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公開番号2024095239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212377
出願日2022-12-28
発明の名称メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G06T 9/00 20060101AFI20240703BHJP(計算;計数)
要約【課題】効率的に変位量の符号化を実現すること。
【解決手段】本発明に係るメッシュ復号装置200は、基本メッシュを細分割して初期細分割メッシュを出力する基本面分割部203A5と、初期細分割メッシュを構成する頂点ごとに法線を計算する細分割頂点法線計算部203Cと、初期細分割メッシュの面を構成する頂点の位置を移動した後に、細分割面を分割することで、細分割メッシュを調整する細分割メッシュ調整部203Bとを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
メッシュ復号装置であって、
基本メッシュを細分割して初期細分割メッシュを出力するように構成されている基本面分割部と、
前記初期細分割メッシュを構成する頂点ごとに法線を計算するように構成されている細分割頂点法線計算部と、
前記初期細分割メッシュの面を構成する頂点の位置を移動した後に、細分割面を分割することで、細分割メッシュを調整するように構成されている細分割メッシュ調整部とを備えることを特徴とするメッシュ復号装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記細分割頂点法線計算部は、前記初期細分割メッシュ内の基本面を構成する頂点である基本点ごとに定義されている基本点法線の合計値に基づき、前記基本面内の細分割頂点法線を計算するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項3】
前記細分割頂点法線計算部は、前記初期細分割メッシュ内の基本面に隣接する基本面の法線の合計値に基づき、前記基本面内の細分割頂点法線を計算するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項4】
前記細分割頂点法線計算部は、前記初期細分割メッシュ内の基本面内の頂点である基本点及び細分割点の法線として同一のものを使用するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項5】
前記細分割頂点法線計算部は、前記初期細分割メッシュ内の基本面内の基本点及び細分割点の法線が復号順番において既に計算されている場合、前記基本点及び前記細分割点の法線として、前記既に計算されている法線を使用するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項6】
メッシュ復号方法であって、
基本メッシュを細分割して初期細分割メッシュを出力する工程と、
前記初期細分割メッシュを構成する頂点ごとに法線を計算する工程と、
前記初期細分割メッシュの面を構成する頂点の位置を移動した後に、細分割面を分割することで、細分割メッシュを調整する工程とを有することを特徴とするメッシュ復号方法。
【請求項7】
コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、
前記メッシュ復号装置は、
基本メッシュを細分割して初期細分割メッシュを出力するように構成されている基本面分割部と、
前記初期細分割メッシュを構成する頂点ごとに法線を計算するように構成されている細分割頂点法線計算部と、
前記初期細分割メッシュの面を構成する頂点の位置を移動した後に、細分割面を分割することで、細分割メッシュを調整するように構成されている細分割メッシュ調整部とを備えることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1では、メッシュを大まかな基本メッシュと詳細な変位量とに分けて復号しており、かかる変位量は、映像コーデックによって復号されている。かかる変位量は、頂点ごとに定義されている法線に基づき計算されるが、かかる法線の方向が、頂点ごとに異なっている。
【0003】
また、非特許文献1では、パッチごとに設定されているパラメータによって各パッチに対して、復号方法を定義している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Khaled Mammou, Jungsun Kim, Alexis Tourapis, Dimitri Podborski, Krasimir Kolarov, “[V-CG] Apple’s Dynamic Mesh Coding CfP Response,” ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m5928, April 2022.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1では、上述の法線の方向が頂点ごとに異なっているため、効率的に変位量を圧縮することができないという問題点があった。 そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、効率的に変位量の符号化を実現することができるメッシュ復号装置、メッシュ符号化装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、メッシュ復号装置であって、基本メッシュを細分割して初期細分割メッシュを出力するように構成されている基本面分割部と、前記初期細分割メッシュを構成する頂点ごとに法線を計算するように構成されている細分割頂点法線計算部と、前記初期細分割メッシュの面を構成する頂点の位置を移動した後に、細分割面を分割することで、細分割メッシュを調整するように構成されている細分割メッシュ調整部とを備えることを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、メッシュ復号方法であって、基本メッシュを細分割して初期細分割メッシュを出力する工程と、前記初期細分割メッシュを構成する頂点ごとに法線を計算する工程と、前記初期細分割メッシュの面を構成する頂点の位置を移動した後に、細分割面を分割することで、細分割メッシュを調整する工程とを有することを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、前記メッシュ復号装置は、基本メッシュを細分割して初期細分割メッシュを出力するように構成されている基本面分割部と、前記初期細分割メッシュを構成する頂点ごとに法線を計算するように構成されている細分割頂点法線計算部と、前記初期細分割メッシュの面を構成する頂点の位置を移動した後に、細分割面を分割することで、細分割メッシュを調整するように構成されている細分割メッシュ調整部とを備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、効率的に変位量の符号化を実現することができるメッシュ復号装置、メッシュ符号化装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係るメッシュ処理システム1の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、アトラスビットストリームのシンタックス構成の一例を示す図である。
図4は、PDUのシンタックス構成の一例を示す図である。
図5は、FPSのシンタックス構成の一例を示す図である。
図6Aは、基本メッシュ及び細分割メッシュの一例を示す図である。
図6Bは、基本メッシュ及び細分割メッシュの一例を示す図である。
図7は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の機能ブロックの一例について示す図である。
図8は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の基本メッシュ細分割部203Aの機能ブロックの一例を示す図である。
図9は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の基本メッシュ細分割部203Aの基本面分割部203A5による基本面の分割方法の一例について説明するための図である。
図10は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の基本メッシュ細分割部203Aの動作の一例を示すフローチャートである。
図11は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の細分割メッシュ調整部203Bの機能ブロックの一例を示す図である。
図12は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の細分割メッシュ調整部203Bの辺分割点移動部701によって基本面ABC上の辺分割点が移動されたケースの一例を示す図である。
図13は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の細分割メッシュ調整部203Bの細分割面分割部702によって基本面内の細分割面Xに対して再度細分割が行われたケースの一例を示す図である。
図14は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の細分割メッシュ調整部203Bの細分割面分割部702によって全ての細分割面に対して再度細分割が行われたケースの一例を示す図である。
図15は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の細分割頂点法線部計算部203Cの動作の一例を示すフローチャートである。
図16Aは、細分割頂点法線部計算部203Cによる細分割頂点法線の計算方法の一例について説明するための図である。
図16Bは、細分割頂点法線部計算部203Cによる細分割頂点法線の計算方法の一例について説明するための図である。
図17は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の変位量復号部206の機能ブロックの一例について示す図である。
図18は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の変位量復号部206の逆量子化部206Jの動作の一例について示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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