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公開番号2024103324
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007595
出願日2023-01-20
発明の名称レンズ装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G02B 7/02 20210101AFI20240725BHJP(光学)
要約【課題】例えば、レンズを保持するレンズ保持部材の移動と、レンズ機構の対物側の端部に位置する移動部材の移動とを独立して行うことができるレンズ装置を提供する。
【解決手段】レンズ装置は、レンズ機構と、レンズ機構をチルトさせるチルト機構と、レンズ機構をシフトさせるシフト機構と、を備え、レンズ機構は、レンズを保持し、光軸方向に移動するレンズ保持部材と、レンズ機構の対物側の端部に位置し、光軸方向に移動する移動部材と、光軸方向の周りに回転する回転部材と、を備え、回転部材は、レンズ保持部材と係合する第1溝と、移動部材と係合する第2溝とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
レンズ機構と、
前記レンズ機構をチルトさせるチルト機構と、
前記レンズ機構をシフトさせるシフト機構と、
を備え、
前記レンズ機構は、
レンズを保持し、光軸方向に移動するレンズ保持部材と、
前記レンズ機構の対物側の端部に位置し、前記光軸方向に移動する移動部材と、
前記光軸方向の周りに回転する回転部材と、
を備え、
前記回転部材は、前記レンズ保持部材と係合する第1溝と、前記移動部材と係合する第2溝とを有する
レンズ装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記移動部材の比重は、前記回転部材の比重以下である
請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
前記移動部材は、前記レンズの光学性能に影響するアクセサリ部材に関連する部材である
請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記移動部材は、レンズフードである
請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記移動部材は、光学部材を取付可能な取付部材である
請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記第1溝及び前記第2溝は、前記回転部材の回転に伴って前記レンズ保持部材及び前記移動部材を前記光軸方向に連動して移動させるカム機構を構成している
請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記第1溝は、前記回転部材の回転に伴って前記レンズ保持部材を前記光軸方向に移動させる第1カム溝であり、
前記第2溝は、前記回転部材の回転に伴って前記移動部材を前記光軸方向に移動させる第2カム溝である
請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項8】
前記第1溝のカムピッチである第1ピッチは、前記第2溝のカムピッチである第2ピッチとは異なる
請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項9】
前記第2ピッチは、前記第1ピッチよりも小さい
請求項8に記載のレンズ装置。
【請求項10】
前記レンズ保持部材は、前記第1溝と係合する位置である第1係合位置を有し、
前記移動部材は、前記第2溝と係合する位置である第2係合位置を有し、
前記レンズ保持部材及び前記移動部材が前記対物側とは反対側の結像側に移動した状態である第1状態における前記第1係合位置と前記第2係合位置との間の前記光軸方向に沿った距離を第1距離とし、前記レンズ保持部材及び前記移動部材が前記対物側に移動した状態である第2状態における前記第1係合位置と前記第2係合位置との間の前記光軸方向に沿った距離を第2距離とした場合に、前記第2距離は、前記第1距離よりも短い
請求項1に記載のレンズ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、レンズ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、レンズ鏡筒が開示されている。レンズ鏡筒は、レンズを保持するレンズ保持枠と、レンズ保持枠とは異なる第1枠と、第1枠またはレンズ保持枠の一方に設けられ、焦点距離と撮影距離とレンズの光軸方向における位置との少なくとも1つに基づいて、第1枠またはレンズ保持枠の他方を光軸と交差する方向に駆動する駆動部とを備える。
【0003】
特許文献2には、複数のレンズよりなる光学系内の所定のレンズの位置を光学系の光軸方向と交わる面内で調節する調節機構が開示されている。調節機構は、少なくとも一対の調節部を備える。調節部は、所定のレンズを、所定のレンズの中心軸側に付勢する付勢部と、付勢部によって付勢された所定のレンズの面内での位置を決める位置決め部とを有する。位置決め部は、第一螺合部と第二螺合部を有する第一の螺合部材と、第一螺合部と螺合し、かつ付勢部によって付勢された所定のレンズが押し当ることにより、所定のレンズの面内での位置を決める第二の螺合部材と、第二螺合部と螺合する螺合部を有する固定部材とを有する。第二の螺合部材と固定部材は互いに廻り止めされている。
【0004】
特許文献3には、レンズ鏡筒が開示されている。レンズ鏡筒は、カム筒と、カム筒に嵌合し、カム筒の回転によって光軸方向に移動する第1筒と、像ぶれ補正を行うために光軸方向とは異なる方向に移動するレンズ保持部材を支持し、且つカム筒に嵌合し、カム筒の回転によって光軸方向に移動する第2筒とを備える。第2筒は、第1筒に対して光軸方向に移動可能に係合する第1抑振ピンを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-051182号公報
特開2020-154006号公報
特開2016-145969号公報
【発明の概要】
【0006】
本開示の技術に係る一つの実施形態は、例えば、レンズを保持するレンズ保持部材の移動と、レンズ機構の対物側の端部に位置する移動部材の移動とを独立して行うことができるレンズ装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の技術に係る第1態様は、レンズ機構と、レンズ機構をチルトさせるチルト機構と、レンズ機構をシフトさせるシフト機構と、を備え、レンズ機構は、レンズを保持し、光軸方向に移動するレンズ保持部材と、レンズ機構の対物側の端部に位置し、光軸方向に移動する移動部材と、光軸方向の周りに回転する回転部材と、を備え、回転部材は、レンズ保持部材と係合する第1溝と、移動部材と係合する第2溝とを有するレンズ装置である。
【0008】
本開示の技術に係る第2態様は、第1態様に係るレンズ装置において、移動部材の比重は、回転部材の比重以下であるレンズ装置である。
【0009】
本開示の技術に係る第3態様は、第1態様又は第2態様に係るレンズ装置において、移動部材は、レンズの光学性能に影響するアクセサリ部材に関連する部材であるレンズ装置である。
【0010】
本開示の技術に係る第4態様は、第1態様から第3態様の何れか一つの態様に係るレンズ装置において、移動部材は、レンズフードであるレンズ装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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