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公開番号2024094532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211135
出願日2022-12-28
発明の名称撮像設定装置および撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20240703BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置に広画角撮像と死角から現れる物体の検出に必要な高解像度かつ高フレームレートでの撮像とを行わせる。
【解決手段】撮像設定装置17は、移動体に搭載される撮像装置における撮像素子であって、第1のフレームレートでの信号読み出しが可能な第1の画素領域12aと該第1のフレームレートより速い第2のフレームレートでの信号読み出しが可能な第2の画素領域12bを設定可能な単一の撮像素子12に対して第2の画素領域を設定する設定手段17と、移動体の周囲環境に関する情報と移動体に関する情報のうち少なくとも一方の情報を取得する取得手段17とを有する。設定手段は、上記少なくとも一方の情報に基づいて第2の画素領域を設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体に搭載される撮像装置における撮像素子であって、第1のフレームレートでの信号読み出しが可能な第1の画素領域と該第1のフレームレートより速い第2のフレームレートでの信号読み出しが可能な第2の画素領域を設定可能な単一の撮像素子に対して前記第2の画素領域を設定する設定手段と、
前記移動体の周囲環境に関する情報と前記移動体に関する情報のうち少なくとも一方の情報を取得する取得手段とを有し、
前記設定手段は、前記少なくとも一方の情報に基づいて前記第2の画素領域を設定することを特徴とする撮像設定装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記設定手段は、前記少なくとも一方の情報に基づいて、前記第2の画素領域の位置、大きさおよび前記第2のフレームレートのうち少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像設定装置。
【請求項3】
前記設定手段は、前記移動体のドライバから死角となる領域を含むように前記第2の画素領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像設定装置。
【請求項4】
前記取得手段は、前記周囲環境に関する情報を、前記移動体に搭載されたカーナビゲーション装置から取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像設定装置。
【請求項5】
前記取得手段は、前記周囲環境に関する情報として、走行中の道路が自動車専用道路か一般道路かの情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の撮像設定装置。
【請求項6】
前記取得手段は、前記周囲環境に関する情報を、前記第1の画素領域から読み出された信号を用いて生成された画像から取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像設定装置。
【請求項7】
前記取得手段は、前記周囲環境に関する情報として、前記移動体のドライバからの死角を生じさせる物体の情報を取得することを特徴とする請求項6に記載の撮像設定装置。
【請求項8】
前記取得手段は、前記自車に関する情報として、前記移動体の進行方向、方向指示器、操舵角および速度のうち少なくとも1つの情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像設定装置。
【請求項9】
前記設定手段は、自動車専用道路上において、先行移動体または合流移動体を含むように前記第2の画素領域を設定することを特徴とする請求項5に記載の撮像設定装置。
【請求項10】
前記設定手段は、前記一般道路の交差点において、前記移動体が曲がる側に前記第2の画素領域を設定することを特徴とする請求項5に記載の撮像設定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載カメラ等に用いられる撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車載カメラモニタリングシステムにおいては、車両の前部、後部および側部等に取り付けられた車載カメラが出力する車外の様々な方向の撮像画像を車内モニタに表示する。少ない数の車載カメラによって自車の周囲の情報(進路の状況や周囲物体の動き等の情報)をドライバに認識させるために、車載カメラとしては広角カメラが用いられることが多い。
【0003】
車載カメラに適用可能な撮像装置として、特許文献1、2には、撮像素子における2つの画素領域から信号を読み出して2つの画像を同時に生成することが可能なものが開示されている。特許文献1では、動く被写体が検出された画素領域から高フレームレートで信号を読み出す。特許文献2では、2つの画素領域のうち一方から電子ルームミラーに表示させる画像を生成するための信号を読み出し、他方からバックモニタとして表示する画像を生成するための信号を読み出す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-34786号公報
国際公開2020/090511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、車載カメラモニタリングシステムには、ドライバに死角となっている領域から急に現れる車両、人、その他の物体を素早く認識させることも求められる。例えば、自車が右左折を開始した後に見え始める物体、遮蔽物の陰から現れる動く物体および先行車両で見えなかった領域から突然現れる落下物等である。このため、車載カメラには高解像度かつ高フレームレートであることが求められる。しかしながら、撮像素子から画像処理回路への信号の伝送帯域や画像処理回路の処理負荷による制限によって、広画角、高解像度および高フレームレートの撮像を同時に満足することは難しい。
【0006】
本発明は、撮像装置に広画角撮像と死角から現れる物体の検出に必要な高解像度かつ高フレームレートでの撮像とを行わせることが可能な撮像設定装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての撮像設定装置は、移動体に搭載される撮像装置における撮像素子であって、第1のフレームレートでの信号読み出しが可能な第1の画素領域と該第1のフレームレートより速い第2のフレームレートでの信号読み出しが可能な第2の画素領域を設定可能な単一の撮像素子に対して第2の画素領域を設定する設定手段と、移動体の周囲環境に関する情報と移動体に関する情報のうち少なくとも一方の情報を取得する取得手段とを有する。設定手段は、上記少なくとも一方の情報に基づいて第2の画素領域を設定することを特徴とする。なお、上記撮像設定手段を含む撮像装置や、該撮像装置を搭載した移動体も本発明の他の一側面を構成する。
【0008】
また本発明の他の一側面としての撮像設定方法は、移動体に搭載される撮像装置における撮像素子であって、第1のフレームレートでの信号読み出しが可能な第1の画素領域と該第1のフレームレートより速い第2のフレームレートでの信号読み出しが可能な第2の画素領域を設定可能な単一の撮像素子に対して第2の画素領域を設定する設定ステップと、移動体の周囲環境に関する情報と移動体に関する情報のうち少なくとも一方の情報を取得するステップとを有する。設定ステップにおいて、上記少なくとも一方の情報に基づいて第2の画素領域を設定することを特徴とする。なお、上記撮像設定方法に従う処理をコンピュータに実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、撮像装置に広画角撮像と死角から現れる物体の検出に必要な高解像度かつ高フレームレートでの撮像とを行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の車載カメラの構成を示すブロック図。
実施例1の車載カメラに用いられる撮像素子の動作を示す図。
実施例1における高FR領域を示す図。
高速道路上での先行車両と落下物を示す図。
実施例1における高FR領域設定処理を示すフローチャート。
実施例1における他の高FR領域設定処理を示すフローチャート。
実施例2における各距離を示す図。
実施例2における交差点を示す図。
実施例2における高FR領域を示す図。
実施例3における後方撮像を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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