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公開番号
2024147298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023060220
出願日
2023-04-03
発明の名称
半導体装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
H01L
29/78 20060101AFI20241008BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】半導体装置の応力集中を防ぐ。
【解決手段】半導体装置100は、半導体基板10に設けられた活性部と、半導体基板10の上方に設けられたPN接合を有する温度センス部178と、半導体基板10の上方に設けられた、第1絶縁層381、第2絶縁層382及び第3絶縁層383からなる層間絶縁膜と、層間絶縁膜の上方に設けられたおもて面側電極52と、を備え、おもて面側電極52と層間絶縁膜との接触領域151は、上面視において、PN接合を覆う。層間絶縁膜の内部において、温度センス部178と電気的に接続された、第1配線180及び第2配線からなる導電配線部を備える。
【選択図】図3B
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体基板に設けられた活性部と、
前記半導体基板の上方に設けられたPN接合を有する温度センス部と、
前記半導体基板の上方に設けられた層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜の上方に設けられたおもて面側電極と、
を備え、
前記おもて面側電極と前記層間絶縁膜との接触領域は、上面視において、前記PN接合を覆う
半導体装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記層間絶縁膜の内部において、前記温度センス部と電気的に接続された導電配線部を備える
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記層間絶縁膜は、
前記導電配線部の下面に設けられた第1絶縁層と、
前記導電配線部の上面に設けられた第2絶縁層と、
を有する
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記導電配線部は、予め定められた方向に延伸し、前記導電配線部の断面の全周がノンドープの前記層間絶縁膜で覆われる
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記PN接合の断面積は、前記導電配線部の断面積よりも小さい
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記活性部のゲートパッドと電気的に接続されたゲートランナを備え、
前記ゲートランナは、上面視において、前記導電配線部と少なくとも一部が重なるように設けられる
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記活性部のゲートパッドと電気的に接続されたゲートランナを備え、
前記ゲートランナは、上面視において、前記温度センス部と少なくとも一部が重なるように設けられる
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記層間絶縁膜は、前記ゲートランナと前記半導体基板との間に設けられたゲート酸化膜を備える
請求項6に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記ゲートランナは、前記層間絶縁膜を挟んで前記導電配線部の下方に設けられる
請求項6に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記導電配線部は、
前記温度センス部の一端に接続され、前記層間絶縁膜の内部において予め定められた方向に延伸する第1配線と、
前記温度センス部の他端に接続され、前記層間絶縁膜の内部において予め定められた方向に延伸する第2配線と、
を有する
請求項6に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「めっき層36が保護膜150と離れていることにより、3重点が存在しなくなる。したがって、3重点に起因した応力集中を防ぐことができる。」と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2022-178755号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
半導体装置の応力集中を防ぐことが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、半導体基板に設けられた活性部と、前記半導体基板の上方に設けられたPN接合を有する温度センス部と、前記半導体基板の上方に設けられた層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上方に設けられたおもて面側電極と、を備え、前記おもて面側電極と前記層間絶縁膜との接触領域は、上面視において、前記PN接合を覆う半導体装置を提供する。
【0005】
上記半導体装置において、前記層間絶縁膜の内部において、前記温度センス部と電気的に接続された導電配線部を備えてよい。
【0006】
上記いずれかの半導体装置において、前記層間絶縁膜は、前記導電配線部の下面に設けられた第1絶縁層と、前記導電配線部の上面に設けられた第2絶縁層と、を有してよい。
【0007】
上記いずれかの半導体装置において、前記導電配線部は、予め定められた方向に延伸してよく、前記導電配線部の断面の全周がノンドープの前記層間絶縁膜で覆われてよい。
【0008】
上記いずれかの半導体装置において、前記PN接合の断面積は、前記導電配線部の断面積よりも小さくてよい。
【0009】
上記いずれかの半導体装置において、前記活性部のゲートパッドと電気的に接続されたゲートランナを備えてよく、前記ゲートランナは、上面視において、前記導電配線部と少なくとも一部が重なるように設けられてよい。
【0010】
上記いずれかの半導体装置において、前記活性部のゲートパッドと電気的に接続されたゲートランナを備えてよく、前記ゲートランナは、上面視において、前記温度センス部と少なくとも一部が重なるように設けられてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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