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公開番号2024098270
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001667
出願日2023-01-10
発明の名称はんだ処理装置
出願人千住金属工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B23K 3/06 20060101AFI20240716BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】従来の態様と比べ、ドロスの分解をより効果的に行うことができるはんだ処理装置を提供する。
【解決手段】はんだ処理装置は、溶融はんだを収容する貯留槽110と、前記貯留槽110内の溶融はんだ内で少なくとも一部が延在し、上下方向の位置を変えつつ、溶融はんだ内において水平方向で往復移動する延在部210と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
溶融はんだを収容する貯留槽と、
前記貯留槽内の溶融はんだ内で少なくとも一部が延在し、上下方向の位置を変えつつ、溶融はんだ内において水平方向で往復移動する延在部と、
を備える、はんだ処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記延在部を溶融はんだ内において水平方向で往復移動させる移動部と、
前記移動部からの駆動力によって水平方向に移動される移動体と、
前記移動体をガイドするための波状のガイド部と、
を備えた、請求項1に記載のはんだ処理装置。
【請求項3】
前記移動体に対して下方又は上方への弾性力を付与する弾性部材が設けられる、請求項2に記載のはんだ処理装置。
【請求項4】
前記延在部の少なくとも先端側の一部が非直線形状となっている、請求項1又は2に記載のはんだ処理装置。
【請求項5】
前記延在部はねじり形状となっている、凹凸形状となっている、又は表面に凹部もしくは凸部を有している請求項4に記載のはんだ処理装置。
【請求項6】
前記貯留槽内に設置され、前記溶融はんだを供給する供給部と、
溶融はんだ内に一部が浸漬され、前記延在部の移動領域と前記供給部との間に設けられる仕切部と、
を備える、請求項1又は2に記載のはんだ処理装置。
【請求項7】
前記延在部は、水平方向の一方側に設けられた第一延在部と、水平方向の他方側に設けられた第二延在部とを有し、
前記第一延在部は前記移動本体部の一方側端部に設けられ、
前記第二延在部は前記移動本体部の他方側端部に設けられ、
前記第一延在部及び前記第二延在部の各々は、複数の延在部材を含み、
複数の延在部材は前記往復移動に対する法線方向に沿って平行に設けられる、請求項1又は2のいずれか1項に記載のはんだ処理装置。
【請求項8】
溶融はんだを収容する貯留槽と、
前記貯留槽に設置され、前記溶融はんだを供給する供給部と、
前記貯留槽内の溶融はんだ内で少なくとも一部が延在し、溶融はんだ内において水平方向で往復移動する延在部と、
溶融はんだ内に一部が浸漬され、前記延在部の移動領域と前記供給部との間に設けられる仕切部と、
を備える、はんだ処理装置。
【請求項9】
前記仕切部は、前記貯留槽に対して取り外し自在に設置される、請求項8に記載のはんだ処理装置。
【請求項10】
前記仕切部は、前記供給部と前記延在部との間で前記延在部の移動方向に沿って延在する仕切本体部と、前記仕切本体部の両端部に設けられ、前記延在部の移動方向に直交する方向に延在する1又は一対の仕切側方部を有する、請求項8又は9に記載のはんだ処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、溶融はんだを基板に供給するはんだ処理装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、溶融はんだを基板に対して供給するための噴流はんだ付け装置が知られている。また、噴流はんだ付け装置においては、溶融はんだが酸化したことによって発生するドロスが形成されることも知られており、特許文献1及び2では、このようなドロスに対応するための装置が提案されている。
【0003】
特許文献1では、多数の羽根が平らな面を溶融はんだの液面に対して直交して軸に設置されており、軸は羽根の一部が溶融はんだ中に没する位置に取り付けられているとともに軸がモータと連動して回転する酸化物の分離装置が提案されている。
【0004】
特許文献2では、噴流ノズルの側面に噴流ノズルから噴流された溶融はんだを一方向に流動させる樋が設置されており、溶融はんだの流出方向となる噴流はんだ槽の端部にはノズル方向に開口を有するカバーが設置されており、カバー内にモータに連動されたスクリュウが設置されている噴流はんだ槽が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-53529号公報
特開2002-80950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1及び2を採用した場合でも、ドロスを分解することを一定程度では実現できているが、その効果は限定的なものであった。
【0007】
本発明は、ドロスの分解をより効果的に行うことができるはんだ処理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[概念1]
本発明の第1態様によるはんだ処理装置は、
溶融はんだを収容する貯留槽と、
前記貯留槽内の溶融はんだ内で少なくとも一部が延在し、上下方向の位置を変えつつ、溶融はんだ内において水平方向で往復移動する延在部と、
を備えてもよい。
【0009】
[概念2]
概念1によるはんだ処理装置は、
前記延在部を溶融はんだ内において水平方向で往復移動させる移動部と、
前記移動部からの駆動力によって水平方向に移動される移動体と、
前記移動体をガイドするための波状のガイド部と、
を備えてもよい。
【0010】
[概念3]
概念2によるはんだ処理装置において、
前記移動体に対して下方又は上方への弾性力を付与する弾性部材が設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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