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公開番号2024103947
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023007905
出願日2023-01-23
発明の名称像振れ補正装置を備えるレンズ装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 5/00 20210101AFI20240726BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】小型であり、電磁アクチュエータ駆動時の画質劣化や電磁気的な干渉を抑制可能なレンズ装置を提供すること。
【解決手段】レンズ装置は、最も物体側に配置された第1レンズ群に含まれ像振れを補正する際に光軸に直交する成分を含む方向へ移動可能な第1光学部材、及び第1光学部材とは異なる第2光学部材を備える光学系と、第1光学部材を移動させるための第1駆動部と、第2光学部材を移動させるための第2駆動部とを有し、第1駆動部と第2駆動部は、光学系の光軸に平行な方向から見た場合に重ならないように配置され、第2駆動部は、光軸に直交する方向から見た場合に少なくとも一部が第1レンズ群と重なるように配置される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
最も物体側に配置された第1レンズ群に含まれ像振れを補正する際に光軸に直交する成分を含む方向へ移動可能な第1光学部材、及び前記第1光学部材とは異なる第2光学部材を備える光学系と、
前記第1光学部材を移動させるための第1駆動部と、
前記第2光学部材を移動させるための第2駆動部とを有し、
前記第1駆動部と前記第2駆動部は、前記光学系の光軸に平行な方向から見た場合に重ならないように配置され、
前記第2駆動部は、前記光軸に直交する方向から見た場合に少なくとも一部が前記第1レンズ群と重なるように配置されることを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記光学系は、物体側から像側へ順に配置された、前記第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群からなる複数のレンズ群を備え、
前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は、ズーミング及びフォーカシングに際して像面に対して固定され、
前記第2レンズ群は、ズーミングに際して移動し、
前記第3レンズ群は、フォーカシングに際して移動することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
前記第2光学部材は、前記第2レンズ群であることを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記第3レンズ群を移動させるための第3駆動部を更に有し、
前記第3駆動部は、前記第3レンズ群の移動範囲よりも物体側に配置されることを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記第3駆動部は、前記光軸に直交する方向から見た場合に前記第2レンズ群の移動範囲の一部と重なるように配置されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
【請求項6】
被写体からの光の光量を調整するための光量調整部を更に有し、
前記第3駆動部は、前記光量調整部よりも物体側に配置されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記第3駆動部は、光軸に直交する方向から見た場合に前記第1駆動部と重ならないように配置されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
【請求項8】
被写体からの光の光量を調整するための光量調整部と、
前記光量調整部を移動させるための第4駆動部とを更に有し、
前記第2駆動部と前記第3駆動部は、前記第1レンズ群、又は前記第4レンズ群を保持する第1保持部材に固定され、
前記第4駆動部は、前記第2レンズ群を保持する第2保持部材に固定されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
【請求項9】
被写体からの光の光量を調整するための光量調整部と、
前記光量調整部を移動させるための第4駆動部とを更に有し、
前記第4駆動部は、光軸に直交する方向から見た場合に前記第1駆動部と重ならないように配置されることを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
【請求項10】
前記第2光学部材は、前記第3レンズ群であることを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、像振れ補正装置を備えるレンズ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、小型化のために、光学系の最も物体側に配置されたレンズ群に手振れ等による像振れを補正するための像振れ補正手段を備える構成が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-238848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
像振れ補正手段では、補正レンズを移動させるためにボイスコイルモータ(VCM)が用いられることが多いが、VCMは画像信号の画質劣化を引き起こす磁気ノイズを発生させてしまう。また、光学系では、ズーミングやフォーカシング時にレンズを移動させるためにステッピングモータが用いられることが多いが、ステッピングモータも磁気ノイズを発生させてしまう。更に、VCMとステッピングモータはいずれも電磁力を利用したアクチュエータであり、近接した際には互いに電磁気的に作用し誤動作を起こすおそれがある。
【0005】
特許文献1には、電磁アクチュエータ駆動時の画質劣化や電磁気的な干渉の抑制に関する開示はない。
【0006】
本発明は、小型であり、電磁アクチュエータ駆動時の画質劣化や電磁気的な干渉を抑制可能なレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、最も物体側に配置された第1レンズ群に含まれ像振れを補正する際に光軸に直交する成分を含む方向へ移動可能な第1光学部材、及び第1光学部材とは異なる第2光学部材を備える光学系と、第1光学部材を移動させるための第1駆動部と、第2光学部材を移動させるための第2駆動部とを有し、第1駆動部と第2駆動部は、光学系の光軸に平行な方向から見た場合に重ならないように配置され、第2駆動部は、光軸に直交する方向から見た場合に少なくとも一部が第1レンズ群と重なるように配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型であり、電磁アクチュエータ駆動時の画質劣化や電磁気的な干渉を抑制可能なレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る撮像装置の概略図である。
交換レンズのワイド無限状態を表す断面図である。
交換レンズのテレ無限状態を表す断面図である。
ズーミングに際しての各レンズ群の移動軌跡を示す線図である。
像振れ補正装置の分解斜視図である。
ズーム群の構成を示す斜視図である。
フォーカス群の構成を示す斜視図である。
光量調整ユニットの構成を示す斜視図である。
ワイド状態での電磁アクチュエータ部の位置関係の一例を示す図である。
テレ状態での電磁アクチュエータ部の位置関係の一例を示す図である。
電磁アクチュエータ部の位置関係の他の例を示す図である。
電磁アクチュエータ部の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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