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公開番号2024147354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060308
出願日2023-04-03
発明の名称テスト支援装置、テスト支援方法、及びプログラム
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 11/36 20060101AFI20241008BHJP(計算;計数)
要約【課題】通信テストを自動化する技術を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様によるテスト支援装置は、通信テストの対象となるソースコードと、前記通信テストのシナリオを表すテストシナリオとがバージョン管理システムのリポジトリに登録された場合、前記登録をトリガーとして前記ソースコードの実行可能ファイルを作成する実行可能ファイル作成部と、前記テストシナリオと、前記実行可能ファイルがインストールされる第1の機器と通信する第2の機器を模擬するシミュレータに関する情報を示すシミュレータ情報とに基づいて、前記通信テストのテスト環境を前記シミュレータによって構築するための命令が含まれるテスト環境スクリプトを作成する第1のスクリプト作成部と、前記シミュレータが搭載された装置に対して前記テスト環境スクリプトを送信する第1の送信部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
通信テストの対象となるソースコードと、前記通信テストのシナリオを表すテストシナリオとがバージョン管理システムのリポジトリに登録された場合、前記登録をトリガーとして前記ソースコードの実行可能ファイルを作成する実行可能ファイル作成部と、
前記テストシナリオと、前記実行可能ファイルがインストールされる第1の機器と通信する第2の機器を模擬するシミュレータに関する情報を示すシミュレータ情報とに基づいて、前記通信テストのテスト環境を前記シミュレータによって構築するための命令が含まれるテスト環境スクリプトを作成する第1のスクリプト作成部と、
前記シミュレータが搭載された装置に対して前記テスト環境スクリプトを送信する第1の送信部と、
を有するテスト支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記テストシナリオに基づいて、前記第1の機器が前記第2の機器に対して送信データを送信して前記通信テストを行うための命令が含まれるテストスクリプトを作成する第2のスクリプト作成部と、
前記第1の機器に対して前記テストスクリプトを送信する第2の送信部と、
を有する請求項1に記載のテスト支援装置。
【請求項3】
前記テストスクリプトには、前記通信テストのテスト結果を前記リポジトリに登録するための命令が含まれる、請求項2に記載のテスト支援装置。
【請求項4】
前記テスト環境スクリプトには、前記第1の機器を制御可能な第2の機器を模擬するシミュレータの起動命令、前記第1の機器との接続I/Fの設定命令、前記接続I/Fの接続数の設定命令が含まれる、請求項1乃至3の何れか一項に記載のテスト支援装置。
【請求項5】
前記第1の機器は組込機器、前記第2の機器は前記第1の機器を制御する制御機器である、請求項4に記載のテスト支援装置。
【請求項6】
通信テストの対象となるソースコードと、前記通信テストのシナリオを表すテストシナリオとがバージョン管理システムのリポジトリに登録された場合、前記登録をトリガーとして前記ソースコードの実行可能ファイルを作成する実行可能ファイル作成手順と、
前記テストシナリオと、前記実行可能ファイルがインストールされる第1の機器と通信する第2の機器を模擬するシミュレータに関する情報を示すシミュレータ情報とに基づいて、前記通信テストのテスト環境を前記シミュレータによって構築するための命令が含まれるテスト環境スクリプトを作成する第1のスクリプト作成手順と、
前記シミュレータが搭載された装置に対して前記テスト環境スクリプトを送信する第1の送信手順と、
をコンピュータが実行するテスト支援方法。
【請求項7】
通信テストの対象となるソースコードと、前記通信テストのシナリオを表すテストシナリオとがバージョン管理システムのリポジトリに登録された場合、前記登録をトリガーとして前記ソースコードの実行可能ファイルを作成する実行可能ファイル作成手順と、
前記テストシナリオと、前記実行可能ファイルがインストールされる第1の機器と通信する第2の機器を模擬するシミュレータに関する情報を示すシミュレータ情報とに基づいて、前記通信テストのテスト環境を前記シミュレータによって構築するための命令が含まれるテスト環境スクリプトを作成する第1のスクリプト作成手順と、
前記シミュレータが搭載された装置に対して前記テスト環境スクリプトを送信する第1の送信手順と、
をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、テスト支援装置、テスト支援方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
プログラムの開発手法の1つとして、継続的インテグレーション(CI:Continuous Integration)/継続的デリバリー(CD:Continuous Delivery)と呼ばれる手法が知られている。CI/CDを実現するプログラムはCI/CDツール等と呼ばれ、近年、プログラム開発の現場で広く用いられている。なお、CIに関する従来技術の1つとして、例えば、不具合に係る内容等が管理されるチケットの属性情報に応じて、CIにおける自動実行を効率的に実施する技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-105866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
CI/CDツールではビルド、テスト、デプロイ等を自動実行することができるが、テストは一般にモジュール単体の静的解析や単体テスト等であり、外部の機器との通信を想定した通信テストは自動化することができない。
【0005】
本開示は、上記の点に鑑みてなされたもので、通信テストを自動化する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によるテスト支援装置は、通信テストの対象となるソースコードと、前記通信テストのシナリオを表すテストシナリオとがバージョン管理システムのリポジトリに登録された場合、前記登録をトリガーとして前記ソースコードの実行可能ファイルを作成する実行可能ファイル作成部と、前記テストシナリオと、前記実行可能ファイルがインストールされる第1の機器と通信する第2の機器を模擬するシミュレータに関する情報を示すシミュレータ情報とに基づいて、前記通信テストのテスト環境を前記シミュレータによって構築するための命令が含まれるテスト環境スクリプトを作成する第1のスクリプト作成部と、前記シミュレータが搭載された装置に対して前記テスト環境スクリプトを送信する第1の送信部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
通信テストを自動化する技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
通信テストの従来例を説明するための図である。
本実施形態に係る開発支援システムの全体構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るテスト支援プログラムの機能構成の一例を示す図である。
テスト支援処理の一例を示すフローチャートである。
テストシナリオの一例を示す図である。
テスト環境スクリプトの一例を示す図である。
テストスクリプトの一例を示す図である。
コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について説明する。
【0010】
<継続的インテグレーション/継続的デリバリー>
まず、継続的インテグレーション(CI)と継続的デリバリー(CD)の概略について説明する。なお、CIとCDをまとめて「CI/CD」等と表記されることがある。
(【0011】以降は省略されています)

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