TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024100386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004352
出願日2023-01-16
発明の名称計量装置
出願人日本山村硝子株式会社,学校法人昭和大学
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 47/20 20060101AFI20240719BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】正確な計量を簡便に行え、構成の簡素化を図ることも容易な計量装置を提供すること。
【解決手段】圧搾操作による容器本体3の弾性変形に伴いノズル5から液状の内容物を注出可能な容器1と、前記内容物を収容可能なカップ2とを具備し、前記ノズル5の先端が前記カップ2の開口側からその内側底面に接近するように前記容器1を移動させたときに、前記ノズル5の先端が前記カップ2の内側底面に到達するまでの間に、前記容器1又は前記カップ2の何れか一方に設けた当接部6が他方に設けた被当接部Sに当接し、前記被当接部Sに対する前記当接部6の押し当てに伴い、前記被当接部Sに設けた傾斜によって前記当接部6は所定位置にガイドされ、前記カップ2の内側底面から前記ノズル5の先端までの距離が一定に維持されるように構成してある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
圧搾操作による容器本体の弾性変形に伴いノズルから液状の内容物を注出可能な容器と、
前記内容物を収容可能なカップとを具備し、
前記ノズルの先端が前記カップの開口側から内側底面に接近するように前記容器を移動させたときに、前記ノズルの先端が前記カップの内側底面に到達するまでの間に、前記容器又は前記カップの何れか一方に設けた当接部が他方に設けた被当接部に当接し、前記被当接部に対する前記当接部の押し当てに伴い、前記被当接部に設けた傾斜によって前記当接部は所定位置にガイドされ、前記カップの内側底面から前記ノズルの先端までの距離が一定に維持されるように構成してある計量装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記被当接部は相互に異なる高さ位置に複数設けられている請求項1に記載の計量装置。
【請求項3】
複数の前記被当接部が前記カップの内周面に沿って階段状に設けられ、前記カップの外周面において前記被当接部に対応する位置に、維持される前記カップの内側底面から前記ノズルの先端までの距離に対応する前記内容物の収容量を表示してある請求項2に記載の計量装置。
【請求項4】
前記容器本体の開口を閉塞する蓋体は、その先端面から突出する前記ノズルと一組の柱とを有し、
前記一組の柱は前記ノズルよりも短く、該柱の先端面は前記当接部を構成し、
前記ノズルと前記一対の柱とは補強壁によって連結してあり、前記補強壁の先端面において前記ノズルに連なる部分に段差を設けてある請求項1~3の何れか一項に記載の計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、液状の薬品(水薬、うがい薬等)、調味料、洗剤等の液体の計量に用いて好適な計量装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
容器に入った液体を所定量使用する場合、目盛入りの計量カップを用いて計量することが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3033394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の方法では、正確に計量するには、計量カップを平らなところに置き、計量カップに注入した液体の液面に目の高さを合わせる必要があるが、大抵の場合、そのためには中腰にならなければならず負担が掛かる。そこで、この負担を避けるために、例えば計量カップを平らなところに置かずに手に持ったまま計量すると、計量カップが水平にならずに誤差が発生し易い。しかも、中腰になる負担を厭わずに計量を行う場合であっても、容器から計量カップに注入した液体の液位が所定の目盛線の位置にあるか否かを目視しながらその注入量を調整する必要があるこの計量作業の性質上、液体の過不足が生じ易く、計量について万全の正確さを期そうとするとかなりの労力が掛かることは避けられない。また、特に、この計量作業を行う者の視力が疲労や病気等によって低下している場合、なおさら計量に手間や労力が掛かったり誤差が発生したりし易くなる。
【0005】
そこで、容器の弾性圧搾により容器内の液体がその上方にある定量カップにまで上昇するようにし、このようにして定量カップ内に至った液体は所定量のみがその場に残留し、余剰の液体は容器内に流下する、所謂オーバーフロー型の計量装置が種々提案されている(例えば特許文献1参照)。しかし、この種の計量装置は総じて構造が複雑であり、製造コストが高く、かつ、洗浄し難い傾向にある。
【0006】
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、正確な計量を簡便に行え、構成の簡素化を図ることも容易な計量装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る計量装置は、圧搾操作による容器本体の弾性変形に伴いノズルから液状の内容物を注出可能な容器と、前記内容物を収容可能なカップとを具備し、前記ノズルの先端が前記カップの開口側から内側底面に接近するように前記容器を移動させたときに、前記ノズルの先端が前記カップの内側底面に到達するまでの間に、前記容器又は前記カップの何れか一方に設けた当接部が他方に設けた被当接部に当接し、前記被当接部に対する前記当接部の押し当てに伴い、前記被当接部に設けた傾斜によって前記当接部は所定位置にガイドされ、前記カップの内側底面から前記ノズルの先端までの距離が一定に維持されるように構成してある(請求項1)。
【0008】
上記計量装置において、前記被当接部は相互に異なる高さ位置に複数設けられていてもよく(請求項2)、複数の前記被当接部が前記カップの内周面に沿って階段状に設けられ、前記カップの外周面において前記被当接部に対応する位置に、維持される前記カップの内側底面から前記ノズルの先端までの距離に対応する前記内容物の収容量を表示してあってもよい(請求項3)。
【0009】
上記計量装置において、前記容器本体の開口を閉塞する蓋体は、その先端面から突出する前記ノズルと一対の柱とを有し、前記一対の柱は前記ノズルよりも短く、該柱の先端面は前記当接部を構成し、前記ノズルと前記一対の柱とは補強壁によって連結してあり、前記補強壁の先端面において前記ノズルに連なる部分に段差を設けてあってもよい(請求項4)。
【発明の効果】
【0010】
本願発明では、正確な計量を簡便に行え、構成の簡素化を図ることも容易な計量装置が得られる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
構造体
6か月前
個人
収納用具
2か月前
個人
半蓋半箱筒
8か月前
個人
物品収納具
2か月前
個人
折り畳み製品
10か月前
個人
テープホルダー
9か月前
個人
開封用カッター
4か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
3か月前
個人
「即時結束具」
10か月前
個人
パウチ容器
6か月前
個人
粘着テープカッタ
10か月前
個人
チャック付き袋体
5か月前
個人
折りたたみコップ
5か月前
個人
爪楊枝流通セット
9か月前
個人
コード長さ調整器
9か月前
三甲株式会社
容器
9か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
7か月前
個人
粘着テープ剥がし具
4か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
三甲株式会社
容器
8か月前
個人
チャック付き保存袋
4か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6日前
個人
伸縮するゴミ収納器
6か月前
個人
プラスチックバッグ
7か月前
三甲株式会社
容器
9か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
株式会社イシダ
包装装置
8か月前
三甲株式会社
容器
2か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
1か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
個人
粘着テープ切断装置
1か月前
個人
開口しやすいレジ袋
6か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
3か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
株式会社KY7
封止装置
9か月前
三甲株式会社
トレー
3か月前
続きを見る