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公開番号2024104192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008296
出願日2023-01-23
発明の名称画像処理装置、方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20240726BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置で撮影した動画像を再生する際に、ユーザにとって利便性の高い動画像を再生できるようにする。
【解決手段】撮像装置(103)で撮影した動画像を再生するのに利用される画像処理装置(101)は、再生時間に対して撮像装置(103)の移動距離が均等に変化するように調整した動画像を再生する制御を実行する。画像処理装置(101)は、撮像装置(103)の位置変化情報に基づいて、撮像装置(103)の移動距離を算出する移動距離算出手段(206)と、移動距離算出手段(206)で算出した移動距離が再生時間に対して線形に変化するよう動画像に含まれるフレームの並びを調整するフレーム調整手段(207)と、フレーム調整手段(207)で調整したフレームの並びで動画像を表示部(102)に表示する表示制御手段(208)とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置が撮影して得られる動画像のデータを入力する入力手段と、
再生時間に対して前記撮像装置の移動距離が均等に変化するように前記動画像の再生を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記撮像装置の位置変化情報に基づいて、前記撮像装置の移動距離を算出する移動距離算出手段と、
前記移動距離算出手段で算出した前記移動距離が再生時間に対して線形に変化するよう前記動画像に含まれるフレームの並びを調整するフレーム調整手段と、
前記フレーム調整手段で調整した前記フレームの並びで前記動画像を表示部に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記フレーム調整手段で調整した前記フレームの並びにおける、表示中のフレームの位置を表示するバーを有するタイムラインを表示することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記表示制御手段は、ユーザからの指示に応じて、前記表示部に表示する前記動画像の画角を変更することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記移動距離算出手段は、ユーザによって指定された軸方向の前記移動距離を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記バーを曲線で表して、所定の画像上に表示することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、実時間の前記動画像における、表示中のフレームの位置を表示するバーを有する他のタイムラインを表示することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記表示制御手段は、前記タイムラインと、実時間の前記動画像における、表示中のフレームの位置を表示するバーを有する他のタイムラインとのいずれを表示するか選択できるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項9】
撮像装置が撮影して得られる動画像のデータを入力する入力工程と、
再生時間に対して前記撮像装置の移動距離が均等に変化するように前記動画像の再生を制御する制御工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。
【請求項10】
撮像装置が撮影して得られる動画像のデータを入力する入力工程と、
再生時間に対して前記撮像装置の移動距離が均等に変化するように前記動画像の再生を制御する制御工程と、
を有する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置で撮影した動画像を再生するのに利用される画像処理技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、広角レンズを複数組み合わせることで全天球や半天球の画角を撮影可能にしたカメラが普及している。このようなカメラで撮影された画像のメリットは、撮影後の編集時又は再生時に、視線方向や画角を任意に変更した画像を生成できることである。
しかしながら、このようなカメラで撮影された動画像においては、カメラの移動や回転等の動きが含まれるため、後からユーザが視線方向や画角を調整する作業が難しいものとなっていた。
このような困難を回避するための技術として、抽出した複数のキーフレームにおける視線方向や画角を事前に調整しておき、残りのフレームの視線方向や画角を補間により求める技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-29044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術を利用しても、動画像の再生時にユーザが任意の方向に視線を変更しようとした場合、カメラの動きと視線の動きとの区別がつかず、どこを見ているかわからなくなってしまう。
【0005】
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、撮像装置で撮影した動画像を再生する際に、ユーザにとって利便性の高い動画像を再生できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像処理装置は、撮像装置が撮影して得られる動画像のデータを入力する入力手段と、再生時間に対して前記撮像装置の移動距離が均等に変化するように前記動画像の再生を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮像装置で撮影した動画像を再生する際に、ユーザにとって利便性の高い動画像を再生することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像処理システムのハードウェア構成例を示す図である。
画像処理装置の機能構成を示す図である。
画像処理装置が実行する処理を示すフローチャートである。
移動距離算出処理を説明するための図である。
フレーム調整処理を説明するための図である。
GUIの例を示す図である。
画像表示処理の詳細を示すフローチャートである。
画像表示処理を説明するための図である。
GUIの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
<画像処理システムのハードウェア構成>
図1は、第1の実施形態に係る画像処理システムのハードウェア構成例を示す図である。
画像処理システムでは、画像処理装置101に、ディスプレイ102、カメラ103等が接続される。
カメラ103は、動画像を撮影することができ、撮影した動画像のデータをMPEGやAVI等の既知のフォーマットで内部のRAM等の記憶装置に保持する撮像装置である。画像処理装置101は、カメラ103から動画像のデータを読み込み、ディスプレイ102に表示する再生制御を実行する。ディスプレイ102は、例えば液晶ディスプレイ等の表示部であり、画像処理装置101から映像信号を受信して表示する。
【0010】
ここで、カメラ103は、魚眼レンズ等の広角レンズを備え、0°≦方位角(偏角)φ<360°、0°≦極角(天頂角)θ≦180°までの全天球の動画像を撮影する。カメラ103は、全天球の画角を正距円筒図法により2次元の画像配列にマッピングすることにより、MPEGやAVI等のフォーマットで動画像のデータを保持する。また、カメラ103は、加速度センサを内蔵しており、撮影した動画像の各フレームに対応する時刻のカメラ103の加速度の情報を記録し、メタ情報として保持する。なお、本発明を適用するあたり、カメラ103の画角や記録方式はこれに限るものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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