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公開番号2024164870
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023080537
出願日2023-05-16
発明の名称照明制御装置
出願人日本精機株式会社
代理人弁理士法人坂本国際特許商標事務所
主分類H05B 45/12 20200101AFI20241121BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】 光源の発光強度を適切に制御できる照明制御装置を提供する。
【解決手段】 表示装置のバックライトとしての光源と、光源の発光輝度を測定するフォトセンサと、フォトセンサによる発光輝度の検出値に基づいて、光源を駆動する制御部と、を備えた照明制御装置において、制御部は、フォトセンサの劣化状態を推定する推定処理を実行するとともに、推定処理により推定されたフォトセンサの劣化状態に基づいて光源への駆動電流の電流値を補正する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示装置のバックライトとしての光源と、
光源の発光輝度を測定するフォトセンサと、
前記フォトセンサによる前記発光輝度の検出値に基づいて、前記光源を駆動する制御部と、を備えた照明制御装置において、
前記制御部は、前記フォトセンサの劣化状態を推定する推定処理を実行するとともに、前記推定処理により推定された前記フォトセンサの劣化状態に基づいて前記光源への駆動電流の電流値を補正する、照明制御装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記表示装置に係るシステムの稼動時間を積算するタイマを備え、
前記制御部は、前記推定処理において、前記タイマにより得られる積算時間に基づいて前記フォトセンサの劣化状態を推定する、請求項1に記載の照明制御装置。
【請求項3】
複数の発光色のそれぞれに対応する複数の前記光源を有し、
前記制御部は、前記推定処理による推定結果に基づいて、発光色ごとに前記駆動電流の電流値を補正する、請求項1または2に記載の照明制御装置。
【請求項4】
発光色として青色が含まれ、
前記制御部は、前記推定処理による推定結果に基づいて、青色の前記光源における前記駆動電流の電流値の補正量を、他の発光色の前記光源における前記駆動電流の電流値の補正量よりも大きく設定する、請求項3に記載の照明制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、光の3原色をそれぞれ発光するLED(発光ダイオード)を用いて、フィールドシーケンシャル駆動にて照明し、所望の色(例えば白色)を表現する表示装置が開示されている。この表示装置では、LEDの経年や温度による輝度低下のバラツキで表示の色味が変わってしまうことを防止するため、フォトセンサを用い、フォトセンサで検出される輝度が保たれるように、LEDの駆動条件を補正している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-41315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の表示装置においては、例えば、フォトセンサの光入射部分に設けられるレンズが時間経過に伴い黄変するなどの劣化が生じ、これが要因となりフォトセンサに入射する光量が劣化とともに減少する。このため、LEDに対する駆動条件の補正量が過剰となり、発光輝度を必要以上に増加させてしまうという問題がある。また、レンズの黄変により、所定の発光色(例えば、青色)が他の色に比べて、よりレンズを透過し難くなるという現象が発生する。このため、表示色の色バランスがくずれ、所望の色(例えば白色)を正しく表現することができなくなる。
【0005】
本開示は、光源の発光強度を適切に制御できる照明制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、
表示装置のバックライトとしての光源と、
光源の発光輝度を測定するフォトセンサと、
前記フォトセンサによる前記発光輝度の検出値に基づいて、前記光源を駆動する制御部と、を備えた照明制御装置において、
前記制御部は、前記フォトセンサの劣化状態を推定する推定処理を実行するとともに、前記推定処理により推定された前記フォトセンサの劣化状態に基づいて前記光源への駆動電流の電流値を補正する、照明制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、光源の発光強度を適切に制御できる照明制御装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の照明制御装置の構成を示す図である。
照明制御装置の光源が適用される表示装置の構成例を示す図である。
フォトセンサ自体の検出値に基づいて、フォトセンサの劣化状態を推定する処理を示すフローチャートである。
フォトセンサ自体の検出値に基づいて、フォトセンサの劣化状態を推定する処理を示すフローチャートである。
表示装置の稼働時間等に基づいて、フォトセンサの劣化状態を示す劣化パラメータ値DPを算出する劣化パラメータ値算出処理を示すフローチャートである。
劣化パラメータ値算出処理により算出された劣化パラメータ値DPに基づいて、光源への駆動電流の電流値を補正する補正処理を示すフローチャートである。
変換係数Kと劣化パラメータ値DPとの関係を示す図である。
変換係数Kを劣化パラメータ値DPの変化に対して段階的に設定する例を示す図である。
表示装置の稼働に伴う変換係数Kの推移を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら実施例について説明する。
【0010】
図1は、本実施例の照明制御装置の構成を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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