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公開番号
2024171051
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087911
出願日
2023-05-29
発明の名称
ヘッドアップディスプレイ装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
B60K
35/23 20240101AFI20241204BHJP(車両一般)
要約
【課題】筒状部材をより確実にビス止めすることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、照明光ILを発する光源と、照明光ILを受けて表示光を発する表示部と、照明光ILが通過するレンズホルダ20と、を備える。レンズホルダ20は、ビス80の軸部が通過するビス通過孔25hを有し、ビス80によりビス穴部60iに固定されるビス止め部25Aを備える。ビス止め部25Aは、ビス通過孔25hの全周のうち半周部HC1を形成するU字溝部26と、ビス通過孔25hの全周のうち半周部HC1と異なる半周部HC2を形成するU字溝部27と、を備える。U字溝部26及び27は、照明光ILの光進行方向に重ならないようにずれた位置に設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
照明光を発する光源と、
前記照明光を受けて表示光を発する表示部と、
前記照明光又は前記表示光が通過する筒状部材と、を備え、
前記筒状部材は、ビスの軸部が通過するビス通過孔を有し、前記ビスにより被固定部に固定されるビス止め部を備え、
前記ビス止め部は、
前記ビス通過孔の全周のうち第1部分を形成する第1溝部と、
前記ビス通過孔の全周のうち前記第1部分と異なる第2部分を形成する第2溝部と、を備え、
前記第1溝部及び前記第2溝部は、前記照明光又は前記表示光の光進行方向に重ならないようにずれた位置に設けられている、
ヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記第1溝部は、前記光進行方向に向けて開口するU字状又はV字状をなし、
前記第2溝部は、前記光進行方向に対向する方向に向けて開口するU字状又はV字状をなし、
前記ビス通過孔は、前記ビスの中心軸方向から見て、前記第1溝部と前記第2溝部が重なる位置に形成されている、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記筒状部材は、前記光進行方向に重ならないようにずれた位置に配置される複数の前記ビス止め部を備える、
請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
前記ヘッドアップディスプレイ装置は、
複数の前記光源が実装される光源基板と、
前記光源基板からの熱が伝わるヒートシンクと、を備え、
前記筒状部材は、前記光源基板を直接的又は間接的に前記ヒートシンクに向けて押す押さえ部を備え、
前記ビス及び前記ビス止め部は、前記ビスによる締結力のうち少なくとも一部が前記押さえ部を介して前記光源基板を前記ヒートシンクに押す力として作用する向きに設けられる、
請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、光源が実装される光源用基板と、光源からの光を集光するレンズと、光源用基板及びレンズを周囲から覆う筐体と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/235284号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の構成において、筐体は、射出成型により形成され、光源からの光の進行方向に金型の抜き方向が設定されることが一般的である。このため、筐体においてビスが通過する孔を金型の抜き方向以外の方向に形成する場合には、金型の抜き方向に開口したU字状の孔として形成する必要がある。この場合、ビスの締結力によりU字状の孔が開く等、U字状の孔が変形するおそれがあり、筐体を確実にビス止めすることが困難であった。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、筒状部材をより確実にビス止めすることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
照明光を発する光源と、
前記照明光を受けて表示光を発する表示部と、
前記照明光又は前記表示光が通過する筒状部材と、を備え、
前記筒状部材は、ビスの軸部が通過するビス通過孔を有し、前記ビスにより被固定部に固定されるビス止め部を備え、
前記ビス止め部は、
前記ビス通過孔の全周のうち第1部分を形成する第1溝部と、
前記ビス通過孔の全周のうち前記第1部分と異なる第2部分を形成する第2溝部と、を備え、
前記第1溝部及び前記第2溝部は、前記照明光又は前記表示光の光進行方向に重ならないようにずれた位置に設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、筒状部材をより確実にビス止めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両の模式図である。
本開示の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。
本開示の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の部分的な斜視図である。
本開示の一実施形態に係る表示部カバーが取り外された状態のヘッドアップディスプレイ装置の部分的な斜視図である。
本開示の一実施形態に係るレンズホルダの斜視図である。
本開示の一実施形態に係るレンズホルダの斜視図である。
図4のVII-VII線の断面図である。
図7の一部を拡大した図である。
図4のIX-IX線の断面図である。
(A)は本開示の一実施形態に係るビス及びビス止め部の概略断面図であり、(B)は比較例に係るビス及びビス止め部の概略断面図であり、(C)は比較例に係るビス及びビス止め部の概略平面図である。
本開示の変形例に係るビス止め部の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両200のダッシュボード内に設置される。ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両200の被投射部材の一例であるフロントガラス201に向けて像を表す表示光Lを出射する。表示光Lはフロントガラス201で反射して視認者1(主に車両200の運転者)に到達する。これにより、虚像Vが視認者1により視認可能に表示される。
【0010】
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、照明部40と、表示部10と、凹面鏡30と、筐体60と、制御基板70と、を備える。以下の説明では、車幅方向をX方向と規定し、車両高さ方向をY方向と規定し、車両前後方向をZ方向と規定する。
(【0011】以降は省略されています)
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