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公開番号2024103492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024073778,2023125498
出願日2024-04-30,2017-06-14
発明の名称血管不全を治療するための装置および方法
出願人エドワーズ ライフサイエンシーズ コーポレイション,Edwards Lifesciences Corporation
代理人個人,個人,個人
主分類A61F 2/24 20060101AFI20240725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】心臓弁不全を治療する装置および方法の改善が望ましい。
【解決手段】自然心臓弁を通る逆流を減らす弁尖クリップ装置および方法の実施形態が開示される。弁尖クリップ装置は、第1の終端部分および第2の終端部分を有する細長いクリッピング部材と、クリッピング部材に結合された張力付与機構とを含むことができる。弁尖クリップ装置は、クリッピング部材の内腔内に配設された1つまたは複数の張力付与部材をさらに含むことができ、1つまたは複数の張力付与部材は、クリッピング部材を送達構成から留置構成に変換するために、張力付与機構に動作可能に接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
弁尖クリップ装置であって、
第1の部分および第2の部分を備えるクリッピング部材であって、
前記クリッピング部材が、送達構成から留置構成に変換されることが可能であり、
前記クリッピング部材の前記第1の部分および前記第2の部分が、前記留置構成において1つまたは複数の自然弁尖を捕らえるように構成される、クリッピング部材と、
前記クリッピング部材に結合されたひずみゲージと、
を備える弁尖クリップ装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記クリッピング部材が、前記送達構成において、実質的に長手方向に延ばされた構成にある、請求項1に記載の弁尖クリップ装置。
【請求項3】
前記第1の部分および前記第2の部分が、前記クリッピング部材が前記送達構成から前記留置構成に変換されるときに、互いに引き寄せられる、請求項1に記載の弁尖クリップ装置。
【請求項4】
前記クリッピング部材が、前記第1の部分と前記第2の部分との間に中間部分をさらに備える、請求項1に記載の弁尖クリップ装置。
【請求項5】
前記クリッピング部材が、管状または円筒形の部材である、請求項1に記載の弁尖クリップ装置。
【請求項6】
前記第1の部分および前記第2の部分が、自然弁の中心において前記自然弁の前記1つまたは複数の自然弁尖のペアと係合するように構成されている、請求項1に記載の弁尖クリップ装置。
【請求項7】
前記第1の部分および前記第2の部分が、前記1つまたは複数の自然弁尖のペアの接合縁部に沿って留置されるように構成されている、請求項1に記載の弁尖クリップ装置。
【請求項8】
前記クリッピング部材が、前記留置構成において形状設定される、請求項1に記載の弁尖クリップ装置。
【請求項9】
前記クリッピング部材の形状記憶材料の弾性が、前記クリッピング部材を前記自然弁尖のペアに固定するために前記1つまたは複数の自然弁尖の前記ペアに対する十分な力を与える、請求項8に記載の弁尖クリップ装置。
【請求項10】
前記弁尖クリップ装置が、カバーをさらに備え、前記カバーが、前記クリッピング部材を覆って配置されている、請求項1に記載の弁尖クリップ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、心臓弁不全を治療する装置および方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
心臓弁不全は、一般的に、完全にまたは正常に閉じることができない心臓弁を通る血液の逆流を伴い、心臓血管機能を損なうことになる。弁閉鎖不全は、たとえば、僧帽弁、大動脈弁、または三尖弁に影響を及ぼす可能性があり、石灰化もしくは逸脱した弁尖、および/または弁輪の拡張もしくは変形に関連する可能性がある。心臓弁不全を治療する1つの方法は、自然弁尖の接合を改善するために、1つまたは複数の弁尖クリップを使用することである。しかしながら、従来の弁尖クリップは、留置が困難であることがあり、腱索などの関連する弁構造の機能を妨げる、またはこれらに損傷を与えるおそれがあり、しばしば、心臓弁の単一のタイプについての使用に限られる。したがって、心臓弁不全を治療する装置および方法の改善が望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許公開第2014/0067052号
米国公報第2014/0031864号
米国公報第2008/0281356号
米国特許第7,628,797号
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
弁尖クリップ装置の例示的な実施形態は、第1の終端部分および第2の終端部分を有する細長いクリッピング部材と、クリッピング部材に結合された張力付与機構とを備えることができる。弁尖クリップ装置は、クリッピング部材の内腔内に配設された1つまたは複数の張力付与部材をさらに備えることができ、1つまたは複数の張力付与部材は、クリッピング部材を送達構成から留置構成に変換するために、張力付与機構に動作可能に接続される。クリップ装置のいくつかの実施形態は、クリッピング部材の内腔内に配設された保持機構をさらに備えてもよく、保持機構は、クリッピング部材の形状を留置構成で保持する。
【0005】
クリップ装置のいくつかの実施形態では、クリッピング部材は、形状記憶材料を備えることができる。追加および/または代替として、張力付与機構は、第1の端部および第2の端部に対して中央にクリッピング部材に結合され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の張力付与部材は、第1の張力付与部材であって、それの遠位端部分がクリッピング部材の第1の終端部分に固定され、第1の張力付与部材の近位端部分が張力付与機構に動作可能に接続された、第1の張力付与部材と、第2の張力付与部材であって、それの遠位端部分がクリッピング部材の第2の終端部分に固定され、第2の張力付与部材の近位端部分が張力付与機構に動作可能に接続された、第2の張力付与部材とを備えることができる。クリップ装置のいくつかの実施形態では、張力付与機構の少なくとも一部分の回転が、1つまたは複数の張力付与部材の張力付与を引き起こすことができる。
【0006】
クリップ装置のいくつかの実施形態では、留置構成は、クリッピング部材の2つの脚部分の間に画定される一次クリッピング領域を含むことができる。追加および/または代替として、張力付与機構は、クリッピング部材を留置構成で保持するように構成された保持機構を備えることができる。追加および/または代替として、1つまたは複数の張力付与部材は、張力付与機構の一部分を通って延びることができる。追加および/または代替として、1つまたは複数の張力付与部材は、一端が張力付与機構の一部分に固定される。
【0007】
追加および/または代替として、例示的な弁尖クリップ装置は、内腔および2つの脚部分を有する管状本体を備えるクリッピング部材であって、略直線状の送達構成と、脚部分の間で弁尖のペアを捕らえるために脚部分が互いに引き寄せられる留置構成との間で変換可能である、クリッピング部材と、クリッピング部材を送達構成から留置構成に変換するように構成された張力付与機構とを備えることができる。追加および/または代替として、クリップ装置は、クリッピング部材の内腔内に配設された1つまたは複数のコードをさらに備えることができ、1つまたは複数のコードは、クリッピング部材を送達構成から留置構成に変換するために、張力付与機構に動作可能に接続される。追加および/または代替として、張力付与機構の少なくとも一部分の回転が、1つまたは複数のコードの張力付与を引き起こすことができ、この張力付与が、クリッピング部材を送達構成から留置構成に変換させる。
【0008】
クリップ装置のいくつかの実施形態では、張力付与機構は、ねじおよびナットを備えることができ、ねじの回転によりナットがねじに沿って軸方向に移動させ、1つまたは複数のコードに張力を加えるように、1つまたは複数のコードはナットに接続される。いくつかの実施形態では、弁尖クリップ装置は、クリッピング部材の内腔内に配設された保持機構をさらに備えることができ、保持機構は、クリッピング部材を留置構成で保持する。
【0009】
追加および/または代替として、管状本体は、管状本体の長さに沿って軸方向に間隔を開けた円周溝を有する金属管を備えることができる。追加および/または代替として、留置構成のクリッピング部材は、ギリシャ文字オメガの形状を有することができる。追加および/または代替として、クリッピング部材が留置構成であるとき、脚部分は、弁尖のペアを捕らえるためのクリッピング領域を画定するために管状本体の中間部分のそれぞれの端部から互いに向かって延びることができ、脚部分は、クリッピング領域から離れる方向に移動しながら互いから離れて延びる。
【0010】
自然心臓弁を通る逆流を減らす例示的な方法は、心臓弁の2つの隣接する弁尖の接合縁部に隣接した弁尖クリップ装置を位置付けるステップであって、弁尖クリップ装置がクリッピング部材と、クリッピング部材の内腔内に配設された第1および第2の張力付与部材とを備え、第1の張力付与部材がクリッピング部材の第1の終端部分に固定され、第2の張力付与部材がクリッピング部材の第2の終端部分に固定される、位置付けるステップと、クリッピング部材を送達構成から、クリッピング部材の2つの脚部分の間で弁尖の接合縁部が捕らえられる留置構成に変換するために、張力付与部材に張力を加えるステップとを含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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