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公開番号2024105977
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-07
出願番号2023010007
出願日2023-01-26
発明の名称計算資源制御プログラム、計算資源制御装置、及び計算資源制御方法
出願人富士通株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 9/50 20060101AFI20240731BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数の処理単位を実行する並列計算機において、各処理単位に割り当てられる計算資源の個数を制御する。
【解決手段】コンピュータは、第1期間におけるデータ共有動作に関する動作情報に基づいて、第2期間において複数の処理単位各々に割り当てられる計算資源の個数を決定する。データ共有動作は、複数の計算資源を含む並列計算機において、第1期間における複数の処理単位各々の実行時に、複数の計算資源のうち実行される処理単位に割り当てられた2つの計算資源がデータを共有する動作である。コンピュータは、決定された個数の計算資源を複数の処理単位各々に割り当てる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の計算資源を含む並列計算機において、第1期間における複数の処理単位各々の実行時に、前記複数の計算資源のうち実行される処理単位に割り当てられた2つの計算資源がデータを共有する、データ共有動作に関する動作情報に基づいて、第2期間において前記複数の処理単位各々に割り当てられる計算資源の個数を決定し、
決定された前記個数の計算資源を前記複数の処理単位各々に割り当てる、
処理をコンピュータに実行させるための計算資源制御プログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記動作情報は、前記第1期間において、前記複数の処理単位各々の実行時に発生する、計算資源1個当たりの前記データ共有動作の回数に関する情報であり、
前記複数の処理単位各々に割り当てられる計算資源の個数を決定する処理は、前記複数の処理単位のうち、前記計算資源1個当たりの前記データ共有動作の回数が他の処理単位よりも少ない処理単位について、前記第2期間において割り当てられる計算資源の個数を前記第1期間よりも増加させ、かつ、前記複数の処理単位のうち、前記計算資源1個当たりの前記データ共有動作の回数が他の処理単位よりも多い処理単位について、前記第2期間において割り当てられる計算資源の個数を前記第1期間よりも減少させる処理を含むことを特徴とする請求項1記載の計算資源制御プログラム。
【請求項3】
前記第2期間を前記第1期間として用い、かつ、前記第2期間よりも後の期間を前記第2期間として用いて、前記複数の処理単位各々に割り当てられる計算資源の個数を決定する処理と、前記決定された個数の計算資源を前記複数の処理単位各々に割り当てる処理とを繰り返す処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項1記載の計算資源制御プログラム。
【請求項4】
複数の計算資源を含む並列計算機において、第1期間における複数の処理単位各々の実行時に、前記複数の計算資源のうち実行される処理単位に割り当てられた2つの計算資源がデータを共有する、データ共有動作に関する動作情報に基づいて、第2期間において前記複数の処理単位各々に割り当てられる計算資源の個数を決定する決定部と、
決定された前記個数の計算資源を前記複数の処理単位各々に割り当てる割り当て部と、
を備えることを特徴とする計算資源制御装置。
【請求項5】
複数の計算資源を含む並列計算機において、第1期間における複数の処理単位各々の実行時に、前記複数の計算資源のうち実行される処理単位に割り当てられた2つの計算資源がデータを共有する、データ共有動作に関する動作情報に基づいて、第2期間において前記複数の処理単位各々に割り当てられる計算資源の個数を決定し、
決定された前記個数の計算資源を前記複数の処理単位各々に割り当てる、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする計算資源制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、計算資源制御技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数のノード装置を含む並列計算機において、ワークロードに含まれる複数のプロセスが並列に動作し、2つのプロセスの間でデータが共有されることがある。各ノード装置は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを含む。ワークロードは、並列計算機において1つ又は複数のノード装置内のCPUによって実行される処理単位の一例である。
【0003】
データ共有は、プロセス間における複数のコピー動作を含み、プロセス間におけるコピー動作は、ハードウェア間におけるコピー動作を伴う。ハードウェア間におけるコピー動作は、ワークロードを実行する2つのCPUのうち一方のCPUがメモリ内の特定の領域にデータを書き込む書き込み動作と、書き込み動作の後で他方のCPUが同じ領域からデータを読み出す読み出し動作とを含む。書き込み動作及び読み出し動作は、一方のCPUから他方のCPUへデータをコピーするために行われる。
【0004】
ワークロードの実行に関連して、マルチプロセッシングでのメモリ管理装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-79908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
並列計算機が複数のワークロードを実行し、各ワークロードがデータ共有を伴う場合、複数のワークロードそれぞれに対するCPUの割り当て方法によって、並列計算機の電力効率が低下することがある。
【0007】
なお、かかる問題は、ワークロードを実行するCPUがデータを共有する場合に限らず、様々な処理単位を実行する様々な計算資源がデータを共有する場合において生ずるものである。
【0008】
1つの側面において、本発明は、複数の処理単位を実行する並列計算機において、各処理単位に割り当てられる計算資源の個数を制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
1つの案では、計算資源制御プログラムは、以下の処理をコンピュータに実行させる。
【0010】
コンピュータは、第1期間におけるデータ共有動作に関する動作情報に基づいて、第2期間において複数の処理単位各々に割り当てられる計算資源の個数を決定する。データ共有動作は、複数の計算資源を含む並列計算機において、第1期間における複数の処理単位各々の実行時に、複数の計算資源のうち実行される処理単位に割り当てられた2つの計算資源がデータを共有する動作である。コンピュータは、決定された個数の計算資源を複数の処理単位各々に割り当てる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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