とする請求項１に記載の検査計画管理装置。
【請求項５】
予め作成された前記検査グループに属する前記電気設備と、前記電気設備に対して行う検査の種類とを示す検査グループ情報を取得する情報取得部と、
取得した前記検査グループ情報に基づいて、検査対象の前記電気設備の検査計画を作成する検査計画作成部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の検査計画管理装置。
【請求項６】
前記検査計画作成部は、前記検査グループ情報が示す前記検査グループに属する複数の前記電気設備の検査計画をまとめて、前記検査グループの検査計画を示すレコードを作成することを特徴とする請求項５に記載の検査計画管理装置。
【請求項７】
鉄道の電気設備の検査計画を管理する検査計画管理方法であって、
一度の検査で検査対象とする複数の前記電気設備をグルーピングした検査グループであって、前記検査計画を立案するよりも前に生成された前記検査グループ単位で、前記検査計画を表示画面に表示するステップ、
を含むことを特徴とする検査計画管理方法。
【請求項８】
コンピュータシステムに、
鉄道の電気設備の検査計画を立案するよりも前に生成された検査グループであって、一度の検査で検査対象とする複数の前記電気設備をグルーピングした前記検査グループ単位で、前記検査計画を表示画面に表示するステップ、
を実行させることを特徴とする検査計画管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、検査人員が固定的である場合に好適な検査計画管理装置、検査計画管理方法および検査計画管理プログラムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
設備の安定的な運用のために、故障が生じる前に検査を行い、設備の状態を把握することは重要である。特に、鉄道の電気設備では、乗客の命を預かる非常に重要な設備であるため、故障や事故発生のリスクを低減するために、法令によって定められた周期で検査することが義務付けられている。対象となる設備の数が増えるほど、検査計画を立案したり、立案した検査計画を実行したりするためにかかる手間が増えるため、検査計画の管理を支援するシステムの導入が進んでいる。
【０００３】
例えば、特許文献１には、検査対象の設備を、設置場所、故障率、交換後経過日数から最もコストが低くなるように自動的に抽出して検査計画を作成する管理システムが開示されている。この管理システムでは、検査計画に含まれる検査対象の設備の情報を、設備単位で地図上に表示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１３－０２５３４６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に開示された技術によれば、検査対象の設備が自動的に抽出されるため、一度の検査で必要となる人員の人数は日によってばらつきが生じるため、検査計画に合わせて人員を用意する必要がある。しかしながら、多くの職場環境では、検査に従事することができる人員は年間を通じて固定的である場合が多く、検査に従事する人員が固定的である環境では利便性が低いという問題があった。
【０００６】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、検査に従事する人員が固定的である場合にも利便性の高い検査計画管理装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る検査計画管理装置は、鉄道の電気設備の検査計画を管理する検査計画管理装置であって、一度の検査で検査対象とする複数の電気設備をグルーピングした検査グループであって、検査計画を立案するよりも前に生成された検査グループ単位で、検査計画を表示画面に表示する検査計画表示部、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、検査に従事する人員が固定的である場合にも利便性の高い検査計画管理装置を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態１にかかる検査計画管理装置の機能構成を示す図
図１に示す検査計画管理装置の用いる検査グループの説明図
図１に示す検査グループ設定部が表示させる設定画面の一例を示す図
図３に示す所管区選択ボタンを操作したときに表示される所管区選択画面の一例を示す図
図３に示す検査種別選択ボタンを操作したときに表示される検査種別選択画面の一例を示す図
図３に示す設備選択ボタンを操作したときに表示される設備選択画面の一例を示す図
図１に示す検査グループ設定部が生成する検査グループ情報の一例である検査グループ台帳を示す図
設備台帳の一例を示す図
図１に示す検査計画作成部の動作を説明するためのフローチャート
検査基準台帳の一例を示す図
検査計画台帳の一例を示す図
検査グループ単位の検査計画を登録した状態の検査計画台帳の一例を示す図
検査グループ台帳の変形例を示す図
検査グループ内訳台帳の一例を示す図
図１に示す検査計画表示部が表示する検査計画画面の第１の例を示す図
図１に示す検査計画表示部が表示する検査計画画面の第２の例を示す図
実施の形態１にかかる検査計画管理装置を実現するコンピュータシステムの構成例を示す図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下に、本開示の実施の形態に係る検査計画管理装置、検査計画管理方法および検査計画管理プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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