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公開番号2024103737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024090995,2023032988
出願日2024-06-04,2021-10-01
発明の名称昇圧コンバータ装置
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H02M 3/155 20060101AFI20240725BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コンバータ部を効率よく冷却することが可能な昇圧コンバータ装置を提供する。
【解決手段】この電力変換装置100は、スイッチング素子を含む昇圧用スイッチング素子モジュール21と、昇圧用スイッチング素子モジュール21に電気的に接続されるリアクトル22と、昇圧用スイッチング素子モジュール21およびリアクトル22が取り付けられる蓋部21aおよび22aと、を備える。蓋部21aおよび22aは、直流電源から入力される直流電力を変換して負荷に供給するインバータ部10が取り付けられる基台部50に設けられる孔部52a、53aを覆うように取り付けることにより、昇圧用スイッチング素子モジュール21およびリアクトル22を冷却する冷却流路51を形成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
スイッチング素子を含む昇圧コンバータモジュールと、
前記昇圧コンバータモジュールに電気的に接続されるリアクトルと、
凹部を有する本体部と、前記リアクトルが取り付けられ、前記凹部に対応する位置に貫通孔を有する蓋部と、前記昇圧コンバータモジュールおよび前記リアクトルを冷却する冷却流路と、を含み、直流電源から入力される直流電力を変換して負荷に供給するインバータ部が取り付けられる基台部と、を備え、
前記昇圧コンバータモジュールは、前記本体部の前記凹部に対応する位置に取り付けられ、
前記リアクトルは、前記貫通孔を介して、前記蓋部の前記凹部に対応する位置に取り付けられる、昇圧コンバータ装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記冷却流路は、前記基台部の表側に配置された表側流路と、前記表側流路に接続されて裏側に配置された裏側流路とを有する、請求項1に記載の昇圧コンバータ装置。
【請求項3】
前記冷却流路は、前記基台部内において前記表側流路および前記裏側流路を接続する接続流路をさらに有する、請求項2に記載の昇圧コンバータ装置。
【請求項4】
前記冷却流路は、前記表側流路および前記裏側流路が交互に接続されて、冷却用液体が前記基台部の表側の面および裏側の面を交互に通過するように形成されている、請求項2または3に記載の昇圧コンバータ装置。
【請求項5】
前記接続流路は、角部が面取りされている、請求項3に記載の昇圧コンバータ装置。
【請求項6】
前記接続流路は、前記表側流路および前記裏側流路の少なくとも一方に流れ込む冷却用液体の流れを調整する仕切り板を含む、請求項3または5に記載の昇圧コンバータ装置。
【請求項7】
前記冷却流路は、前記接続流路に傾斜させた溝部を含む、請求項3、5または6に記載の昇圧コンバータ装置。
【請求項8】
前記基台部は、前記昇圧コンバータモジュールが取り付けられる第1の平板状部材と、前記リアクトルが取り付けられる第2の平板状部材と、を含み、
前記第1および第2の平板状部材には、前記冷却流路内に突出する突出部が設けられている、請求項1~7のいずれか1項に記載の昇圧コンバータ装置。
【請求項9】
前記第1および第2の平板状部材の前記突出部は、フィン形状、円柱形状、または、角柱形状に形成されている、請求項8に記載の昇圧コンバータ装置。
【請求項10】
前記第1および第2の平板状部材のフィン形状に形成された前記突出部は、前記冷却流路に沿って延びるように形成されている、請求項9に記載の昇圧コンバータ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、昇圧コンバータ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷却流路を備える電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、インバータと、DC/DCコンバータと、インバータおよびDC/DCコンバータを冷却する冷媒が流れる冷却流路と、を備える電力変換装置が開示されている。この電力変換装置では、インバータおよびDC/DCコンバータが冷却流路を挟んで配置され、間に配置された冷却流路に流れる冷媒によりインバータおよびDC/DCコンバータが冷却されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-027901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1では、インバータおよびDC/DCコンバータ(直流直流コンバータ部)が冷却流路を挟んで配置され、間に配置された冷却流路に流れる冷媒によりインバータおよびDC/DCコンバータが冷却されている。このため、冷却流路中を流れる冷媒のうちインバータ側を流れる一部の冷媒によりインバータが冷却され、DC/DCコンバータ側を流れる一部の冷媒によりDC/DCコンバータが冷却される。そのため、効率よく冷却を行うことが困難であるという問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、コンバータ部を効率よく冷却することが可能な昇圧コンバータ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による昇圧コンバータ装置は、スイッチング素子を含む昇圧コンバータモジュールと、昇圧コンバータモジュールに電気的に接続されるリアクトルと、凹部を有する本体部と、リアクトルが取り付けられ、凹部に対応する位置に貫通孔を有する蓋部と、昇圧コンバータモジュールおよびリアクトルを冷却する冷却流路と、を含み、直流電源から入力される直流電力を変換して負荷に供給するインバータ部が取り付けられる基台部と、を備え、昇圧コンバータモジュールは、本体部の凹部に対応する位置に取り付けられ、リアクトルは、貫通孔を介して、蓋部の凹部に対応する位置に取り付けられる。
【0008】
上記一の局面による昇圧コンバータ装置において、好ましくは、冷却流路は、基台部の表側に配置された表側流路と、表側流路に接続されて裏側に配置された裏側流路とを有する。
【0009】
この場合、好ましくは、冷却流路は、基台部内において表側流路および裏側流路を接続する接続流路をさらに有する。このように構成すれば、基台部内において表側流路および裏側流路に冷却用液体が順次流れるように冷却流路を形成することができるので、基台部の外部において表側流路および裏側流路を接続する場合と異なり、基台部の構成を簡素化することができる。
【0010】
上記冷却流路が表側流路と裏側流路とを有する構成の昇圧コンバータ装置において、好ましくは、冷却流路は、表側流路および裏側流路が交互に接続されて、冷却用液体が基台部の表側の面および裏側の面を交互に通過するように形成されている。このように構成すれば、表側流路および裏側流路に冷却用液体を交互に順次流すことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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