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公開番号
2024108194
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-13
出願番号
2023012420
出願日
2023-01-31
発明の名称
ミラーユニット及びヘッドアップディスプレイ装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20240805BHJP(光学)
要約
【課題】反射装置及びヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】本開示のミラーユニットは、入射した表示光Liを反射するミラーユニット30であって、表示光Liを反射する反射面31aを形成する第一ミラー31と、第一ミラー31を保持するホルダー32と、第一ミラー31の回転軸Aを規定し、ホルダー32に形成される軸33aと、第一ミラー31の上端側面部を覆うカバー34と、を備え、上端側面部は、カバー34に覆われる被覆領域31bと、カバー34に覆われない露出領域31cと、で形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
入射した表示光を反射するミラーユニットであって、
前記表示光を反射する反射面を形成する第一ミラーと、
前記第一ミラーを保持するホルダーと、
前記第一ミラーの回転軸を規定し、前記ホルダーに形成される軸と、
前記第一ミラーの上端側面部を覆うカバーと、を備え、
前記上端側面部は、前記カバーに覆われる被覆領域と、前記カバーに覆われない露出領域と、で形成される
ミラーユニット。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記ホルダーは、前記カバーの端部と前記軸とを接続する梁を形成する
請求項1に記載のミラーユニット。
【請求項3】
前記カバーは、前記上端側面部から前記反射面までをも覆う
請求項1に記載のミラーユニット。
【請求項4】
前記第一ミラーは、前記カバーと接触することで、前記第一ミラーを少なくとも一方に向かって位置決めしている
請求項1に記載のミラーユニット。
【請求項5】
前記表示光を被投射部材へ投射することで虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記表示光を出射するディスプレイと、
前記表示光を反射する請求項1に記載のミラーユニットと、
前記表示光を前記被投射部材へ反射する第二ミラーと、
前記表示光を通過させる開口を形成し、前記ミラーユニット及び前記第二ミラーを保持する筐体と、を備え、
前記筐体は、前記開口を通過する前記表示光の通過範囲に沿って延在する遮光壁を形成し、
前記遮光壁は、前記露出領域を覆う
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項6】
車両に搭載され、
前記カバーは、前記上端側面部の内、車両の外側に対応する箇所のみを覆う
請求項5に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項7】
前記ミラーユニットは、前記表示光を前記被投射部材へ到達させるディスプレイポジションと、前記表示光を前記被投射部材へ到達させないパーキングポジションと、の位置へ回転可能であり、
前記カバーは、前記パーキングポジションに前記ミラーユニットが位置する状態において、前記被覆領域を覆う
請求項5に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミラーユニット及びヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1では、ミラー部(131)とホルダー部(132)とを有する反射装置が開示されている。ホルダー部(132)は、外周部(132a)を有し、外周部(132a)は、ミラー部(131)の側面を覆うことで、不要な光が運転者へ到達することを防いでいる。また、反射装置は、ヘッドアップディスプレイの一部として構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-54966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ヘッドアップディスプレイに備わる反射装置は、表示光を反射する場合がある。安定して表示光を反射するために、反射装置にはこの共振が生じにくいことが望ましい。そのためには、反射装置の固有振動が示す共振周波数を向上することが望ましい。しかしながら、従来のヘッドアップディスプレイ装置では、未だ共振周波数の向上に改善の余地があった。
【0005】
本発明の目的とするところは、上述課題に着目し、共振周波数を向上しやすいヘッドアップディスプレイ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るミラーユニットは、
入射した表示光を反射するミラーユニットであって、
前記表示光を反射する反射面を形成する第一ミラーと、
前記第一ミラーを保持するホルダーと、
前記第一ミラーの回転軸を規定し、前記ホルダーに形成される軸と、
前記第一ミラーの上端側面部を覆うカバーと、を備え、
前記上端側面部は、前記カバーに覆われる被覆領域と、前記カバーに覆われない露出領域と、で形成される。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
前記表示光を被投射部材へ投射することで虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記表示光を出射するディスプレイと、
前記表示光を反射する上述のミラーユニットと、
前記表示光を前記被投射部材へ反射する第二ミラーと、
前記表示光を通過させる開口を形成し、前記ミラーユニット及び第二ミラーを保持する筐体と、を備え、
前記筐体は、前記開口を通過する前記表示光の通過範囲に沿って延在する遮光壁を形成し、
前記遮光壁は、前記露出領域を覆う。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る車両Cを模式的に示す図。
本開示の実施形態に係るHUD1の断面を示す図。
本開示の実施形態に係るミラーユニット30の外観を示す図。
本開示の実施形態に係るミラーユニット30の外観を示す図。
本開示の実施形態に係るミラーユニット30の外観を示す図。
本開示の実施形態に係るミラーユニット30の組付け状態を示す図。
本開示の実施形態に係るHUD1の外観を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示のミラーユニット及びヘッドアップディスプレイ装置(HUD)を実施形態として例にあげ、添付図面を用いて説明する。
1.第一実施形態
<1-1.構成について>
<1-2.ホルダー32について>
<1-3.効果例>
2.変形例
【0010】
[1.第一実施形態]
<1-1.構成について>
図1は、ヘッドアップディスプレイ装置の一例であるヘッドアップディスプレイ1(HUD1)が車両Cに搭載された状態を模式的に表した図である。
車両Cの進行方向(図面内右方向)は方向Fで表され、方向Fの反対方向は方向Bで表される。重力方向(図面内下方向)は方向Dで表され、方向Dの反対方向は方向Uで表される。進行方向に対して左側(図面内奥行方向)は方向Lで表され、方向Lの反対方向は方向Rで表される。方向F及び方向Bが沿う軸は軸Zで表される。方向D及び方向Uが沿う軸は軸Yで表される。方向L及び方向Rが沿う軸は軸Xで表される。
車両Cの外観はおおよそ左右対称の形状を為している一方、HUD1は、車両Cの中心から左側に寄って位置している。また車両Cはいわゆる左ハンドル車である。
(【0011】以降は省略されています)
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