TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024104342
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008489
出願日2023-01-24
発明の名称光学系および観察装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 25/00 20060101AFI20240729BHJP(光学)
要約【課題】広視野かつ高い光学性能を有しつつアイレリーフの確保が容易な光学系を提供する。
【解決手段】表示面(ID)からの光束を瞳面(SP)に導く光学系(1a~1i)であって、瞳面側から表示面側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ(G1)を有する前群(LF)と、複数のレンズを有する後群(LR)とを有し、後群における最も瞳面側の面は第1透過反射面(HM1)であり、後群における最も表示面側の面は第2透過反射面(HM2)であり、第1レンズの瞳面側の面の最大サグ量をSagR1LF、光学系の焦点距離をFとするとき、
-0.10<SagR1LF/F<0.20
なる条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示面からの光束を瞳面に導く光学系であって、
瞳面側から表示面側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズを有する前群と、複数のレンズを有する後群とを有し、
前記後群における最も瞳面側の面は第1透過反射面であり、前記後群における最も表示面側の面は第2透過反射面であり、
前記第1レンズの瞳面側の面の最大サグ量をSagR1LF、前記光学系の焦点距離をFとするとき、
-0.10<SagR1LF/F<0.20
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記前群の焦点距離をFfとするとき、
2.0<Ff/F<7.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記複数のレンズは負の屈折力の第2レンズを含み、該第2レンズの焦点距離をFr1とするとき、
-14.0<Fr1/F<-5.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項4】
前記前群の焦点距離をFf、前記後群の焦点距離をFrとするとき、
1.2<Ff/Fr<6.5
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記後群の焦点距離をFrとするとき、
1.00<Fr/F<2.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記複数のレンズは負の屈折力の第2レンズ及び正の屈折力の第3レンズを含み、該第2レンズの焦点距離をFr1、該第3レンズの焦点距離をFr2とするとき、
-3<Fr1/Fr2<-1.5
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記第1レンズの表示面側の面は、光軸からの高さが高くなるにつれて曲率が緩くなる非球面であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
前記複数のレンズは、互いに接合されたレンズの組を含む接合されていることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
前記複数のレンズは正の屈折力の第3レンズを含み、該第3レンズの焦点距離をFr2とするとき、
4.0<Fr2/F<6.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項10】
前記後群の最も瞳面側の面の曲率をR1LR、前記後群の最も表示面側の面の曲率をR2LRとするとき、
0.10<(R1LR-R2LR)/(R1LR+R2LR)<1.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系および観察装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
画像表示素子を用いて表示された原画像を、観察光学系により拡大してユーザに視認させることで、臨場感のある体験を提供するヘッドマウントディスプレイ(HMD)等の表示装置(観察装置)が知られている。これらの表示装置は頭部に装着して用いられるため、観察光学系は広視野かつ高い光学性能を有しつつ、小型(薄型)であることが求められている。特許文献1には、反射面を用いた観察光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7085559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された光学系における最も観察側のレンズ面は凹形状となっているため、当該レンズ面を有するレンズは外周部が観察側に突き出た形状になっている。よって、このレンズの中心部では十分なアイレリーフを確保できていたとしても、外周部において十分なアイレリーフを確保することが難しくなる。
【0005】
そこで本発明は、広視野かつ高い光学性能を有しつつアイレリーフの確保が容易な光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、表示面からの光束を瞳面に導く光学系であって、瞳面側から表示面側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズを有する前群と、複数のレンズを有する後群とを有し、前記後群における最も瞳面側の面は第1透過反射面であり、前記後群における最も表示面側の面は第2透過反射面であり、前記第1レンズの瞳面側の面の最大サグ量をSagR1LF、前記光学系の焦点距離をFとするとき、
-0.10<SagR1LF/F<0.20
なる条件式を満足する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、広視野かつ高い光学性能を有しつつアイレリーフの確保が容易な光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における光学系の断面図である。
実施例1における光学系の縦収差図である。
実施例2における光学系の断面図である。
実施例2における光学系の縦収差図である。
実施例3における光学系の断面図である。
実施例3における光学系の縦収差図である。
実施例4における光学系の断面図である。
実施例4における光学系の縦収差図である。
実施例5における光学系の断面図である。
実施例5における光学系の縦収差図である。
実施例6における光学系の断面図である。
実施例6における光学系の縦収差図である。
実施例7における光学系の断面図である。
実施例7における光学系の縦収差図である。
実施例8における光学系の断面図である。
実施例8における光学系の縦収差図である。
実施例9における光学系の断面図である。
実施例9における光学系の縦収差図である。
各実施例における偏光を利用した光学系の光路の説明図である。
各実施例における偏光を利用した光学系の光路の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
撮像装置
4日前
キヤノン株式会社
現像装置
4日前
キヤノン株式会社
搬送装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
顔料分散液の製造方法
4日前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
半導体集積回路及び機器
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置、電子機器
4日前
キヤノン株式会社
眼科装置及びその制御方法
1日前
キヤノン株式会社
眼科装置及びその制御方法
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置とその制御方法
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置、画像読取装置
1日前
キヤノン株式会社
画像読取装置、画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置およびプログラム
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置およびその制御方法
1日前
キヤノン株式会社
シート排出装置及び画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
シート給送装置、及び画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
液体カートリッジのための収納容器
1日前
キヤノン株式会社
制御装置、制御方法、及びプログラム
1日前
キヤノン株式会社
記録素子基板、記録ヘッド及び記録装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置、表示制御方法、プログラム
4日前
キヤノン株式会社
印刷装置、その制御方法およびプログラム
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置、オプション機器、電子機器
4日前
キヤノン株式会社
光学素子、光学機器および光学素子の製造方法
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
1日前
キヤノン株式会社
画像処理装置及びその制御方法及びプログラム
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
4日前
キヤノン株式会社
印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
1日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッドおよび液体吐出ヘッドの製造方法
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、撮像装置、方法、及びプログラム
4日前
キヤノン株式会社
印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム
1日前
キヤノン株式会社
印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム
1日前
続きを見る