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公開番号2024100620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004741
出願日2023-01-16
発明の名称車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60R 22/26 20060101AFI20240719BHJP(車両一般)
要約【課題】シート形態の変更に連動してバックル装置のシート前方側への突出を小さくすることができる車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10は、着座面12Aを有するシートクッション12と、シートクッション12のシート後端側に配置され、背もたれ面14Aを有するシートバック14と、シートクッション12のシート幅方向の一方側に配置され、ウエビング52を介して車体に連結されるバックル装置50と、シートクッション12及びシートバック14の少なくとも一方をシート幅方向の軸周りに回動可能に支持する少なくとも一つの回転軸と、回転軸周りの回転力をシート後方側への引っ張り力に変換しバックル装置50に伝達する動力伝達部PW1と、を備えている。動力伝達部PW1は、シートクッション12又はシートバック14の回動に連動して、バックル装置50をシート後方側へ引き込む構成となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
着座面を有するシートクッションと、
前記シートクッションのシート後端側に配置され、背もたれ面を有するシートバックと、
前記シートクッションのシート幅方向の一方側に配置され、ウエビングを介して車体に連結されるバックル装置と、
前記シートクッション及び前記シートバックの少なくとも一方をシート幅方向の軸周りに回動可能に支持する少なくとも一つの回転軸と、
前記回転軸周りの回転力をシート後方側への引っ張り力に変換し前記バックル装置に伝達する動力伝達部と、を備え、
前記動力伝達部は、前記シートクッション又は前記シートバックの回動に連動して、前記バックル装置をシート後方側へ引き込む、車両用シート。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記動力伝達部は、前記バックル装置をシート後方側へ引き込む際に、前記ウエビングを含む前記バックル装置の全長を短縮させる、請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記動力伝達部は、前記バックル装置をタング挿入方向の軸周りに回転させつつシート後方側へ引き込む、請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記回転軸は、前記シートクッションをシート幅方向の軸周りに回動可能に支持する第1回転軸と、前記シートバックをシート幅方向の軸周りに回動可能に支持する第2回転軸とを有し、
前記シートクッションは、前記第1回転軸周りに回動することにより、前記シートクッションに着座する乗員の臀部を支持する着座用位置と、前記着座面をシート前方側に向けて配置する跳上げ位置に設定可能に構成され、
前記シートバックは、前記第2回転軸周りに回動することにより、前記シートクッションに着座する乗員の背部を支持する背もたれ用位置と、前記背もたれ面をシート下方側に向けて配置する前倒れ位置に設定可能に構成されている、
請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両用シートにおいては、車室内の使用状態に応じてシート形態を変化させることができる種々の技術が知られている。このような技術を搭載するにあたり、シート形態を変化させた際に車両用シートの側方に設けられるバックル装置との干渉を低減させることが課題になる。
【0003】
下記特許文献1では、車両用シートの背もたれを前倒しして折り畳み状態にする際に、シートベルトバックルを前方に旋回させて収納位置に移動させることが提案されている。
【0004】
下記特許文献2では、車両用シートのシートクッションを前方に回動させて起立させた状態にする際に、シートクッションの前方への回動操作に伴ってシートベルトバックルが前方へ自動的に倒れるように構成することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-306370号公報
特開2005-145146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、バックル装置は、シート前方側への突出が大きいほどシートバックやシートクッションと干渉し易くなる。従って、シート形態の変更に連動して、バックル装置のシート前方側への突出を小さくすることが検討されている。上記特許文献1及び特許文献2に記載された技術では、この点について考慮されていないため、改善の余地がある。
【0007】
本発明は上記事実を考慮して、シート形態の変更に連動してバックル装置のシート前方側への突出を小さくすることができる車両用シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載する本発明の車両用シートは、着座面を有するシートクッションと、
前記シートクッションのシート後端側に配置され、背もたれ面を有するシートバックと、前記シートクッションのシート幅方向の一方側に配置され、ウエビングを介して車体に連結されるバックル装置と、前記シートクッション及び前記シートバックの少なくとも一方をシート幅方向の軸周りに回動可能に支持する少なくとも一つの回転軸と、前記回転軸周りの回転力をシート後方側への引っ張り力に変換し前記バックル装置に伝達する動力伝達部と、を備え、前記動力伝達部は、前記シートクッション又は前記シートバックの回動に連動して、前記バックル装置をシート後方側へ引き込む構成となっている。
【0009】
請求項1に記載する本発明の車両用シートは、シートクッション及びシートバックの少なくとも一方をシート幅方向の軸周りに回動可能に支持する少なくとも一つの回転軸を有している。また、車両用シートは、回転軸周りの回転力をシート後方側への引っ張り力に変換しバックル装置に伝達する動力伝達部を備えている。これにより、車両用シートでは、シートクッション又はシートバックの回動に連動して、バックル装置をシート後方側へ引き込むことができる。その結果、シート形態の変更に伴うシートクッションやシートバックの回動時にバックル装置のシート前方側への突出を小さくすることができる、シートクッションやシートバック等とバックル装置との干渉を抑制することができる。
【0010】
請求項2に記載する本発明の車両用シートは、請求項1に記載の構成において、前記動力伝達部は、前記バックル装置をシート後方側へ引き込む際に、前記ウエビングを含む前記バックル装置の全長を短縮させる。
(【0011】以降は省略されています)

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