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公開番号
2024169802
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023086559
出願日
2023-05-26
発明の名称
表示装置及び路面投影装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60Q
1/50 20060101AFI20241129BHJP(車両一般)
要約
【課題】表示画像の内容等に応じて、スペックルノイズの低減度を変更することができる表示装置及び路面投影装置を提供する。
【解決手段】光源部110と、スペックル低減部120と、集光光学系130と、光路変更部140と、表示光生成部150と、投射レンズ部160と、制御部170と、スペックル低減部制御部180とを備え、スペックル低減部制御部180は、表示画像の内容等に応じて、スペックル低減部120によるスペックルノイズの低減度を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
レーザ光を出射する光源部と、
前記レーザ光を使用して画像を表示するための表示光を生成する表示光生成部と、
前記レーザ光によるスペックルノイズを低減するスペックル低減部と、
前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を制御するスペックル低減部制御部とを備え、
前記スペックル低減部制御部は、表示画像の内容に応じて、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を変更する
ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記スペックル低減部制御部は、
前記表示画像が第一の種類に該当する場合、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を低下させ、
前記表示画像が第二の種類に該当する場合、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を向上させる
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第一の種類の表示画像は、注意喚起を目的とするものであり、
前記第二の種類の表示画像は、広告を目的とするもの、又は、演出を含むもの
であることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第一の種類の表示画像は、主たる観察者以外の観察者を対象とするものであり、
前記第二の種類の表示画像は、主たる観察者を対象とするもの
であることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
レーザ光を出射する光源部と、
前記レーザ光を使用して画像を表示するための表示光を生成する表示光生成部と、
前記レーザ光によるスペックルノイズを低減するスペックル低減部と、
前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を制御するスペックル低減部制御部とを備え、
前記スペックル低減部制御部は、時間の経過に応じて、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を変更する
ことを特徴とする表示装置。
【請求項6】
前記スペックル低減部制御部は、
前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度の増減を繰り返す
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記スペックル低減部制御部は、
画像表示開始から所定時間経過後、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を低下させる
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
【請求項8】
レーザ光を出射する光源部と、
前記レーザ光を使用して画像を表示するための表示光を生成する表示光生成部と、
前記レーザ光によるスペックルノイズを低減するスペックル低減部と、
前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を制御するスペックル低減部制御部とを備え、
前記スペックル低減部制御部は、周囲の明るさに応じて、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を変更するものであり、
周囲が明るい場合は、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を低下させ、
周囲が暗い場合は、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を向上させる
ことを特徴とする表示装置。
【請求項9】
前記スペックル低減部は、
前記レーザ光を拡散する拡散部材と、
前記拡散部材を回転させる拡散部材回転部とを備え、
前記スペックル低減部制御部は、
前記拡散部材回転部を制御して、前記拡散部材の回転速度を変更することで、スペックルノイズの低減度を変更する
ことを特徴とする請求項1、5又は8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記スペックル低減部制御部は、
前記拡散部材の回転速度を変更する際、目標とする回転速度まで段階的に変化させる
ことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、及び、当該表示装置を使用した路面投影装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、レーザを光源として使用するプロジェクタにおいては、レーザ光がコヒーレントであることに起因するスペックルノイズが課題とされている。粗面にレーザ光を照射すると、散乱光同士の干渉により不規則な斑点状の模様が現れるが、このような斑点状の模様をスペックル(スペックルパターン)という。スペックルは、レーザ光で形成される表示画像を乱すノイズとなり、表示品位を低下させることとなるため、レーザを使用した表示装置の実用化にあたっては、スペックルノイズの低減が解決すべき課題とされている。
【0003】
例えば、特許文献1には、低輝度時であってもスペックルを適切に除去できる表示装置として、レーザ光を出射する光源部と、光源部が出射するレーザ光の光路上に配置され、レーザ光を拡散する拡散部材と、拡散部材を回転させる回転モータと、光源部及び回転モータを制御する制御部とを備え、制御部は、PWM駆動に基づいてレーザ光の輝度を制御する輝度制御手段と、PWM駆動のデューティ比の低下に応じて拡散部材の回転数を増加させる回転数制御手段とを備えた表示装置が開示されている。
【0004】
一方、従来より、車両に搭載され、路面上に各種情報を投影する路面投影装置が知られている。例えば、特許文献2には、自車両の走行状態等、車両に関する情報に基づいて、各種情報を、路面等に投射して表示することを可能にするため、車両に関する情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づいて映像を投射する映像投射部とを備えた映像投射装置、及び、当該映像投射装置を搭載し、当該映像投射装置からの映像光を、自車両の前方及び後方に投射する乗用車が開示されている。特許文献2記載の映像投射装置を搭載した乗用車においては、例えば、方向指示器センサからの信号に基づき、自車両の進行方向を示す映像である矢印を車両前方の路面に投射すると共に、車速センサから入力される自車両の走行速度、そしてハンドル操舵角センサから入力されるハンドルの操舵角に基づいて、当該車両前方の路面に投射した矢印を点滅させることにより、周囲のドライバーや歩行者に対してより確実に提示(警告)し、高い安全性を確保することを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2022/024965号
特開2021-167197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このように、注意喚起を目的とした画像表示においては、スペックルノイズがあった方が、注意喚起としてはより有効となると考えられる。すなわち、表示画像の内容(種類)等によっては、スペックルノイズの低減をしない方が、より効果的になるものが存在し、表示対象画像の中に、このような表示画像が含まれる場合は、スペックルノイズを一律に低減させることは必ずしも望ましくないことになる。
【0007】
上記の点に鑑み、本発明は、表示画像の内容等に応じて、スペックルノイズの低減度を変更することができる表示装置及び路面投影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第一の態様は、レーザ光を出射する光源部と、前記レーザ光を使用して画像を表示するための表示光を生成する表示光生成部と、前記レーザ光によるスペックルノイズを低減するスペックル低減部と、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を制御するスペックル低減部制御部とを備え、前記スペックル低減部制御部は、表示画像の内容に応じて、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を変更する。
【0009】
第一の態様に従属する第二の態様においては、前記スペックル低減部制御部は、前記表示画像が第一の種類に該当する場合、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を低下させ、前記表示画像が第二の種類に該当する場合、前記スペックル低減部によるスペックルノイズの低減度を向上させる。
【0010】
第二の態様に従属する第三の態様においては、前記第一の種類の表示画像は、注意喚起を目的とするものであり、前記第二の種類の表示画像は、広告を目的とするもの、又は、演出を含むものである。
(【0011】以降は省略されています)
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