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公開番号2024096620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-17
出願番号2023000241
出願日2023-01-04
発明の名称点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G06T 9/40 20060101AFI20240709BHJP(計算;計数)
要約【課題】符号化の圧縮性能を向上させること。
【解決手段】本発明に係る点群復号装置200は、Predictive codingにおいて、処理対象ノードの親ノードのレーザID及び処理対象ノードの親ノードの方位角からオフセット値を引いた角度を基準に、インター予測器を選出するツリー合成部2020を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
点群復号装置であって、
Predictive codingにおいて、処理対象ノードの親ノードのレーザID及び前記親ノードの方位角からオフセット値を引いた角度を基準に、インター予測器を選出するツリー合成部を備えることを特徴とする点群復号装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記ツリー合成部は、スライスデータ又はヘッダに含まれている値に従い、前記オフセット値を設定することを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項3】
前記ツリー合成部は、前記処理対象ノード毎に、前記処理対象ノードの親ノードの方位角と前記親ノードの親ノードの方位角との差、或いは、前記処理対象ノードの親ノードの方位角と前記処理対象ノードの祖先ノードの方位角との差に基づいて、前記オフセット値を計算して設定することを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項4】
前記ツリー合成部は、方位角の量子化単位の整数倍の固定値として、前記オフセット値を事前に設定することを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項5】
点群復号装置であって、
Predictive codingにおいて、処理対象ノードのレーザID及び方位角を復号し、参照フレームから前記処理対象ノードのレーザID及び方位角に等しい座標値を有するノードをインター予測器として選出するツリー合成部を備えることを特徴とする点群復号装置。
【請求項6】
前記ツリー合成部は、
前記参照フレームに、前記処理対象ノードのレーザID及び方位角に等しい座標値を有するノードが存在しなかった場合に、前記処理対象ノードのレーザIDに等しいレーザID及び前記処理対象ノードの方位角よりも大きい方位角を有するノードの中で最小の方位角を有する第1ノード、及び、前記処理対象ノードのレーザIDに等しいレーザID及び前記処理対象ノードの方位角よりも小さい方位角を有するノードの中で最大の方位角を有する第2ノードを探し、
前記第1ノードの座標値及び前記第2ノードの座標値の重み付き平均を座標値とするノードを新たに生成し、
前記新たに生成したノードを、前記インター予測器として選出することを特徴とする請求項5に記載点群復号装置。
【請求項7】
点群復号装置であって、
Predictive codingにおいて、参照フレームから処理対象ノードに対応するノードを選出し、前記処理対象ノードに対応するノードのイントラ予測残差を、前記処理対象ノードのイントラ予測残差の予測値とするツリー合成部を備えることを特徴とする点群復号装置。
【請求項8】
点群復号方法であって、
Predictive codingにおいて、処理対象ノードの親ノードのレーザID及び前記親ノードの方位角からオフセット値を引いた角度を基準に、インター予測器を選出する工程を有することを特徴とする点群復号方法。
【請求項9】
コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、
前記点群復号装置は、
Predictive codingにおいて、処理対象ノードの親ノードのレーザID及び前記親ノードの方位角からオフセット値を引いた角度を基準に、インター予測器を選出するツリー合成部を備えることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、点群復号装置、点群復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、Predictive codingを行う技術が開示されている。
【0003】
また、非特許文献2では、Predictive cordingにおいて、参照フレームから選出したインター予測器を用いてインター予測を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
G-PCC codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00271
G-PCC 2nd Edition codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00314
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1の方法では、イントラ予測のみ行うため、非均一なシーンでは予測残差が大きくなり、圧縮性能が損なわれることがあるという問題点があった。
【0006】
また、非特許文献2の方法では、イントラ予測の他にインター予測を行うが、直前に復号した点のレーザID及び方位角を基準に参照フレームの点からインター予測器を選出するため、復号対象フレームと参照フレームとの間の位置ずれが大きいと適切な予測器を選択できず、圧縮性能が損なわれることがあるという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、符号化の圧縮性能を向上させることができる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の特徴は、点群復号装置であって、Predictive codingにおいて、処理対象ノードの親ノードのレーザID及び前記親ノードの方位角からオフセット値を引いた角度を基準に、インター予測器を選出するツリー合成部を備えることを要旨とする。
【0009】
本発明の第2の特徴は、点群復号方法であって、Predictive codingにおいて、処理対象ノードの親ノードのレーザID及び前記親ノードの方位角からオフセット値を引いた角度を基準に、インター予測器を選出する工程を有することを要旨とする。
【0010】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、前記点群復号装置は、Predictive codingにおいて、処理対象ノードの親ノードのレーザID及び前記親ノードの方位角からオフセット値を引いた角度を基準に、インター予測器を選出するツリー合成部を備えることを要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)

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