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公開番号2024107501
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2024099192,2020099001
出願日2024-06-19,2020-06-07
発明の名称薬剤交付後の服薬指導を継続的に行うための装置、方法及びプログラム
出願人株式会社カケハシ
代理人弁理士法人六本木通り特許事務所
主分類G16H 20/10 20180101AFI20240801BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】薬剤交付後の服薬指導を継続的に行うための方法を提供する。
【解決手段】まず、患者は、処方情報をサーバ110に送信する(S201)。サーバ110は、必要に応じて、薬剤間の優先順位を決定する(S202)。次いで、サーバ110は、各薬剤に対応づけられた一組の質問のうちの1又は複数の質問を選定し(S203)、第1の端末120に当該複数の質問の質問文又は質問識別子を含む質問情報を送信する(S204)。第1の端末120では、受信した質問情報に含まれる複数の質問及び各質問に対する複数の回答候補の少なくとも一部が、表示画面400に表示され、選択された回答の回答情報がサーバ110に送信される(S205)。サーバ110は、受信した回答情報に含まれる回答の回答文又は回答識別子が、適正であるか否かを判定し(S206)、不適正である場合、第2の端末130で表示するためのアラートを生成する(S207)。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
薬剤交付後の服薬指導を継続的に行うための方法であって、
コンピュータが、処方情報に含まれる薬剤の薬剤名又は薬剤識別子に基づいて、前記薬剤に対応づけられた1又は複数の質問を選定するステップと、
前記コンピュータが、患者が用いる第1の端末に、前記1又は複数の質問の質問文又は質問識別子及び各質問に対する複数の回答候補の回答文又は回答識別子を含む質問情報を送信するステップと、
前記コンピュータが、前記第1の端末から、前記患者が選択した回答の回答文又は回答識別子を含む回答情報を受信するステップと
を含む。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤交付後の服薬指導を継続的に行うための装置、方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
現在、医師の診断を受けた患者は発行された処方箋を薬局で渡し、薬剤師から薬剤の交付を受ける。患者は、薬剤を受け取る際に薬剤師から服薬指導を受ける。出願人による特許文献1には、薬剤師が十分な服薬指導を患者に対して行うことを可能とするための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6381088号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、薬剤師は、患者が適切に薬剤を服用できるよう指導を行っており、それを円滑に行うための技術も存在するものの、患者が薬剤師の下を訪れる頻度は高くないことから、服用期間全体からすれば、薬剤師が患者を指導できる機会は限られており、服用期間において、当該患者に処方された各薬剤が期待される効能を副作用なく生んでいるか、そもそも適正に服用されているかを十分に把握できていない。
【0005】
薬剤師が、各患者とのコミュニケーションを薬剤交付後も取り続けることができれば、患者の状況(patient condition)の把握を継続可能であるが、個々の薬剤師が扱う患者数は多く、すべての患者とのコミュニケーションを取り続けることは現状現実的ではない。一例として、1日に100人の患者が訪れる薬局の場合、1月に20日間営業と考えた場合月間2000人の患者に薬剤の交付を行うこととなる。一度に交付される薬剤は複数であることが多いことから、薬剤数で計算すれば数千にのぼる。患者の状況を十分に把握することができなければ、薬剤師は各患者に対して適切な指導を行うこともできない。
【0006】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、薬剤交付後の服薬指導を継続的に行うための装置、方法又はそのためのプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、薬剤交付後の服薬指導を継続的に行うための方法であって、患者が用いる第1の端末から受信した処方情報に含まれる薬剤の薬剤名又は薬剤識別子に基づいて、前記薬剤に対応づけられた1又は複数の質問を選定するステップと、前記第1の端末に、前記1又は複数の質問の質問文又は質問識別子及び各質問に対する複数の回答候補の回答文又は回答識別子を含む質問情報を送信するステップと、前記第1の端末から、前記患者が選択した回答の回答文又は回答識別子を含む回答情報を受信するステップと、前記回答情報に含まれる回答が適正であるか否かを判定し、不適正である場合に、薬剤師が用いる第2の端末で表示するためのアラートを生成するステップとを含む。
【0008】
また、本発明の第2の態様は、第1の態様であって、前記アラートは、不適正と判定された回答の回答文又は回答識別子及びそれに対応する質問の質問文又は質問識別子を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の第3の態様は、第1の態様であって、前記選定は、薬剤と一組の質問との対応づけを参照して行うことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の第4の態様は、第3の態様であって、前記選定は、前記処方情報に含まれる前記薬剤に対応づけられた一組の質問のうち各質問に付与された優先順位の高い順に行うことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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