TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024148915
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062498
出願日2023-04-07
発明の名称評価支援装置、評価支援方法及びプログラム
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G06N 20/00 20190101AFI20241010BHJP(計算;計数)
要約【課題】AIの品質評価を支援する技術を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様による評価支援装置は、機械学習モデルの品質評価を支援するための評価支援装置であって、前記機械学習モデルの学習に用いられる学習データが含まれる学習データセットを入力する入力部と、前記学習データセットを用いて、前記品質評価に関する指標値を算出する算出部と、前記指標値が、与えられた要求を満たすか否かを判定する判定部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
機械学習モデルの品質評価を支援するための評価支援装置であって、
前記機械学習モデルの学習に用いられる学習データが含まれる学習データセットを入力する入力部と、
前記学習データセットを用いて、前記品質評価に関する指標値を算出する算出部と、
前記指標値が、与えられた要求を満たすか否かを判定する判定部と、
を有する評価支援装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記算出部は、
前記学習データセットに関する基本統計量を前記品質評価に関する指標値として算出する、請求項1に記載の評価支援装置。
【請求項3】
前記基本統計量には、前記学習データに含まれる各説明変数の各々に関する欠損値の割合、前記各説明変数の各々に関する外れ値の割合、前記各説明変数の各々に関する平均、前記各説明変数の各々に関する分散、前記各説明変数のうちの2つの説明変数の組に関する共分散、の少なくとも1つが含まれる、請求項2に記載の評価支援装置。
【請求項4】
前記算出部は、
前記学習データセットに含まれる学習データのうち、前記機械学習モデルの学習に用いられていない学習データを用いて、前記機械学習モデルの性能指標値を前記品質評価に関する指標値として算出する、請求項1に記載の評価支援装置。
【請求項5】
前記算出部は、
前記学習データに含まれる説明変数間の多重共線性を表す指標値を前記品質評価に関する指標値として算出する、請求項1に記載の評価支援装置。
【請求項6】
前記多重共線性を表す指標値は、分散拡大係数である、請求項5に記載の評価支援装置。
【請求項7】
前記機械学習モデルの品質評価に用いられる所定のガイドライン中の前記品質評価に関するチェック項目と、前記チェック項目に対応する指標値に関する前記判定部による判定結果とを、予め決められた所定の出力先に出力する出力部、を更に有する請求項1乃至6の何れか一項に記載の評価支援装置。
【請求項8】
機械学習モデルの品質評価を支援するためのコンピュータが、
前記機械学習モデルの学習に用いられる学習データが含まれる学習データセットを入力する入力手順と、
前記学習データセットを用いて、前記品質評価に関する指標値を算出する算出手順と、
前記指標値が、与えられた要求を満たすか否かを判定する判定手順と、
を実行する評価支援方法。
【請求項9】
機械学習モデルの品質評価を支援するためのコンピュータに、
前記機械学習モデルの学習に用いられる学習データが含まれる学習データセットを入力する入力手順と、
前記学習データセットを用いて、前記品質評価に関する指標値を算出する算出手順と、
前記指標値が、与えられた要求を満たすか否かを判定する判定手順と、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、評価支援装置、評価支援方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、機械学習技術等のAI(Artificial Intelligence)が様々な分野で利用されている。しかしながら、AIはブラックボックスであるものも多く、プラント分野等といったミスが重大な損失に繋がる分野ではAIが利用されにくい傾向にある。そこで、AIの品質をどのように保証するか検討がなされており、様々なガイドライン(例えば、非特許文献1及び2等)が作成され、品質担保の目安にされている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
プラント保安分野AI信頼性評価ガイドライン 第2版,2021年3月,石油コンビナート等災害防止3省連絡会議(経済産業省、総務省消防庁、厚生労働省),インターネット<URL:https://www.meti.go.jp/press/2020/03/20210330002/20210330002-2.pdf>
AIプロダクト品質保証ガイドライン 2022.07版,AIプロダクト品質保証コンソーシアム(QA4AIコンソーシアム)編,インターネット<URL:https://www.qa4ai.jp/QA4AI.Guideline.202207.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、非特許文献1や非特許文献2に記載されているガイドラインにはチェックリストが含まれており、これらのチェックリストによりAIの品質が確保されているか否かを評価することができる。しかしながら、チェックリストの項目(以下、「チェック項目」ともいう。)を1つ1つ人手で確認するには多大な労力を要する。
【0005】
本開示は、上記の点に鑑みてなされたもので、AIの品質評価を支援する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による評価支援装置は、機械学習モデルの品質評価を支援するための評価支援装置であって、前記機械学習モデルの学習に用いられる学習データが含まれる学習データセットを入力する入力部と、前記学習データセットを用いて、前記品質評価に関する指標値を算出する算出部と、前記指標値が、与えられた要求を満たすか否かを判定する判定部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
AIの品質評価を支援する技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る評価支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る評価支援装置の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る基本統計量確認処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係るモニタリング処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る性能指標値確認処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る多重共線性確認処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について説明する。
【0010】
<ガイドラインのチェック項目>
(1)基本統計量に関するチェック項目
プラント保安分野AI信頼性評価ガイドライン(非特許文献1)には、データセットの被覆性に関するチェック項目(要求事項No.55)として、以下の表1に示すチェック項目が含まれている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
裁判のAI化
2か月前
個人
フラワーコートA
1か月前
個人
情報処理システム
2か月前
個人
工程設計支援装置
1か月前
個人
検査システム
2か月前
個人
為替ポイント伊達夢貯
13日前
個人
冷凍食品輸出支援構造
13日前
個人
介護情報提供システム
1か月前
個人
携帯情報端末装置
1か月前
個人
表変換編集支援システム
6日前
個人
設計支援システム
1か月前
個人
設計支援システム
1か月前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
2か月前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
2か月前
個人
知財出願支援AIシステム
13日前
個人
不動産売買システム
2か月前
個人
結婚相手紹介支援システム
1か月前
株式会社カクシン
支援装置
1か月前
個人
AIによる情報の売買の仲介
15日前
個人
行動時間管理システム
8日前
個人
パスワード管理支援システム
6日前
個人
パスポートレス入出国システム
19日前
個人
アンケート支援システム
1か月前
株式会社アジラ
進入判定装置
19日前
日本精機株式会社
施工管理システム
15日前
個人
備蓄品の管理方法
2か月前
個人
AIキャラクター制御システム
6日前
個人
冷凍加工連携型農場運用システム
13日前
個人
音声対話型帳票生成支援システム
6日前
個人
食事受注会計処理システム
20日前
個人
SaaS型勤務調整支援システム
6日前
個人
ジェスチャーパッドのガイド部材
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
2か月前
サクサ株式会社
中継装置
2か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
2か月前
続きを見る