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公開番号2024093226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022209461
出願日2022-12-27
発明の名称スリット照明
出願人株式会社安藤・間
代理人個人,個人,個人
主分類F21S 8/02 20060101AFI20240702BHJP(照明)
要約【課題】 天井面において、所定の輪郭形状を強調することができ、メンテナンスが容易な照明を提供する。
【解決手段】 天井面4aの天井下地材の一部に形成された所定幅のスリット15が所定の帯形状をなして延在する天井下地材に支持された箱状体20内に天井面4aの下方からスリット15を通じて見えないように、箱状体20の内部空間の所定位置に保持され、内部空間に向けて発光するLED光源11を備える。LED光源11の発光により箱状体20の内部空間で反射した光が、スリット15を通じて天井面4aの下方を、所定の光の幅で所定の帯形状をなして照らす。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
天井面から下方に向いた開放面を有し、天井下地材の一部で前記開放面の一部を覆うことで、前記天井面に所定幅のスリットが形成され、該スリットが所定の帯形状をなして延在するように、前記天井面の一部を構成する天井下地材に支持された箱状体と、
前記天井面の下方から前記スリットを通じて見えないように、前記箱状体の内部空間の所定位置に保持され、前記内部空間に向けて発光する帯状光源と、
を備え、
前記帯状光源の発光により前記箱状体の内部空間で反射した光が、前記スリットを通じて前記天井面の下方を、所定の光の幅で所定の帯形状をなして照らすことを特徴とするスリット照明。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記箱状体は、前記スリットが建物の下階の天井面と上階の床面とをつなぐように設けられた吹き抜け部の下端開口の周縁に沿って形成されるように、前記下階の天井面の一部を構成する天井下地材に支持された請求項1に記載のスリット照明。
【請求項3】
前記スリットは、前記開口面の一部において、前記天井下地材の端部に取り付けられた仕切り板と前記箱状体の一部との間に形成された請求項1に記載のスリット照明。
【請求項4】
前記帯状光源は、前記仕切り板の上端近傍に保持された請求項1に記載のスリット照明。
【請求項5】
前記帯状光源は、湾曲自在なLEDテープライトである請求項1または請求項3に記載のスリット照明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はスリット照明に係り、建築物内に設けられた、半円形、円形等の断面形状を有する吹抜け部の周縁部を際立たせるスリット照明に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建築化照明の間接照明として、たとえば折り上げ天井に組み込まれて設けられるコーブ照明などが種々提案されている。コーブ照明の一例として、光源となるテープLEDを小型の支持台上に取り付け、天井を照らすようにした間接照明が提案されている(特許文献1)。この間接照明の支持台は、室内側に現れた梁側面に片持ち状に突出するように取り付けられ、支持台上に天井面を照らすテープLEDが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-115491号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された間接照明は、上述したように、光源が躯体の直線梁の側面に取り付けられた支持台上に設けられるため、梁が近くに配置されていない吹き抜け部、特にその断面形状が円形や半円形等のデザインに設計された吹き抜け部に用いる間接照明として採用することはできない。
【0005】
また、吹き抜け部の円形等の断面形状を強調するために、吹き抜け部の周縁に沿った帯状に光るような間接照明を配置したデザインの場合、従来の照明器具では、照射される部分の光の幅や、円形などの曲線形状に倣って照明の寸法を合わせることはできない。
【0006】
そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、光源から照射され、内部の面板で反射下方を照らす光を任意の幅に設定でき、円形等の曲線形状の吹き抜け部の形状を強調することができる間接照明を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のスリット照明は、天井面から下方に向いた開放面を有し、天井下地材の一部で前記開放面の一部を覆うことで、前記天井面に所定幅のスリットが形成され、該スリットが所定の帯形状をなして延在するように、前記天井面の一部を構成する天井下地材に支持された箱状体と、前記天井面の下方から前記スリットを通じて見えないように、前記箱状体の内部空間の所定位置に保持され、前記内部空間に向けて発光する帯状光源とを備え、前記帯状光源の発光により前記箱状体の内部空間で反射した光が、前記スリットを通じて前記天井面の下方を、所定の光の幅で所定の帯形状をなして照らすことを特徴とする。
【0008】
前記箱状体は、前記スリットが建物の下階の天井面と上階の床面とをつなぐように設けられた吹き抜け部の下端開口の周縁に沿って形成されるように、前記下階の天井面の一部を構成する天井下地材に支持されたことが好ましい。
【0009】
前記スリットは、前記開口面の一部において、前記天井下地材の端部に取り付けられた仕切り板と前記箱状体の一部との間に形成されたことが好ましい。
【0010】
前記帯状光源は、前記仕切り板の上端近傍に保持されたことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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