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公開番号2024103670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024088883,2023176736
出願日2024-05-31,2016-10-05
発明の名称自動義手
出願人フィフス エレメント リミテッド
代理人個人,個人
主分類A61F 2/54 20060101AFI20240725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】既存の自動義手の有用な代替物を少なくとも提供する自動義手を提供する。
【解決手段】1つの形状において、自動義手は水に対応可能であり、1つの形状において、自動義手は、衝撃を受けた際のモーター及び/又は義手の他の高感度構成要素への損傷の危険性を減らす特徴を含み、1つの形状において、義手は、義手が巻きつき、屈曲する及び/又は回転することができるように構成される手首接合を含み、1つの形状において、義手の1つ又はそれ以上の指は個別に制御され、1つの形状において、義手は親指の回転係止メカニズムを含み、1つの形状において、義手は取り外し可能なグリッププレートを備え、1つの形状において、義手は訓練用義手としての用途のために構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
a.掌;
b.前記掌から延長する2つ又はそれ以上の指;及び、
c.前記指の少なくとも1つを動かすように構成される1つ又はそれ以上のモーター;を含み、
d.水に沈められる場合に自動義手が作動するように構成され、
前記自動義手がスリーブを含む下部のアーム部材に前記掌を取り付けるように構成される手首接合を含み、そして前記手首接合は、前記スリーブへの防水取付け部を形成するように構成される、自動義手。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記手首接合が、その周りで前記掌が巻きつく、屈曲する及び/又は横に回転することができる車軸を含む、請求項1に記載の自動義手。
【請求項3】
前記手首接合が、前記自動義手の前記掌及び/又は指の電子部品と前記スリーブの電子部品を接続する電気コネクタを保つように構成される、請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の自動義手。
【請求項4】
前記手首接合は、ケーブルポートを含み、前記電気コネクタが前記ケーブルポートに配置される、請求項3に記載の自動義手。
【請求項5】
前記指の各々が、指関節接合により前記掌に取り付けられる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の自動義手。
【請求項6】
前記指を前記掌に取り付ける前記指関節接合の周りに形成される1つ以上の開口部を通じて水を排出する、請求項5に記載の自動義手。
【請求項7】
前記掌内に封止された電子部品筐体を備え、前記封止された電子部品筐体は1つ又はそれ以上のモーター制御装置と電子部品が含まれる、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の自動義手。
【請求項8】
前記1つ又はそれ以上のモーター制御装置は前記封止された電子部品筐体内で、プリント基板上に配置される、請求項7に記載の自動義手。
【請求項9】
前記1つ又はそれ以上のモーターは、封止された筐体内で個別に収容される、請求項7に記載の自動義手。
【請求項10】
a.掌;
b.前記掌から延長する2つ又はそれ以上の指;及び、
c.前記指の少なくとも1つを動かすように構成される1つ又はそれ以上のモーター;
d.内部に1つ又はそれ以上のモーター制御装置と電子部品を備える、封止された電子筐体;を含み、
e.水に沈められる場合に自動義手が作動するように構成される、自動義手。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人工装具の義手のような自動義手、及び、自動義手の構成要素に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
自動義手は人工装具の義手として一般に用いられ、目標物をグリップし、他の人と握手をし、人間の手で一般に実行される他のタスクを実行するために使用されている。
【0003】
しかしながら、従来の自動義手は、いくつかの不利な点を有する。多くの義手は必然的に大きく、義手内で作動部を収めるためにかさばるものである。これにより、義手は不自然に見えてしまう。
【0004】
従来の自動義手は概して、目標物に確実にグリップするように目標物の周りで屈曲及び湾曲することができない。飲用グラス又はボトルのように目標物が湾曲しているあるいは滑りやすい場合に、これは特に問題となる。公知の自動義手のモーターはまた、適切なグリップを提供するために酷使される可能性があり、したがって、急速に摩耗してしまう。更に、これらの義手は湾曲せず屈曲しないので、握手の際に不自然な感触がする可能性がある。
【0005】
従来の自動義手の概して堅固な性質のため、これらの義手のモーター及び電子装置のような高感度な構成要素は、衝撃力により、特に小指の近くの義手の側部が固い表面に対してぶつかる、あるいは親指の外側の端が側面の衝撃を受ける部分の側面の衝撃力により壊れることがよくある。
【0006】
公知の自動義手に関する他の問題は、義手自体が防水ではないことである。その代わりに、ユーザは、義手の高感度作動部及び電子装置の構成要素を保護するために義手の上に防水の手袋を着用しなければならない。
【0007】
公知の自動義手は一般に、手指を特定の位置の方に付勢して衝撃を吸収する抵抗バネを含む複雑な手指の作動システムを含む。義手のモーターが手指を付勢しない位置に駆動する場合、バネからの抵抗によって手指が要求よりも遅く動き、駆動モーターが酷使され、電池の電力を急速に消耗させる可能性がある。ある設計では衝撃力を吸収する一方向のクラッチを含むが、これらは対向する方向の衝撃に対して保護するものではない。モーターはまた、静止した歯車と関連して指を駆動するウォーム歯車を有する指の範囲内で提供されてもよい。この配置によって、指を動かす時に動かされなければならない質量は増加し、指に沿った配線が必要となり、結合のために使用可能な空間は制限される。限られた空間のために、クラッチメカニズムを収容することは非常に難しい。
【0008】
公知の自動義手のモーター及び作動部はまた、義手の指があまりに大きい引張力又は端部の衝撃にさらされる場合に損傷しやすい。これは、指が概して直接モーターに接続されて、強い力にさらされる場合にモーターから離れることができないためである。
【0009】
従来の自動義手には、手首位置決めシステムが提供されてもよいが、これらのシステムは概して複雑で、大きく扱いにくく、腕から離れて掌が延長することで、手首は伸張した、重く、不格好かつ不自然に見えるように作成されてしまう。加えて、義手が手首に関して動かす方法が制限され、手首は概して液体に対応していない。
【0010】
手足の一部を失った切断患者のための訓練用義手として自動義手が使われることは公知であるにもかかわらず、これらの義手は、EMG(筋電図記録)信号がユーザによって受信されたか、及び/又はどのグリップが選ばれたかを示す指示表示を提供しない。結果的に、特に、どのグリップパターンが選ばれたかがわからない、あるいはEMG信号が受信されているかどうかがわからない場合に、義手のグリップパターンを変えるのに必要であるEMGアルゴリズムに慣れることは、手を切断した患者にとってフラストレーションを与えるものとなる可能性がある。
(【0011】以降は省略されています)

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